魂の暗部を狙撃するSM情報ポータル SMスナイパー
▼ 未亡人との熱い日々【4】
miboujin04.gif

告白=三田村祐二


29歳、女盛りの未亡人と体験した濃厚なSMプレイの日々――。大胆に責めること、受け入れられることの淫靡な悦びが華を咲かせ、やがて散っていくまでの刹那の思い出とは。『S&Mスナイパー』1980年11月号に掲載された読者体験手記を再編集の上で紹介します。年上の女性が見せる恥じらいと懐の深さに甘える若きS男性の胸の鼓動が、SMマニアの楽しみと孤独を表現しています。


【4】剃毛

手拭いで言葉を封じられた妙子は、

「うやっ、ううっ、むう……」

と、声にならぬ声で拒否し続けたが、私は、

「騒ぐと怪我をするぞ」

一声かけて、ハサミでまず短く刈り込み始めた。妙子は、シャキッ、シャキッというハサミの音に、翳りを落とされることを実感し、目に涙さえ浮かべながら猿ぐつわの下で小さく呻き続けていた。

「奥さん、いよいよカミソリによる剃毛式だよ。動くと大切な所に傷がつくから注意をするんだな」

一声かけて、シェービングクリームの上から丹念に毛を剃り落としていった。

妙子は、

「うくっ、うう……」

と呻きつつも、傷がつくという私の言葉に、じっと動かないでされるままにしていた。

全ての春草を剃り落した私は、濡れタオルできれいにそこを拭き取り、改めて、スベスベになった妙子の恥丘に見入った。

「きれいだぜ、奥さん。まるで童女のような愛らしさだ。それに、こうされちゃあ、男遊びもしばらく出来ないだろう」

言いながら私は、妙子の猿ぐつわを取ってやった。

「ひどいわ……本当にひどいわ」

泣きながら恨めし気に私を見る妙子を、

(可愛い)

と感じた私であった。それに涙を浮かべる様を見ていると、ちょっと可哀そうな気持ちも起こってきた。

しかし、だからといってそこまでで許すほど、私はお人好しではなかった。ペソをかいている妙子の上半身を抱き起こし、乳房をやわやわと揉みしだき、先端の乳首を指ではさんで嬲ったりたりした。

さらに、私が妙子にキスをすると、彼女は十分それに応じ、私が伸ばす舌を自らの口中でからめ取り、私の唾液をも喉を上下させて飲み込んだ。

気をよくした私は、妙子から離れると、あぐらに組ませて縛った足首の縄を、彼女の首に回してグイグイ引き絞り、足首が顔に近づいたところで縄止めを行なった。そして、そうした妙子を仰向けにころがしたのである。濃密な口づけを受けて、責めから解放されると思っていた妙子は、

「ああ、苦しいわ。まだ私をいじめるつもりなの」

と言って唇をかんだ。

そういうポーズに晒されると、女の秘所はムキ出しである。全て剃り落とされてツルツルになった恥丘、それ故くっきりと亀裂を見せる女のもう一つの顔。女体で最も敏感なボタンは、今や充血して、小指の先ほどまでにも大きくなって息づいている。

その下で左右にひろがるラビアは、さほどの色素沈着を見せずに、ヒクヒクと淫らに収縮している。

さらに、女芯のみならず、自らは目にすることの出来ない菊の蕾すらも天井を向けて、その様を露にしているのである。

およそ十五分ばかり、そうして言葉と指で女の秘所(もちろんアヌスも含めて)を嬲り続けた私も、下半身の誘惑には勝てず、妙子の直に回した縄と足首の細をほどいた。そして彼女の上におおいかぶさるようにして貫き、妙子の体内に自分の精をしたたかにほとばしらせたのである。

(続く)


《次へ 一覧 前へ》
上へue.gif


yoko.gifカテゴリ一覧へ
yoko.gifTOPへ
広告出稿お問い合わせ
広告に関するお問合せ
ご意見・ご要望
プライバシーポリシー
大洋グループ公式携帯サイト
COPYRIGHT(C)2008
WaileaPublishing