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▼ 1983年4月号 「女子大生は蝋燭がお好き」【5】

1983年4月号 「女子大生は蝋燭がお好き」【5】


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プレイ志願者=ミツコ(仮)

1983年4月号 「女子大生は蝋燭がお好き」【5】

私は、自分で手足を縛ってローソク責めを試みたのです……。

●プレイ志願の動機

話の内容は、なぜ彼女のようなタイプがSMに興味を示し、まして1人でローソクプレイをするようになったのか?

ということから、冒頭の(プレイ志願者紹介)に書いたようなことにおよんだのだが、私には彼女が彼と別れてしばらくはオチ込んでしまい、一転、"根クラ"になったというのがピンとこなかった。

話すのを聞いているかぎり、顔に似ずドライな感じで、そこから正反対の彼女を想像するのは、きわめてむずかしいのだ。

だが、考えてみれば、外見や喋り方だけで心の奥まではわからない。

それは虚勢なのかもしれないし、本人もいうように、「意外にマジメ」な性格だとすれば、ふだん"根アカ"だからこそ、失恋のショックで一転、"根クラ"になったときのオチ込みも激しいということだっていえるのかもしれない。

プレイ志願した動機を、ミツコは、何か自分でも気持にふんぎりがほしかったのと、プレイそのものにも興味があったからだというような言い方をした。

やはり、根はマジメなのだ。

私とSはミツコの気持にふんぎりをつけてやるべく彼女を促すと喫茶店を出た。

行先はたまに本誌でも使う近くのホテル、というより連れ込み旅館である。

ところで今回の私のパートナーのSだが、彼はカメラも使えるので、今回は前号のY夫妻のときとはちがい、私がプレイヤーに回り、彼が撮影をすることになっていた。


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