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▼ 読者投稿小説「秘画 母子相姦」【8】
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告白=栗栖宏二仮名)


家へ押し入ってきた謎の男に緊縛されて淫らに身悶えてしまう母。その痴態を眼前で見せられる十代の息子。徐々にエスカレートしていく行為の果て、謎の男が仕掛る禁断の一手とは……。『S&Mスナイパー』1981年4月号に掲載された読者投稿小説を、全11回に分けて掲載しています。昭和的妄想エロスの陰湿な味わいをお楽しみ下さい。


母を犯せ

「お前のおふくろだって、抱いて欲しいと思ってるんだ」

ねっとりした男の唇が、耳たぶの辺りをくすぐった。

「お前が、思いをとげさせてやるんだ」

男は、今度は少し強い口調でいった。さすがにぼくはたじろぎ、頭を激しく横にふり、母から顔そむけようとした。母は唇を噛みしめ、男をきっと睨みかえすようにした。

しかし、ぼくから離れた男の片手が、下半身に伸び、繊毛をよりわけ、深く谷間をえぐりはじめると、母の表情は、再び痴呆のそれに近いものとなっていった。

深紅色の秘丘が男の指にもてあそばれ、激しくうねるのを、ぼくははっきりと見てとった。

「お前のおふくろがこんなに頼んでいるのに、お前は言うことをきいてやらないのか」

ぼくは、母の淫らに揺れる太股、下腹、男の指を深くくわえこむその部分から、どうしても眼をそらせずにいた。しかし、その時のぼくにも、さすがにわずかな理性は残っていたようだ。

しなだれた下腹の一物に血が流れ込み、母の裸身を前にして、完全に欲情がむきだしそうになるのを必死にこらえ、太い縄を断ち切るように、ぼくは視線を母の下腹からひき離した。

その時、不意に男の平手がぼくの頬を強く打った。落雷のような衝撃が、ぼくの全身を打ち震えさせた。

「目をそらすな」

男は、血走った目をさらにぎらぎら輝かせてぼくをにらみすえた。ぼくは頭がぼっとして、しばらくは棒立ちのまま母と男をぼんやりと見返していた。
(続く)


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