デカ尻調教記【3】
煙草責め 3
それにしても“菊花”とは誰が名づけたのか。こないだ江戸時代の古川柳を読んでいたら、アヌスのことをこの頃から、“菊”とか“菊座”とか呼んでいたらしいが、その雅な呼称に私は感心してしまった。
たとえばこんな句。
わがもので見たことのない菊の花
芋武士は葵よりみな菊に這い
横道にそれたが、冴子のアヌスをじっくり眺めた私は、まことに“菊花”そっくりなことに舌を巻いてしまうのだ。もっとも彼女の菊花はこのところ私の責めにいささかビランしておって、清楚な白菊のおもむきはない。菊芯はメラニン酸であさ黒く変色、そこから放射状に散る菊弁も、べっとりとして脂が透いている。
「いっぺん見せてやりたいな」
私はからかいながら、その菊に煙草を押し込めた。すると奇妙にも彼女のそこは、まるで唇のようにそれを含んでしまう。さらに面白いのはそこがさわさわと嬬動して、煙草を喫うのである。
「うまいか、おい……」
私が言うと、
「知りません……」
冴子はいっそうはげしく、部分の蝿動をおこなう。そのうちに煙草の火がどんどんと接近してきて、まわりの秘毛をちりちりと焦がしはじめる。彼女が熱がって苦しむのはそれからである。
「どうだ、気分は……」
「熱っ、熱っ……あっ……」
冴子はのたうつが、その熱い刺激がたまらんように悶えつづけるのだ。
(続く)
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