SMと愛とSEXと催眠術の関係
「催眠術」と聞くと、やはりバラエティ番組などが頭に浮かびますが、性的なプレイに絡めた催眠行為となると、巷では熱狂的な愛好家がいらっしゃるジャンルだとか。そう言われればSMプレイにも共通する部分がありそうじゃないですか! というわけで心の整体師&催眠術師としてバラエティー番組などでも活躍中の青山愛さんのお店『青山リラク』、コチラにお邪魔して催眠術を取材&プチ体験。案内してくださるのは『アブライフ』責任編集の井上文さんです。
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催眠術をプチ体験する(前編)
青山愛さんによれば、催眠術のかかり具合には第1段階から第5段階まであるという。数字が増えていくに従って深い催眠状態になる。それぞれどんな状態になるのか、実際にかけてもらい、青山さんの説明とともにレポートしてみよう。
第一段階 ちょっとした運動の支配
青:「それでは、ゆったりとした呼吸から入りましょう。口から息を吐いて〜鼻から息を吸って〜そのままゆっ〜たりとした呼吸を続けながら、全身をゆるませていきましょう」
身体の各部位の力を優しい言葉で抜かれていく。眠りに入る前のような落ち着いた気分。
青:「両手を上げて下さい。そして私の手を見て、手を組んで下さい。そして、両手の人差し指を出して下さい。開いたり閉じたりしてみて。それでは、指を、開きましょう。でも私がハイと言ったら、指の感覚がどんどんせばまっていって、くっついて離れなくなってしまいます。それではいきますよ〜、ハイ!」
アラ不思議。開いていた指と指がくっついて離れない。別に離れなくてもいいやと思っているからか、本当に離れない……というか離す気にならない。ムムム。
青:「いいですよ〜、3つ数えると手の感覚がもどってきます」
第二段階 身体の大きな部位の運動支配
青:「呼吸を繰り返して〜、それでは、これから、数を数えていきましょう。100から、反対に数えていきましょう。私と一緒に数えていきますよ。そして、数える時に、貴方は瞼がどんどん重くなって閉じて、その瞼の裏に階段を一段一段下りていく映像が浮かびます」
青山さんと一緒に数を逆に数え、階段を下りていく。途中でエレベーターに乗せられ、一気に一階まで下ろされる。
青:「一階まで下りて、どんどん頭かトランス状態になっていきます。と〜っても気持ちがいい。それでは、右手を額にぴったりとくっつけてみましょう。私が合図をすると、あなたは右手をとろうとしても、とれなくなってしまいます。3、2、1、ハイ、とって!」
あらら〜、次に合図してもらうまで、額に張り付けた手が吸い付いたようになってとれない。でも気分は悪くないし、ちょっと嬉しい。支配されているMの気分かも。
花の香りでトランス状態に落ちていく……。 |
インタビュー・文 =井上文 |
「催眠術」と聞くと、やはりバラエティ番組などが頭に浮かびますが、性的なプレイに絡めた催眠行為となると、巷では熱狂的な愛好家がいらっしゃるジャンルだとか。そう言われればSMプレイにも共通する部分がありそうじゃないですか! というわけで心の整体師&催眠術師としてバラエティー番組などでも活躍中の青山愛さんのお店『青山リラク』、コチラにお邪魔して催眠術を取材&プチ体験。案内してくださるのは『アブライフ』責任編集の井上文さんです。
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催眠術をプチ体験する(前編)
青山愛さんによれば、催眠術のかかり具合には第1段階から第5段階まであるという。数字が増えていくに従って深い催眠状態になる。それぞれどんな状態になるのか、実際にかけてもらい、青山さんの説明とともにレポートしてみよう。
第一段階 ちょっとした運動の支配
青:「それでは、ゆったりとした呼吸から入りましょう。口から息を吐いて〜鼻から息を吸って〜そのままゆっ〜たりとした呼吸を続けながら、全身をゆるませていきましょう」
身体の各部位の力を優しい言葉で抜かれていく。眠りに入る前のような落ち着いた気分。
青:「両手を上げて下さい。そして私の手を見て、手を組んで下さい。そして、両手の人差し指を出して下さい。開いたり閉じたりしてみて。それでは、指を、開きましょう。でも私がハイと言ったら、指の感覚がどんどんせばまっていって、くっついて離れなくなってしまいます。それではいきますよ〜、ハイ!」
アラ不思議。開いていた指と指がくっついて離れない。別に離れなくてもいいやと思っているからか、本当に離れない……というか離す気にならない。ムムム。
青:「いいですよ〜、3つ数えると手の感覚がもどってきます」
身体の力を抜かれていく筆者。眠いような気持ちいいような。 |
2本の人差し指が密着。「む……」と声を漏らす筆者。 |
第二段階 身体の大きな部位の運動支配
青:「呼吸を繰り返して〜、それでは、これから、数を数えていきましょう。100から、反対に数えていきましょう。私と一緒に数えていきますよ。そして、数える時に、貴方は瞼がどんどん重くなって閉じて、その瞼の裏に階段を一段一段下りていく映像が浮かびます」
青山さんと一緒に数を逆に数え、階段を下りていく。途中でエレベーターに乗せられ、一気に一階まで下ろされる。
青:「一階まで下りて、どんどん頭かトランス状態になっていきます。と〜っても気持ちがいい。それでは、右手を額にぴったりとくっつけてみましょう。私が合図をすると、あなたは右手をとろうとしても、とれなくなってしまいます。3、2、1、ハイ、とって!」
あらら〜、次に合図してもらうまで、額に張り付けた手が吸い付いたようになってとれない。でも気分は悪くないし、ちょっと嬉しい。支配されているMの気分かも。
額に手を張り付けたまま動けない筆者。 |
(続く)
関連リンク
東京・大久保デリバリーヘルス・
『青山リラク』
井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
07.04.24更新 |
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