1983年4月号 「女子大生は蝋燭がお好き」【4】
1983年4月号 「女子大生は蝋燭がお好き」【4】
私は、自分で手足を縛ってローソク責めを試みたのです……。
●可愛い20歳
私とSは顔を見合わせていた。おたがい驚きの顔だった。
初対面の挨拶もそこそこに、
「はじめはそうじゃないかとおもったんだけど、はたちにしてはあまり可愛らしいんでちがうだろうって、いってたんだ」
そういうとミツコは笑って、
「アタシ、いつも高校生にまちがわれちゃうの、アタシもさっきから、そうじゃないかと思って見ていたの」
笑うと、かつてアイドルだった浅田美代子そっくりなのだ。
名前もミツコとミヨコ――あまり関係ないか。
どういうヘアスタイルなのか頭上の髪を束ねて斜めうしろに垂らし、全体は肩にまでかかるそのヘアスタイルが、眼のパッチリした可愛い容貌に似合っている。身長は155センチ前後。中肉中背。ダウンジャケットといくらかミニのスカート。線のきれいな脚からプロポーションのよさが窺える。
喫茶店Rで我々3人はしばらく話した。初めて会ったばかりだがすぐに打ちとけ話が弾んだ。
プレイ志願者にはめずらしい、といっても最近の若いコには多くなったが、ミツコは性格的に"根アカ"なのだ。
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