されど俺の日々【13】
されど俺の日々【13】
次々と凶悪な犯罪を繰り返す正太の犯罪者的性格は中学の頃から如実に現れていた。
●凶悪犯人
一雄は美代子よりも二年上級であった。
都内にある私立大学へ通っていた。
勿論、家から定期的に通学するのは無理だから、下宿はしていたが一月に一度位は故郷に戻ってきていた。
美代子と会うのがその大きな理由であったことは間違いない。
この日は二人にとって運命の日になるはずであった。
美代子はもし一雄が求めるならそのすべてを許しても良いと決心していたのだった。
ただ、彼女はまだ処女であり男を迎え入れるには多少の恐れもあった。
優しくしてくれるかな、と美代子は興奮の中で念じていた。
一雄は美代子が彼の手の動きに合わせて腰を浮かし、指の侵入に協力していることを感づいていた。
――おや、今日は調子が良いぞ――
彼はキャバレーのホステスやトルコ嬢などのその部分を触ったことは何度かあったが、素人の女性の暗黒部分をその指に感じるのは初めてのことであった。
そこは想像以上に柔らかく、温かく、そして潤っていた。
彼は自分の行為によって、彼女が十分に潤いを示していることが誇らしかった。
他人によってはここまで彼女は気分を出すことはない、僕だから彼女はこんなに濡れているのだ。
彼女も僕のことが好きなんだ。
――そうだ、パンティを外してみよう、彼女は拒否するだろうか――
一雄は彼女の尻の方に手を差し入れ、パンティとパンストの縁に指をかけた。
何と彼女は腰を浮かしてくるではないか。
OKなのだ。
外してしまえば思い切り彼女の部分に触れることが出来る。
今日は素晴らしい日になるぞ。
――ねえ、ここじゃ嫌。
何か人に見られているような気がして。
そう美代子が一雄に囁いた時だった。
上へ |
カテゴリ一覧へ TOPへ |
■広告出稿お問い合わせ ■広告に関するお問合せ ■ご意見・ご要望 ■プライバシーポリシー ■大洋グループ公式携帯サイト |