デカ尻調教記【8】
虫の運動会 2
いったい女性の性感帯は何カ所あるか。
俗説には365カ所あるという。男性はごく一部にしかないが、女性はあらゆるところが性感帯なのだ。毛髪や首筋、耳朶などをくすぐると興奮する女性は少なくない。
「きみ、ここはいいんじゃないかね」
私はいつもからかった。冴子の臀丘をくすぐり、菊花を指でいじくりながら……。
「やめて……」
冴子は否定しなかった。そこで私はもっともっと彼女を満足させたく思ったのだ。私はまず羽毛でデカ尻をくすぐった。これはごく初歩的な責めだったが、すると彼女の白い臀丘は、ぽっと桜色にうるんでいった。
生毛が立ってとてもきれいになる。そんなとき菊花は恥ずかしそうに、収縮運動をすることがわかった。
「敏感だな」
私はついでゴキブリを十匹ほど木綿糸でくくり、冴子の巨臀の上でもぞもぞと這わせてやった。
「きゃッ……」
彼女はとびあがった。
「ゴキブリの運動会だ、ほら……」
私は声をあげて興ずる。
「やめて……ゴキブナはいや……」
さらにクワガタ、カブト虫などの昆虫を私は“運動会”に参加させた。軽井沢の夏は小動物にことかかぬ。私のプレイはこうしてだんだんとエスカレートしてきたのだが、ある日、私の別荘へ野良猫がやってきたのだ。そいつは黒と金色と白の三毛猫で、人なつっこいオスだった。まだ小猫で、抱いてみると私の胸をざらざらした舌でしゃぶった。
「こいつは面白いぞ……」
私はニヤリとして思いついた。
(続く)
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