サタデー・ナイト・レイパー 第2回
サタデー・ナイト・レイパー 第2回
性の快楽だけを求める男子高校生とその兄の犯した罪。
●恥部を妄想する
二人が、電話で聞いた京成線の○○駅で降りると、改札口に英気が待っていた。
出入口は一つしかないからすぐわかると言った英気の言葉のとおり、かなり乗降客で混雑していたが、一目で英気の姿を探し出すことが出来た。
「やあ、よく来てくれたね。うれしいなあ」
無邪気そうな笑顔を浮かべて英気が挨拶をしてきた。
「そうよ、美女二人が来たのよ、感謝しなさい」
クラスメートという気易さからか、珠子か自信たっぷりに応える。
麻子は、ちょっと照れたような笑いを浮かべて、軽く頷いて挨拶するだけである。
英気に対して抱く思いが、少々、彼女をいつもに似合わず、淑やかにしているのである。
麻子も珠子も見事なまでに成熟した肢体を持っている。
ブラウスは、今にもその地表を破らんとしている筍のような乳房の膨らみで形良い盛り上がりを見せている。
下半身にフィットしたジーパンは、その内部の肉塊を細部漏らさす露わにしようとしている。
特に腰、尻、太股の部分をピッタリとつつむジーパンの布地は、歩くたびに左右に揺れて、左右対称の中心となる部分、つまり若き乙女の恥部の存在を嫌が上にも二人を見る男たちに妄想させてしまう。
最近の高校生は、精神面の発達はとも角、肉体の発達は著しいものがあり、成熟した女の体となっているものを捜すのに苦労は要らない。
体だけが一人前の子供。
この精神面と肉体面とのアンバランス、不均衡が本件のような悲劇を生むのである。
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