犬になった美少年 第3回【3】
犬になった美少年 第3回【3】
美少年の初々しい一物を苛めると私のスキャンティはびっしょりでした……
●少年の肌
「なら検査してあげるわ。こっちへきて脱ぎなさい」
「検査?」
「そうよ。私のペットは純粋な優良犬でないといけないわ。そのままではわかんない、こっちへきて全部脱ぐのよ」
「は、はい……」
M・Tはさすがにうろたえたようでした。目の下が赤みをさしてからだがふるえていました。やはり恥ずかしそうでした。
「ぐずぐずしててはいけないわよ。おばさまは勇気のない子は大きらい……」
「おばさま、お願いです。あちらをむいてください」
M・Tは哀願するようにいうので私は背をむけました。背後で少年の衣服を脱ぐ音に私の胸は熱くなってきました。どんなからだをしてるのだろう?
ここしばらく私は少年のナマのハダカを見たことがなかったのです。
私の見るハダカはみんな疲れた中年のものばかりでした。去年も私は人気タレントJのステージファッションをつくるため、彼のハダカを見ましたがそれはとうてい二目と見られぬものでした。
酒と夜ふかしとそして女に荒廃している肌……私はM・Tに期待したのです。
「おばさま……」
M・Tの声に、私は胸をときめかして振り返りました。
「あっ……」
私は息を呑みました。予想以上の美しい少年の肌でした。ほっそりと生硬なくらいゼイ肉のない引き締まった少年の肌は、ミルクを塗り固めたようにしっとりと湿ってさえいました。
パリにいた頃、私はよくルーブル美術館へでかけ、あそこの地下にあるミケランジェロの大理石の彫像を鑑賞したことがありました。あのとき数百年もむかしに彫られた彫像が、まるで昨日つくられたみたいにナマナマしく輝き、色気さえ漂よっていたのに感動したものでした。
M・Tの肌はそのみずみずしく洗練されたミケランジェロの作品にさえ似ていました。しかし彫刻と違って全身に、毛虫みたいな生毛が密生していて、それがふるえているのです。
私が感歎しなからぷわーっと息を吹っかけると生毛がさわさわとそよぎ、あたりがぽーっとピンク色に染まったのです。
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