闇の中の魑魅魍魎【20】
闇の中の魑魅魍魎【20】
身を挺して子供を守るべき両親は意外な行動をとった。
●不思議な感覚
セーラー服が剥ぎ取られ、遂にブラジャーのホックまで外され、誠子の上半身は完全な裸体となった。
男が誠子の二つの固いしこりを交互に唇で狭み、舌でなぞった。
前回も男は同じようなことをしたが、誠子は、突然の出来事のためその感触がどうであったかわかる余裕もなかった。
今日の誠子の気持ちは、この前とは大きく変化しようとしていた。
――もしかしたら父や母は、この男の言うとおり、私を利息がわりに提供しているのかも知れない。
信じたくないことではあるが、しかし、この前、男に弄ばれた時にも、両親は不在だった。
帰ってきたのは男がいなくなってから一時間も経過した頃だった。
今日だって、私がこんなことをされているのに二人とも二階に上がったきり知らないふりをしている。
野獣のような男が女と二人きりで部屋の中にいるのだから、何が起こるのかを知らないはずはない。
誠子は、両親の意図をほぼ確信した。
男の言うことがきっと正しいのだろう。
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