1983年5月号 「東京SM見聞録」【8】
1983年5月号 「東京SM見聞録」【8】
好奇心旺盛な夫妻の、SMプレイを突撃モニター!
●竹笞が暴く官能
後手縛りの縄尻は天井から下がった鉄輪に結ばれた。
立ちポーズを強いられた夫人の裸身をO氏の竹笞の先がなぞる。乳房、脇腹、そしてショーツの前のふくらみ……。それにつれて夫人の体がくねる。
「どうした? もう感じてるのか?」
「いや」
夫人はすねるようにいって弱弱しくセミロングの髪を振る。
「恥ずかしいか? ん?」
O氏は"おおよしよし"というように夫人を抱き寄せると夫人の顔を仰向かせて口づけした。それもねっとりと熱っぽいディープキスだ。
息苦しそうに夫人が甘い鼻声を洩らすと、O氏はやっと唇を離した。
「ちょっとは気分が出てきたか」
夫人に笑いかけると、その体をくるりと後ろ向きにした。形よく張って引き締ったヒップをつつむショーツがセクシーだ。
後手の縄をつかんだO氏はそのヒップを竹笞でしばいた。ビシッ! 「アッ!」夫人が苦痛のこもった声をあげてのけぞる。
悶えくねるヒップをつづけて竹笞が襲う。竹笞特有の鋭い打擲音が立つ。そのたびに「アッ」「ウッ」と短い呻きを放ってのけぞる夫人。突き出したヒップが淫らがましくくねる。ようやく『サム』の店内にサディスティックな熱気がたちこめてきた。
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