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▼ 未亡人との熱い日々【3】
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告白=三田村祐二


29歳、女盛りの未亡人と体験した濃厚なSMプレイの日々――。大胆に責めること、受け入れられることの淫靡な悦びが華を咲かせ、やがて散っていくまでの刹那の思い出とは。『S&Mスナイパー』1980年11月号に掲載された読者体験手記を再編集の上で紹介します。年上の女性が見せる恥じらいと懐の深さに甘える若きS男性の胸の鼓動が、SMマニアの楽しみと孤独を表現しています。


【3】女芯

ベージュのスカートを剥ぎ取ると、後は身につけているものといえば、パンティ一枚きりの妙子である。暑い盛りとあってパンストはつけていない。

スカートの色に合わせたのかベージュの薄いビキニパンティ一枚にされた妙子は、さらにその下肢をあぐらに組まされて仰向けにされている。もちろん私が卑猥な言葉と共に、無理矢理縛り上げたのである。

「ねえ、私をどうしようっていうの」

妙子が不安気な面持ちで私に尋ねる。

私はそんな妙子を見下ろしながら、ハサミを取り出して言った。

「奥さん、隣の部屋までならノーパンで帰っても平気だよな」

私の手元を見ていた妙子は、その言葉に狼狽した。

「な、何をしようっていうの」

驚きの声を上げる妙子。

だが、私は冷静な声になって、

「なあに、このハサミで最後の下着を切り裂くだけさ」

と言い放った。

「だ、だめよ。ハサミで切るなんていや」

妙子は言い続けたが、

「大声で奥さんの男遊びを喋り歩こうか

という一言でおとなしくなった。

「ううっ、ひどいわ。こんなことになるなんて」

切な気に呻く妙子の声を心地よく耳にしながら、私は妙子のバンティをハサミで切り取った。

「奥さんは毛深いんだねえ。ここの毛の濃い女は好き者だっていうぜ。男とホテルにしけ込むのも無理ないねえ」

私は妙子に対して言葉で嬲り始めていた。

「いや、言わないで。三田村さん、見ないでぇ」

縄にいましめられた裸身を優美に悶えさせながら妙子が喘ぐ。そんな表情を楽しみながら私は、

「ふうん、見ちゃいけないの。それなら……」

と言い、妙子の女芯に手を伸ばして左右のラビアをかきひろげたり、木の芽の表皮をクルッとムキ上げて、指の腹で嬲ったリした。

「ああっ、いや。やめてよう」

切な気に喘ぐ妙子の表情は微妙な変化を見せており、ましてや女芯からは愛液すら湧き出させていた。

私はそれを元に妙子を責めた。

「奥さん、今下の口がどうなっているか言ってみな」
「かんにんして……そんなこと言えないわ」

拒否する妙子を見やりながら、私は次の責めの準備に取りかかっていた。

私はT字型の安全カミソリとシェービングクリーム、それに濡れタオルを持って、妙子の側にすわり込んだ。

そして、彼女の恥丘を隠す春草を手でやわやわと弄びながら唐突に言った。

「奥さん、ここのおケケを剃り落とすぜ」
「な、何ですって」

妙子は、拒否よりも何よりも驚きが先に立ったらしい。

それはそうだろう。思春期以来、自分の体の一部として当然のごとく存在し続けた秘所の翳り。それを今突然剃り落とされるといってもピンとは来ないのだろう。

しかし、私が、

「じゃあ、始めるからな」

と言った時、初めて実感として受け止めた妙子は、

「いやーっ、いやよいや。絶対にダメ。それだけは許して。ね、私の肉体が欲しいのならあげますから」

火のついたように騒ぎ始めた。

その台詞を耳にした私は、

「ほーう、自分から犯してくれとは、淫乱な未亡人だぜ」

と言ったが、

(ちょっと抵抗があり過ぎるな)

とも思い、手拭いで妙子に猿ぐつわをかませたのであった。

(続く)


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