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小林電人が贈る官能羞恥小説、ついに第三章開始!
サイト「羞恥学園新聞」で羞恥とアナルにこだわった小説を連載し、マニアたちから熱い支持を得ている女子高教師の藤井慎治。サイトの熱烈な女性ファンである"ナル"が、作品中で羞恥責めされるキャラ"しのぶ"のモデルである女生徒"忍"と同一人物だった。究極の羞恥奴隷を得た藤井と最上のご主人様を得た忍。そんな二人の初めての羞恥調教プレイが始まった。もはや後戻りのできない二人ながら、いまはただ倒錯した官能のなかへ没入していく......。
第三章 初めての羞恥調教
V 忍 6
「綺麗だ......」
完全に左右に開ききった忍の両脚の間で、藤井は声を漏らした。何もかもが小さく薄く、淡い可憐な性器だった。そしてうっすらと口を開いた裂け目からは、濡れ光った桃色の肉壁が微かに覗いている。
「ああ......、先生。そんな近くで見ないで......」
まじまじと至近距離から性器を観察される羞恥に耐えかねた忍が嘆願した。物心ついてから、親にも見せたことのない部分を、男性にじっくりと眺められているのだ。目をつぶっていても、藤井がどこを見ているのかわかる。、その視線が炎のように熱く突き刺さってくるのだ。そして忍の体の奥も、カッと熱く燃え上がる。後ろ手に拘束されている身では、どんなに恥ずかしくても、隠すことは出来ないのだ。
「もっとよく見たいんだ。忍の体の奥まで、全て見せてくれ」
「ああ、そんな恥ずかしい......」
奥まで、という言葉に忍は強く反応した。きっと先生は本当に体の奥まで押し開いて、見るのだろう。私は先生に、体の全てを見られてしまうのだ。こんなにトロトロに溶けてしまいそうになっている私の体の奥を見て、先生は呆れてしまわないだろうか。見られているだけで、こんなに興奮してしまっている私を変態だと思わないだろうか......。
思えば思うほど、忍の肉の亀裂から、熱い樹液がしたたり落ちてゆく。透明の液が溢れ、流れ出している。
「すごいぞ、忍。まだ何もしていないのに、どんどん溢れてきているぞ。どうしてこんなに濡らしているんだ?」
「それは、先生が......、そんなにじっくり見るから......」
「忍は見られるだけで、こんなに濡れてしまうのか? 恥ずかしいところを見られるだけで濡れてしまう露出狂なのか?」
「ああ、そんな......」
藤井の言葉のひとつひとつが、忍の羞恥心を燃え上がらせ、そして興奮をかきたてていく。頭の中に白い靄がかかり始める。このままでは、また何もされていないのに、イッてしまうかもしれない。いくらなんでも、それは恥ずかしすぎる。忍は必死に意識を引き留めた。
「さぁ、奥まで見せてもらうよ」
藤井は手を伸ばして、忍の可憐な肉の扉を左右に押し開いた。
「あっ、ああっ」
それは性器への初めての接触だった。藤井の指先が陰唇に触れた途端に忍の体に電撃が走った。そして同時に押し開かれた肉の裂け目から、トロリと大量の液体が流れ落ちた。透明の液は、尻の谷間をつたって、ベッドの上のシーツへと流れ落ちた。それは見ている藤井が驚くほど、大量だった。
そして藤井は自らの指で左右に押し開いた裂け目の内側に広がる魅惑的な光景に目を見開いた。幾十にも折り重なるようになった複雑な肉壁が、たっぷりの液体をたたえている。微かな泡立ちまで見受けられた。
「せ、先生、そんなに広げられたら......。中まで見えちゃう......」
「奥まで見せてもらうといっただろう。今日は忍の体の隅々まで、すべて見せてもらうんだからな」
「ああ......」
忍は体の奥の臓物までも藤井の視線に晒されている気持ちになった。そして頭の片隅で、その部分が汚れていないかと心配していた。ホテルに来る前に、自宅でシャワーを浴びて、丹念に洗ってきているのだが、それでも気になってしまうのだ。汚れが残っていないか、臭ったりしていないか。羞恥に身を焦がしながらも、忍はそんなことも考えてしまう。
藤井は魂を吸い取られてしまったかのように、じっと少女の秘められたピンク色の部分を眺めていたが、やがて更に指で扉を押し開き、顔を近づける。舌を伸ばし、たっぷりの液体をたたえた肉壁にそっと触れさせた。
「はあう!」
またも忍の体に電撃が走った。指が触れたのとは比べものにならない快感だった。キスでも、あれだけの快感をもたらせた藤井の舌が、自分の敏感な粘膜を舐め回しているのだ。
「ああん、だめ、いやぁ」
最初はゆっくりと、そして少しずつスピードを上げ、激しく、藤井の舌は蠢く。それは毎晩耽っていたオナニーとは、全く違う次元の快感を忍にもたらした。もともと自分の性器の内側を触ることに恐怖感を持ち、オナニーの際もクリトリスとアナルばかりを刺激していたのだ。その部分への愛撫は、新鮮であり、恐ろしいばかりの快感を忍に与えた。
クチュクチュ......。
淫猥な湿った音が部屋の中に響き渡る。なんていやらしい音なのだろう......と、快感と羞恥に頭の中を真っ白にしながらも、どこか別のところにいる忍が、そんなことを考える。
藤井の舌は、肉壁の内側と陰唇を縦横無尽に蠢きながらも、なかなか最も敏感な肉芽へは到達しない。ぎりぎりまで近づいて来ても、直前でスッと避けてしまう。
それが、わざと焦らしているのだと、忍が気づいた時には、もう自分の体が勝手に肉芽への刺激を求めて悩ましく動いていた。その部分へ藤井の舌が当たるように無意識のうちに腰が動いてしまうのだ。しかし、藤井は決して当たらないように舌を避けさせる。
「ああ、いじわる......」
思わず忍は声を漏らした。それを聞いた藤井はサディスティックな笑みを浮かべて、忍に尋ねる。
「何が意地悪なんだ? 先生は何か忍に意地悪なことをしているか?」
「だ、だって......」
「だって何だ? 言わないとわからないぞ」
「ああ......」
忍は切なげに腰を動かす。まだ一度も触れられていないのに肉芽は熱くなっていた。固く勃起しているのが自分でもわかる。もう、その部分に刺激を受けることしか、考えられない。忍は恨めしそうに藤井を見た。それは16歳の処女とは思えないほど艶めかしく潤んだ眼差しだった。
「もう、我慢できません。クリトリスを舐めてください」
「誰のクリトリスだ?」
「忍のクリトリスを舐めてください」
忍がその言葉を言い終わると同時に、藤井は忍の肉芽へしゃぶりついた。唇で包皮を剥き上げ、肉芽を吸い上げるようにして、舌先を擦りつける。
それは強烈な快感だった。それまでの快感とは桁違いの凄まじい電流が忍の体の中を走り抜けた。
「あっ、ああああっ!」
後ろ手に拘束された不自由な体を大きく仰け反らして絶叫する。ガクンガクンと体が勝手に暴れる。しかし、藤井は両腕で忍の腰を抱え込むようにして、ぴったりと顔を股間に埋めて、口を肉芽の部分から離さない。吸い上げながら、舌先を細かく振動させる。まるで電動ローターのようなスピードだ。
「な、何? 先生、何してるんですかっ! ああっ、すごいっ、凄すぎるぅ!」
もう何がなんだかわからなくなっていた。自分の体が自分ではないような感覚だった。巨大な波に飲まれて、水流にメチャクチャに揉まれながら、そして深い海の底へ落ちてゆく。
「ひっ!」
とてつもない快感が通り過ぎた後、自分の太腿がビクンビクンと痙攣しているのがわかった。いや、太腿だけではない。体中が、激しく痙攣している。
藤井は股間から口を離すと、忍の体を包み込むように抱きしめた。
「もうイッちゃったのか、忍。まだちょっと舐めただけなのに。いくら何でも感じぎだぞ、この淫乱娘」
そう言いながらも、その口調は甘く優しいものだった。藤井に抱きしめられながら、忍はまだ痙攣を続けていた。何かとんでもないことが自分の体に起きたのだ。オナニーとは全く次元の違う体験。
ゆっくりと目を開けると、そこに藤井の顔があった。忍は衝動に突き動かされるように藤井に唇を合わせ、そして舌を激しく絡ませた。両腕を後ろで拘束された不自由な姿勢ではあったが、必死にキスを続け、藤井の唇を吸った。快感の大きな波は通り過ぎたものの、体の熱さは全く収まっていない。
永遠にも思えるほどの長さのキスが終わった時、忍の体には少しの力も残っていなかった。骨という骨が、筋肉という筋肉が全て溶けてしまったかのように力が入らず、ぐったりと藤井に寄りかかるだけだった。そんな忍の体を、藤井はギュッと抱きしめる。
「先生、すごいの。こんなの初めてです」
すると藤井も答えた。
「おれも、こんなの初めてだよ。ほら」
藤井は下半身を忍の下半身へと押しつけた。スラックス越しにも、そこが熱く固くなっていることがわかった。
それは忍が初めて触れた勃起した男性器であった。その熱さ、固さが愛おしいと思った。もし両手が拘束されていなかったら、自分から触っていただろう。忍は切なげに腰を動かし、その熱い塊を感じようと押しつけた。
「固いです......」
「これがお前の中に入るんだ」
「こんなに大きいものが......」
その時、忍は自然に、藤井のペニスを肛門で受け入れることを考えていた。長い間、オナニーの時に指や異物を肛門に入れることでエクスタシーを感じていた。破瓜の痛みへの過剰な恐怖心を持っていた忍は、性器よりも肛門を挿入の器官だと思いこむようになっていたのだ。
しかし本来は、これは性器に入るものなのだと思い直すと、今まで培われてきた恐怖心が甦る。こんな大きいものが入るわけがない。裂けて血がたくさん出てしまうに決まっている。きっと凄く痛いのだ。お尻だったら、いいのに。でも、いくら先生でも、最初は前に入れるはず。ああ、どうしよう。恐い......。
アナルファックの方が痛いはずだという当たり前の感覚は、忍の中にはなかった。数年におよぶアナル中心のオナニー習慣が、彼女の感覚を変わったものにしていたのだ。
大好きな先生のためなら、どんなに痛くても耐えられる。いくら頭ではそう思っても、こびりついた恐怖感は拭えない。さっきまでの興奮が、急速に冷めていく。
忍を抱きしめていた藤井は、その変化に気づいた。
「どうしたんだ、忍。急に恐くなったのか?」
「ち、ちがうんです」
これだけ快感に溺れてしまっているのに、今さら破瓜の痛みが恐いなどと、信じてもらえないだろう。そんな話をしたら、先生はがっかりするかもしれない。私への興味を失ってしまうかもしれない。普通のセックスも出来ない女の子なんて、相手にしてくれなくて当然だろう。
でも、もしかしたら、先生なら私の気持ちをわかってくれるかもしれない。アナルでのセックスの方が好きだと言ってくれるかもしれない......。
そんな考えが忍の頭の中でぐるぐる廻る。ああ、先生が不審そうに私を見ている。何か、何か言わなくては......。
「あの、先生......」
「何だ? 何でも言ってみろ、忍」
「その、あの、お、お尻も、して下さい」
顔を真っ赤にしながら忍は、そう言った。これだけ言うのが精一杯だった。
すると藤井は顔をほころばせた。
「もちろんだよ。こっちは、ほんの前菜にすぎない。アナルで感じる変態の忍には、こっちこそが本番だろう? 忍は、おれにお尻の穴をいっぱい可愛がってもらうために、ここへ来たんだろう?」
藤井のその言葉を聞いて、忍は安堵した。きっと先生なら、わかってくれる。
「はい。忍のお尻を、いっぱい可愛がって下さい。忍はお尻が感じるいやらしい子なんです」
「お尻の穴、だろう?」
「はい、忍はお尻の穴が一番感じるんです」
忍は熱に浮かされたように、そんな恥ずかしい言葉を並べ立てた。
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小林電人が贈る官能羞恥小説、ついに第三章開始!
サイト「羞恥学園新聞」で羞恥とアナルにこだわった小説を連載し、マニアたちから熱い支持を得ている女子高教師の藤井慎治。サイトの熱烈な女性ファンである"ナル"が、作品中で羞恥責めされるキャラ"しのぶ"のモデルである女生徒"忍"と同一人物だった。究極の羞恥奴隷を得た藤井と最上のご主人様を得た忍。そんな二人の初めての羞恥調教プレイが始まった。もはや後戻りのできない二人ながら、いまはただ倒錯した官能のなかへ没入していく......。
第三章 初めての羞恥調教
V 忍 6
「綺麗だ......」
完全に左右に開ききった忍の両脚の間で、藤井は声を漏らした。何もかもが小さく薄く、淡い可憐な性器だった。そしてうっすらと口を開いた裂け目からは、濡れ光った桃色の肉壁が微かに覗いている。
「ああ......、先生。そんな近くで見ないで......」
まじまじと至近距離から性器を観察される羞恥に耐えかねた忍が嘆願した。物心ついてから、親にも見せたことのない部分を、男性にじっくりと眺められているのだ。目をつぶっていても、藤井がどこを見ているのかわかる。、その視線が炎のように熱く突き刺さってくるのだ。そして忍の体の奥も、カッと熱く燃え上がる。後ろ手に拘束されている身では、どんなに恥ずかしくても、隠すことは出来ないのだ。
「もっとよく見たいんだ。忍の体の奥まで、全て見せてくれ」
「ああ、そんな恥ずかしい......」
奥まで、という言葉に忍は強く反応した。きっと先生は本当に体の奥まで押し開いて、見るのだろう。私は先生に、体の全てを見られてしまうのだ。こんなにトロトロに溶けてしまいそうになっている私の体の奥を見て、先生は呆れてしまわないだろうか。見られているだけで、こんなに興奮してしまっている私を変態だと思わないだろうか......。
思えば思うほど、忍の肉の亀裂から、熱い樹液がしたたり落ちてゆく。透明の液が溢れ、流れ出している。
「すごいぞ、忍。まだ何もしていないのに、どんどん溢れてきているぞ。どうしてこんなに濡らしているんだ?」
「それは、先生が......、そんなにじっくり見るから......」
「忍は見られるだけで、こんなに濡れてしまうのか? 恥ずかしいところを見られるだけで濡れてしまう露出狂なのか?」
「ああ、そんな......」
藤井の言葉のひとつひとつが、忍の羞恥心を燃え上がらせ、そして興奮をかきたてていく。頭の中に白い靄がかかり始める。このままでは、また何もされていないのに、イッてしまうかもしれない。いくらなんでも、それは恥ずかしすぎる。忍は必死に意識を引き留めた。
「さぁ、奥まで見せてもらうよ」
藤井は手を伸ばして、忍の可憐な肉の扉を左右に押し開いた。
「あっ、ああっ」
それは性器への初めての接触だった。藤井の指先が陰唇に触れた途端に忍の体に電撃が走った。そして同時に押し開かれた肉の裂け目から、トロリと大量の液体が流れ落ちた。透明の液は、尻の谷間をつたって、ベッドの上のシーツへと流れ落ちた。それは見ている藤井が驚くほど、大量だった。
そして藤井は自らの指で左右に押し開いた裂け目の内側に広がる魅惑的な光景に目を見開いた。幾十にも折り重なるようになった複雑な肉壁が、たっぷりの液体をたたえている。微かな泡立ちまで見受けられた。
「せ、先生、そんなに広げられたら......。中まで見えちゃう......」
「奥まで見せてもらうといっただろう。今日は忍の体の隅々まで、すべて見せてもらうんだからな」
「ああ......」
忍は体の奥の臓物までも藤井の視線に晒されている気持ちになった。そして頭の片隅で、その部分が汚れていないかと心配していた。ホテルに来る前に、自宅でシャワーを浴びて、丹念に洗ってきているのだが、それでも気になってしまうのだ。汚れが残っていないか、臭ったりしていないか。羞恥に身を焦がしながらも、忍はそんなことも考えてしまう。
藤井は魂を吸い取られてしまったかのように、じっと少女の秘められたピンク色の部分を眺めていたが、やがて更に指で扉を押し開き、顔を近づける。舌を伸ばし、たっぷりの液体をたたえた肉壁にそっと触れさせた。
「はあう!」
またも忍の体に電撃が走った。指が触れたのとは比べものにならない快感だった。キスでも、あれだけの快感をもたらせた藤井の舌が、自分の敏感な粘膜を舐め回しているのだ。
「ああん、だめ、いやぁ」
最初はゆっくりと、そして少しずつスピードを上げ、激しく、藤井の舌は蠢く。それは毎晩耽っていたオナニーとは、全く違う次元の快感を忍にもたらした。もともと自分の性器の内側を触ることに恐怖感を持ち、オナニーの際もクリトリスとアナルばかりを刺激していたのだ。その部分への愛撫は、新鮮であり、恐ろしいばかりの快感を忍に与えた。
クチュクチュ......。
淫猥な湿った音が部屋の中に響き渡る。なんていやらしい音なのだろう......と、快感と羞恥に頭の中を真っ白にしながらも、どこか別のところにいる忍が、そんなことを考える。
藤井の舌は、肉壁の内側と陰唇を縦横無尽に蠢きながらも、なかなか最も敏感な肉芽へは到達しない。ぎりぎりまで近づいて来ても、直前でスッと避けてしまう。
それが、わざと焦らしているのだと、忍が気づいた時には、もう自分の体が勝手に肉芽への刺激を求めて悩ましく動いていた。その部分へ藤井の舌が当たるように無意識のうちに腰が動いてしまうのだ。しかし、藤井は決して当たらないように舌を避けさせる。
「ああ、いじわる......」
思わず忍は声を漏らした。それを聞いた藤井はサディスティックな笑みを浮かべて、忍に尋ねる。
「何が意地悪なんだ? 先生は何か忍に意地悪なことをしているか?」
「だ、だって......」
「だって何だ? 言わないとわからないぞ」
「ああ......」
忍は切なげに腰を動かす。まだ一度も触れられていないのに肉芽は熱くなっていた。固く勃起しているのが自分でもわかる。もう、その部分に刺激を受けることしか、考えられない。忍は恨めしそうに藤井を見た。それは16歳の処女とは思えないほど艶めかしく潤んだ眼差しだった。
「もう、我慢できません。クリトリスを舐めてください」
「誰のクリトリスだ?」
「忍のクリトリスを舐めてください」
忍がその言葉を言い終わると同時に、藤井は忍の肉芽へしゃぶりついた。唇で包皮を剥き上げ、肉芽を吸い上げるようにして、舌先を擦りつける。
それは強烈な快感だった。それまでの快感とは桁違いの凄まじい電流が忍の体の中を走り抜けた。
「あっ、ああああっ!」
後ろ手に拘束された不自由な体を大きく仰け反らして絶叫する。ガクンガクンと体が勝手に暴れる。しかし、藤井は両腕で忍の腰を抱え込むようにして、ぴったりと顔を股間に埋めて、口を肉芽の部分から離さない。吸い上げながら、舌先を細かく振動させる。まるで電動ローターのようなスピードだ。
「な、何? 先生、何してるんですかっ! ああっ、すごいっ、凄すぎるぅ!」
もう何がなんだかわからなくなっていた。自分の体が自分ではないような感覚だった。巨大な波に飲まれて、水流にメチャクチャに揉まれながら、そして深い海の底へ落ちてゆく。
「ひっ!」
とてつもない快感が通り過ぎた後、自分の太腿がビクンビクンと痙攣しているのがわかった。いや、太腿だけではない。体中が、激しく痙攣している。
藤井は股間から口を離すと、忍の体を包み込むように抱きしめた。
「もうイッちゃったのか、忍。まだちょっと舐めただけなのに。いくら何でも感じぎだぞ、この淫乱娘」
そう言いながらも、その口調は甘く優しいものだった。藤井に抱きしめられながら、忍はまだ痙攣を続けていた。何かとんでもないことが自分の体に起きたのだ。オナニーとは全く次元の違う体験。
ゆっくりと目を開けると、そこに藤井の顔があった。忍は衝動に突き動かされるように藤井に唇を合わせ、そして舌を激しく絡ませた。両腕を後ろで拘束された不自由な姿勢ではあったが、必死にキスを続け、藤井の唇を吸った。快感の大きな波は通り過ぎたものの、体の熱さは全く収まっていない。
永遠にも思えるほどの長さのキスが終わった時、忍の体には少しの力も残っていなかった。骨という骨が、筋肉という筋肉が全て溶けてしまったかのように力が入らず、ぐったりと藤井に寄りかかるだけだった。そんな忍の体を、藤井はギュッと抱きしめる。
「先生、すごいの。こんなの初めてです」
すると藤井も答えた。
「おれも、こんなの初めてだよ。ほら」
藤井は下半身を忍の下半身へと押しつけた。スラックス越しにも、そこが熱く固くなっていることがわかった。
それは忍が初めて触れた勃起した男性器であった。その熱さ、固さが愛おしいと思った。もし両手が拘束されていなかったら、自分から触っていただろう。忍は切なげに腰を動かし、その熱い塊を感じようと押しつけた。
「固いです......」
「これがお前の中に入るんだ」
「こんなに大きいものが......」
その時、忍は自然に、藤井のペニスを肛門で受け入れることを考えていた。長い間、オナニーの時に指や異物を肛門に入れることでエクスタシーを感じていた。破瓜の痛みへの過剰な恐怖心を持っていた忍は、性器よりも肛門を挿入の器官だと思いこむようになっていたのだ。
しかし本来は、これは性器に入るものなのだと思い直すと、今まで培われてきた恐怖心が甦る。こんな大きいものが入るわけがない。裂けて血がたくさん出てしまうに決まっている。きっと凄く痛いのだ。お尻だったら、いいのに。でも、いくら先生でも、最初は前に入れるはず。ああ、どうしよう。恐い......。
アナルファックの方が痛いはずだという当たり前の感覚は、忍の中にはなかった。数年におよぶアナル中心のオナニー習慣が、彼女の感覚を変わったものにしていたのだ。
大好きな先生のためなら、どんなに痛くても耐えられる。いくら頭ではそう思っても、こびりついた恐怖感は拭えない。さっきまでの興奮が、急速に冷めていく。
忍を抱きしめていた藤井は、その変化に気づいた。
「どうしたんだ、忍。急に恐くなったのか?」
「ち、ちがうんです」
これだけ快感に溺れてしまっているのに、今さら破瓜の痛みが恐いなどと、信じてもらえないだろう。そんな話をしたら、先生はがっかりするかもしれない。私への興味を失ってしまうかもしれない。普通のセックスも出来ない女の子なんて、相手にしてくれなくて当然だろう。
でも、もしかしたら、先生なら私の気持ちをわかってくれるかもしれない。アナルでのセックスの方が好きだと言ってくれるかもしれない......。
そんな考えが忍の頭の中でぐるぐる廻る。ああ、先生が不審そうに私を見ている。何か、何か言わなくては......。
「あの、先生......」
「何だ? 何でも言ってみろ、忍」
「その、あの、お、お尻も、して下さい」
顔を真っ赤にしながら忍は、そう言った。これだけ言うのが精一杯だった。
すると藤井は顔をほころばせた。
「もちろんだよ。こっちは、ほんの前菜にすぎない。アナルで感じる変態の忍には、こっちこそが本番だろう? 忍は、おれにお尻の穴をいっぱい可愛がってもらうために、ここへ来たんだろう?」
藤井のその言葉を聞いて、忍は安堵した。きっと先生なら、わかってくれる。
「はい。忍のお尻を、いっぱい可愛がって下さい。忍はお尻が感じるいやらしい子なんです」
「お尻の穴、だろう?」
「はい、忍はお尻の穴が一番感じるんです」
忍は熱に浮かされたように、そんな恥ずかしい言葉を並べ立てた。
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電人blog |
著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。ひたすら羞恥責め、アナル責めを好み、70年代永井豪エッチ漫画の世界を愛する。これまでの監督作品として「1年S組 高橋真弓のおしおき」「同2」「穴牝奴〜町内会人妻肛虐倶楽部 」がある。以前、永井漫画をモチーフにした小説をネットに発表したことはあるが、オリジナルは本作が初めて。 |