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▼ スナイパーアーカイブ・ギャラリー 読者投稿告白手記「肛道の恍惚」【2】

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投稿者=青山美紀子


私は26歳のN航空・国際線スチュワーデス。私の人生は、インテリヤクザ・桂木との出会いによって大きく狂わされた――。あるCAが体験した、羞恥と屈辱まみれのアナル責め地獄! 『S&Mスナイパー』1980年6月号に掲載された読者投稿告白手記を、再編集の上で全13回に分けて掲載しています。


【2】アナルに触れてくる怪しい指

きっかけを作ったのは彼のほうでした。彼は私と目を合わせると、「あなたと一度、食事がしたいですね」と、いかにも紳士然とした微笑を浮かべたのでした。

「ありがとうこざいます」

そのときは軽くかわしましたが、内心では胸騒ぎを覚えていました。そしてその3日後、運命の糸に導かれるようにしてホノルルのSロビーで彼と偶然に再会した私は、誘われるまま一緒に食事をして軽くお酒まで飲んでしまっていたのでした。

"桂木吾郎・T商事貿易部長"

名刺に惚れ込んだわけではありませんが、食事の後はベッドを共にしました。

私たちの世界では、食事に誘ってベッドに誘わないのは紳士のエチケット違反と言われます。「尻軽女」と言われそうですが、私はワイキキの浜辺が眼下に見えるホテルで、桂木に抱かれました。彼のテクニックは確かで、私は何度も絶頂に導かれました。

桂木は外国人のように前戯、後戯ともに手抜きなどせず、指、唇、舌と三拍子揃えて私を責め抜きました。スチュワーデスの中では真面目なほうの私でも、すでに外人を含め何人かの男性経験はありましたので、比較することができたのです。

一つだけ気になったことがあるとすれば、行為の最中、彼の指が私のアナルに何度か触れたのです。故意か、偶然か......ぼぉっとなっておりましたのでよくわからなかったのですが、驚いた私は「あっ」と声を上げてすぐにお尻を引っ込めました。そのたった一つのことを除けば、桂木の行為は私が想像した以上のパーフェクトなセックスでした。

この初回のデートの印象がよかったこともあり、私はその後もホノルルで彼とのデートを重ねました。まさか彼が、ホノルルや香港にも出先を持つ、暴力団K組の幹部だなんて、この時はまだ知らなかったのです。T商事とは表向きの名、桂木はホノルルで売春、ブルーフィルム、覚醒剤などに手を出すインテリヤクザだったのでした。
(続く)


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