私は多情な悦虐人形 第6回【2】
私は多情な悦虐人形 第6回【2】
田上さんは私のお尻の方から手を差入れて秘所をまさぐるのです。
●快感と羞恥のブレンド
華岡さんの愛撫は全てお尻やアヌスに集中していました。
アヌスを愛されるなんて、私は初めてだったから、このときばかりは、ずいぶんと抵抗しました。
「そこは、よごれているから、イヤッ!お願い、やめてッ」
生まれて初めて私は男の人の求めを拒んだのです。
華岡さんは、さすがにムッと怒りを顔に浮かべて、
「加代さんッ、ボクがやりたいって言ってるんだから、何も問題はないだろう」
って言いながら、力づくで赤ちゃんのオムツを取り換えるときのようなポーズをとらせたんです。
田上さんに緊縛されたときの羞恥心は、遊戯のような余裕があったのですけど、華岡さんに要求されたポーズは、からだの芯を突き刺されるような羞恥でした。
華岡さんの指が私のアヌスをクリクリと揉みました。
「あッ、ああ! は、恥ずかしい……」
私はほんとうに身も世もない、といった声をあげてしまいました。
でも、そのくせ、目のくらむような興奮とも快感ともつかない感情を味わっていたのです。
そのとき田上さんが言った、
「快感と羞恥のブレンド……」
という言葉が浮かんできました。
ところが私は華岡さんにこの上ない羞恥を吹きこまれながら、田上さんの言葉にふと疑問を覚えました。
私は羞恥そのものが快感であるような不思議な感覚を味わっていたのです……。
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