サタデー・ナイト・レイパー 第5回【2】
サタデー・ナイト・レイパー 第5回【2】
性の快楽だけを求める男子高校生とその兄の犯した罪。
●凌辱の時
「私、いいわ。あまりお酒って飲んだことないの」
麻子が遠慮した。
「大丈夫だよ、ビールは、弱いし少したてば何ともないよ」
英気があれやこれやとさかんに勧める。
「よし、飲んじゃおう」
少々お調子者の珠子がコップを持ち上げ、一気に飲み干した。
「さあ、麻子ちゃんもどうぞどうぞ」
一人だけ仲間外れになるのは寂しいとでも思ったのだろうか、とうとう麻子もコップを取り、口に持って行った。
「何か苦いわ」
と麻子。
「それはそうさ、ビールは苦いものだよ」
と英気。
男達が、二杯めのコップを干したころ、珠子が、あっというような声を出した。
「おかしいわ、腰が何か変。力が入らないわ。いやだ、動かない、どうしたのかしら」
そう言いながら、珠子がじゅうたんの上に体を横に捻って倒れた。
「どうしたの、珠子」
と不審そうな顔をしていた麻子も、五分も経たないうちに、
「あら、私もよ、いやだ、酔ったのかしら、変だわ」
と言って、麻子に覆い被さるようにして倒れた。
二人の豊かな腰の膨らみを、目の先ほんの五〇センチメートルの距離において、吾郎と雪夫は訳がわからず、英気を振り返った。
そんな吾郎と雪夫を見て、拳二が、ついて来いというように二人に目で合図をし、隣り部屋に移った。
「おい、あいつらを犯るからな。今、二人とも目薬で腰が痺れて動けなくなっている。やられたって、どうせあいつらは処女じゃないんだからどうってことはないよ。順番を決めるからな。おい、英気、お前が決めろ。まず俺が手本を示してやるけれど、もう一人を決めろ、俺は麻子とかいうやつをやるぞ」
拳二は、興奮に耐えきれないのか、鼻の穴を見事なまでにふくらませて、もう、ズボンのチャックに手をかけ、一気に下までおろし、脱ぎ始めていた。
「チェッ、これだからモテない男は嫌だよな。よし、雪夫、お前が最初に麻子と寝ろよ。お前、童貞なんだから、特別にサーヴィスしてやるよ、いいだろ、吾郎」
「ああ、いいよ」
拳二は下半身をすっかり晒け出し、卑猥な色艶の男根を怒張させ、はあはあと、だらしの無い激しい息音を響かせなから、麻子の衣服を剥ぎ取り出した。
麻子は、やっと、とんでも無いことをされると気づき、必死で、抵抗の姿勢をとっていた。
「いや、いや、そんな、イヤ」
「うるさい、静かにしろ!」
上へ |
カテゴリ一覧へ TOPへ |
■広告出稿お問い合わせ ■広告に関するお問合せ ■ご意見・ご要望 ■プライバシーポリシー ■大洋グループ公式携帯サイト |