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▼ 1980年8月号 「穿たれたアヌス」【4】

1980年8月号 「穿たれたアヌス」【4】


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投稿=宇田島博子(20歳)
絵=石神よしはる

1980年8月号 「穿たれたアヌス」【4】

お姉さまは、私のアヌスをじっと見つめ、コネコネといじくるのです!

●愛の鞭

「浮気したのね、博子は……」

本気で縛った私のお尻を、ピシャピシャとスリッパで叩くのです。

「許して……許してください」

「承知しないわ……私がいるのに……」

私のお尻は叩かれて、お猿のようにまっ赤に腫れあがりました。そんな目に遭うと私はもう、二日も三日もトイレにしゃがむこともできないのです。翌日、私が涙ぐんでいますとお姉さまは急にやさしくなって、

「わるかったわね、ごめんなさい。でも博子が好きだったからよ……あなたを愛しているから……」

他人の目をはばかるように、私の耳にささやきかけてくるのです。

「お姉さま……」

私はいっそう好きになってしまい、また涙があふれてくるのです。するとお姉さまはご自分の白いハンカチをとり、私の頬に伝わる大粒の涙を拭いてくれます。

「今夜はね……きっと……」

お姉さまはそういって私を歓ばしてくれました。私たちのMハイツは毎日の門限、外泊の制限のほか週一回の臨時点呼、また私物検査などがあります。避妊具、おとなのオモチャ、ポルノ雑誌などの淫らなものを部屋に持ちこんではいけないし、また、どんなBFがいるか、そのBFとどんなおつきあいをしてるかなど、詳しく調べられるのです。

そして半月毎に両親に報告されます。


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