母娘陵辱残酷絵巻・花嫁崩壊〜【4】
「ピンポン」
茜の作ったチャーハンを半分ほど食べ終えた椿は「すっかりマスターしちゃったのね」と、後でする娘とのやり取りを想像しながら楽しい思案に耽っていた。
チャイムを聞いて立ち上がり、微笑を浮かべたままインタフォンを取る。
「はい、どちら様でしょうか?」
「宅急便で〜す。荷物のお届けにあがりましたぁ」
若い男の軽そうな声が耳に飛び込んでくる。
親戚の誰かから茜宛ての結婚祝いが届いたのかも知れない。
椿はねぎらいの言葉を添えて受話器を置くと、いそいそと玄関に向かい、鍵を開けた。
その途端、ドアが外側から勢いよく引き開けられ、ムゥッとした圧力が椿の身体を打った。
「はいゴメンよ〜」
三人の男が、椿に身体をぶつけるようにして、ドカドカと侵入してくる。
見慣れた宅急便の制服ではなかった。
それぞれに汗臭いジャージのようなものを身につけている。
あっけに取られた椿は、声も出せず、顔に笑顔を貼り付けたまま一気にリビングまで押し込まれた。
「なんだよ、結構いいとこ住んでるじゃねぇか。あぁ?」
肉食獣を連想させる獰猛な顔をした、体格のいい先頭の男が、呆然と立ちすくむ椿の顔を覗き込みながら言った。
言いざまに椿の髪の毛を掴み、顔を仰向かせて椿の頬をベロリと舐めた。
「ひっ……」
椿の全身が硬直する。
叫びだしたいのだが、恐怖から咽喉が詰まって呼気を洩らすことしかできない。
獰猛な顔の男は、そんな椿をあざけるように、「なぁ奥さん」と三白眼を細めて唇の端をV字型に吊り上げると、椿の頬を思い切り殴った。
「エグッ!」
容赦のない一撃だった。
椿の膝が折れそうになるが、男は掴んだ髪の毛を一定の高さに保ったまま、さらに殴った。
三発目で椿の耳の奥で「メキッ」という音がし、一瞬、首が回転して天地が逆さになる。
男が髪の毛を放すと、椿は木偶人形のように床へ崩れ落ちた。
他の2人の男は勝手に室内を歩き回り、金目の物をポケットに入れながら、倒れたままもがいている椿をチラチラ振り返っては、好色そうな笑みを浮かべていた。
(つづく)
上へ |
カテゴリ一覧へ TOPへ |
■広告出稿お問い合わせ ■広告に関するお問合せ ■ご意見・ご要望 ■プライバシーポリシー ■大洋グループ公式携帯サイト |