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▼ SとMの狭間で揺れる我が秘悦【4】
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告白=氏家さと子(33歳)


毛羽立つ縄を秘裂に擦り付けて自慰に耽る書道教室の女性師範。その脳裏に渦巻いているのは少年生徒たちの若き肉茎を弄ぶ、変態淫女と化した己の姿だった……。被虐願望と嗜虐願望が相克するアブノーマルな性の実態を生々しく綴った告白手記。『S&Mスナイパー』1981年1月号に掲載された読者投稿を再編集の上で紹介しています。


【4】少年の肛門を……

「どのくらいおとなになったかおちんちんを検査してあげるから。こちらへきて見せなさい」

私は強く言いました。

「……」
「先生に見せられないの。そんなやましいことしてるの」

私が詰問すると、

「なにもしていません……」

Yくんは観念して半ズボンをおろし、パンツを脱ぎました。私はあまりの美しさに目を細めました。やはり生えていないのでした。ツルリとした鼠蹊部にラッキョウみたいな包皮をつけた部分は、かすかに勃起加減で突っ立っていました。

「こっちへくるの!」

私は泣きだしそうなYくんを呼びつけると、指で触れ、唇を押しつけました。突然、私はいつも妄想に耽っている光景を実行してみたく思ったのです。含んで咬み切り、砕いてしまいたい衝動に私は襲われました。

「先生……許して……」

Yくんは怯えながら私から逃れようとしました。私は夢中になって含み、しゃぶり、そして歯を立てていました。私の口腔の中でそれは容積を増していました。

「うぐっ……」

私は頬ばるように含みながら同時に右手を、Yくんの肛門に伸ばし、指を体内に入れていたのでした。

「先生……」

Yくんは身体を揺すり、私の弄虐から逃れようとします。しかし私は小鳥を仕止めた鷹のように、しっかとYくんを捉えて離しませんでした。粉ミルクで塗り固めたような少年の肌が、私を興奮させました。私は舌と歯を使い彼の部分を痛めつけ、同時に右指二本で彼の稚い肛門を虐めていたのです。

そして私は両股をこすりつけていました。私の下着の下には例の股縄がタテ褌のように、締めつけられていたのです。

「うっ……うぐっ……」

私はセックスの化物でした。私は汗だらけになり、鮮烈な快感をさらに増幅しようと必死でした。やがて口腔の中でYくんの部分は収縮、どろりとした体液が私の歯茎に泌みわたっていきました。

Yくんが私の口の中で射出したのでした。

(続く)


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