犬になった美少年 第2回
犬になった美少年 第2回
美少年の初々しい一物を苛めると私のスキャンティはびっしょりでした……
●訪問
私は36歳、独身のデザイナーで勝気で気紛れのわがままです。結婚しないのは仕事への影響が困るのと、生活に窮したことがないからです。よく女ひとりが結婚もしないで仕事をしていると世間では、
「アノほうはどうしてるんだろう?」
なんていやらしい想像をしますが、それは下衆のかんぐりというものです。世間が想像するほどセックスの処理には困っていません。欲求不満のときは近くの馬事公苑で乗馬、馬を思い切り引っぱたくし、デパートで無茶苦茶なショッピングもする。使用人や弟子にはなるだけ当らぬようにしていますが、ときに男性の弟子を叱りとばすこともあります。
男性と違って性欲も直接的でないから、女性はたとえ私のような女盛りになってもそれほど困りはしないのです。もっとも私だって若い頃、留学先のパリではホストクラブで遊んだり、コールボーイを買ったこともあります。しかしいまはそんなはしたない真似はしないし、それは一流デザイナーとしての私のプライドにかかわる問題だからです。
私がM・Tと会ったのは、そんな手紙が数通きてしばらくしてからでした。ある休日、チャイムが鳴ったので扉をあけてみると、ひとりの少年が立っていました。15、6歳のきちんと夏服をきた可愛い少年だったので、ひと目で私はM・Tであるのがわかりました。
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