告白=三田村祐二
【3】女芯
ベージュのスカートを剥ぎ取ると、後は身につけているものといえば、パンティ一枚きりの妙子である。暑い盛りとあってパンストはつけていない。
スカートの色に合わせたのかベージュの薄いビキニパンティ一枚にされた妙子は、さらにその下肢をあぐらに組まされて仰向けにされている。もちろん私が卑猥な言葉と共に、無理矢理縛り上げたのである。
「ねえ、私をどうしようっていうの」
妙子が不安気な面持ちで私に尋ねる。
私はそんな妙子を見下ろしながら、ハサミを取り出して言った。
「奥さん、隣の部屋までならノーパンで帰っても平気だよな」
私の手元を見ていた妙子は、その言葉に狼狽した。
「な、何をしようっていうの」
驚きの声を上げる妙子。
だが、私は冷静な声になって、
「なあに、このハサミで最後の下着を切り裂くだけさ」
と言い放った。
「だ、だめよ。ハサミで切るなんていや」
妙子は言い続けたが、
「大声で奥さんの男遊びを喋り歩こうか
という一言でおとなしくなった。
「ううっ、ひどいわ。こんなことになるなんて」
切な気に呻く妙子の声を心地よく耳にしながら、私は妙子のバンティをハサミで切り取った。
「奥さんは毛深いんだねえ。ここの毛の濃い女は好き者だっていうぜ。男とホテルにしけ込むのも無理ないねえ」
私は妙子に対して言葉で嬲り始めていた。
「いや、言わないで。三田村さん、見ないでぇ」
縄にいましめられた裸身を優美に悶えさせながら妙子が喘ぐ。そんな表情を楽しみながら私は、
「ふうん、見ちゃいけないの。それなら……」
と言い、妙子の女芯に手を伸ばして左右のラビアをかきひろげたり、木の芽の表皮をクルッとムキ上げて、指の腹で嬲ったリした。
「ああっ、いや。やめてよう」
切な気に喘ぐ妙子の表情は微妙な変化を見せており、ましてや女芯からは愛液すら湧き出させていた。
私はそれを元に妙子を責めた。
「奥さん、今下の口がどうなっているか言ってみな」
「かんにんして……そんなこと言えないわ」
拒否する妙子を見やりながら、私は次の責めの準備に取りかかっていた。
私はT字型の安全カミソリとシェービングクリーム、それに濡れタオルを持って、妙子の側にすわり込んだ。
そして、彼女の恥丘を隠す春草を手でやわやわと弄びながら唐突に言った。
「奥さん、ここのおケケを剃り落とすぜ」
「な、何ですって」
妙子は、拒否よりも何よりも驚きが先に立ったらしい。
それはそうだろう。思春期以来、自分の体の一部として当然のごとく存在し続けた秘所の翳り。それを今突然剃り落とされるといってもピンとは来ないのだろう。
しかし、私が、
「じゃあ、始めるからな」
と言った時、初めて実感として受け止めた妙子は、
「いやーっ、いやよいや。絶対にダメ。それだけは許して。ね、私の肉体が欲しいのならあげますから」
火のついたように騒ぎ始めた。
その台詞を耳にした私は、
「ほーう、自分から犯してくれとは、淫乱な未亡人だぜ」
と言ったが、
(ちょっと抵抗があり過ぎるな)
とも思い、手拭いで妙子に猿ぐつわをかませたのであった。
(続く)
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