1983年4月号 「女子大生は蝋燭がお好き」【1】
1983年4月号 「女子大生は蝋燭がお好き」【1】
私は、自分で手足を縛ってローソク責めを試みたのです……。
●ミツコからの電話
ミツコからの電話は私宛にかかってきた。先月号を見たのだという。
「あのォ、アタシ、プレイの経験はないんですけどォ、一度経験してみたくてェ、電話したんですけど……」
甘ったるい、可愛い声だった。
「失礼ですけど、年齢は?」
「はたちです」
「独身ですか?」
「ええ。学生です」
「大学生」
「ええ」
「撮影はかまいませんね?」
「ええ。でも、雑誌に載せるときは、顔がわからないようにしてほしいんです」
「わかりました。編集部で責任をもってそうしますから」
「あのォ、撮影って、大勢でするんですか?」
「いや、僕ともう1人、たぶん2人になると思います。いいですか?」
「ええ」
「それで、プレイはいつがいいですか?」
「あの、はやいほうがいいんですけど……」
気がかわらないうちに、という気持があったのかもしれない。
「じゃあ明日でも?」
「ええ」
そこで待ち合わせ場所、時間を決め、一応、参考のために希望するプレイがあるかどうか訊いてみると、
「希望するプレイですか……?」
そういって考えている気配だったが、
「あのォ、自分でやってみたことがあるんですけどォ……」
「どんなこと?」
「うーん、いっちゃおうかな」
照れ臭そうに笑っていうのを、
「そう、いっちゃおう。せっかくプレイするんだもの、そのほうが満足するプレイができるよ」
そういって促すと、
「自分で手と足を縛って、ロ-ソクを落とすの」
「ローソクが好きなんだ?」
「そう。……でも、あまり熱いとだめなの」
「適当なら、感じちゃう?」
「そうみたい……」
「濡れてきちゃう?」
「やだァ!」
笑い声でいう。しだいに会話もノッてきた感じだ。
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