投稿者=青山美紀子
【6】犯されたアナル
「や、やめて......」
「駄目だ!」
彼は私の両手首の縄を解きました。しかし私はもう抵抗できません。それを見定めたからこそ彼は縄を解いたのです。
「許して......」
泣きながら懇願する私を無視して、彼は私に四つん這いになるように命じました。死ぬほど恥ずかしいことをされるというのに、私は自分の両手で休を支えなればならないのです。
それはいわゆる後背位の恰好ですが、これから始まろうとしているのはノーマルなセックスではありません。今さら確認するまでもなく、彼はアナルセックスを求めていたのでした。
余りのことに金縛りにあったような状態になった私は、ただ震えているばかりで何の抵抗もすることができませんでした。すべては桂木のなすがまま、私はアナルを犯されました。
今、その時のことを具体的に書くことはとてもできません。言葉にならぬ屈辱、そして苦痛......熱い衝撃がアナルから背節を貫き、脳天に達したとでも言えばいいでしょうか。ともかく、私はアナルを犯されてしまったのです。そしてそれが、以後延々と続くアナル責めへの第一歩だったのです。
(続く)
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