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小林電人衝撃のデビュー作『羞恥の教室』、第二章に突入!
サイト「羞恥学園新聞」で羞恥とアナルにこだわった小説を連載し、マニアたちから熱い支持を得ている女子高教師の藤井慎治。サイトの熱烈な女性ファンである"ナル"が、作品中で羞恥責めされるキャラ"しのぶ"のモデルである女生徒"忍"と同一人物だった。突然の学校内での告白に戸惑う藤井。放課後にふたりは待ち合わせて、カラオケボックスに入る。その場で忍はスカートを自らまくりあげ、藤井に下着を見られながら言葉で嬲られると失神してしまう。一方藤井のサイト上には今日もマニアたちが集い、羞恥責めに満ちた新作を待ちわびているのだった。
第二章 禁じられた関係のはじまり
IV しのぶ 4
何事もなかったように授業は再開された。膣と肛門にカプセルを入れられた異物感こそあったが、そんなことに気を取られて授業をおろそかにしたら、どんな恐ろしい目にあわされるかわかったものではない。しのぶは懸命に異物の事は忘れて授業に集中しようとしていた。
教科書を読みあげる玲子の声は張りのある凛としたもので、女生徒におしおきをする時の艶めかしい甘さを伴ったしゃべり方とは全く異なっている。別人のような教師ぶりだ。
「アイルランド生まれのヴァン・ハイドなんかが、この頃の現代詩を代表する存在ね。ハイドは「タラ鉱山の憂鬱」が有名。これくらいは読んでおいて欲しいわ」
授業を進めながら玲子は、そっと左手をスーツのポケットに差し入れた。中で何かを握る。
その瞬間、しのぶの体に異変が起きた。膣にひとつ、肛門にふたつ入れられたローターが振動を始めたのだ。
「!」
あんなに小さなカプセルでありながら、その効果は凄まじいものだった。カプセルの中の極小のモーターが呻りをあげて回転し、その振動をしのぶの粘膜へと伝えた。学園の技術の粋を集めた超小型ラジコン・ローターである。その振動も女体に最も快感を与えるゆらぎのパターンがプログラムされているのだ。
「ん、んんっ」
ここで声を漏らしたりしたら、大変なことになる。しのぶは必死に平静を装った。歯を食いしばって刺激に耐える。
「あら、どうかしたかしら、高橋さん? 顔色が変よ」
わざとらしく玲子が聞く。教室中の視線が一斉にしのぶに集中する。確かにしのぶの顔は真っ赤に染まり、彼女の身に何か異変が起こったことを示していた。
「い、いえ、何でもありません。じゅ、授業を続けて下さい」
「そうよね。これ以上、あなたの都合で授業を中断させるようなことがあったら大変だものね。今度は全裸で校庭を走らせるくらいのおしおきをしなければならないわよね」
その恐ろしい言葉を聞き、しのぶは何が何でもこの授業が終わるまで平静を保たなければならないと思った。全裸で校庭を走らせるくらいのことは、玲子は本当にやらせるだろう。
ジジジ、ジジジ......。怪しい振動音がしのぶの下腹部から聞こえている。クラスの誰もが、さっきのローターがしのぶの敏感な部分で暴れまわっていることを理解していた。女生徒たちは同情し、男子生徒たちはクラスメートの美少女が、また恥ずかしい姿を見せてくれるのだと期待し、心の中で舌なめずりをした。
「はい、授業を進めるわよ。では、北野君、この時期の日本における機械化運動の代表的な詩人といったら、誰になるかしら」
しのぶのすぐ隣の男子生徒が玲子に指名された。北野は脂汗を流しながら必死に教科書を見つめているしのぶを横目でチラリと見ながら、はきはきした声で答えた。
「北園貴や都築三郎でしょうか?」
「そうね、あと厳密には詩人ではないけれど、音楽家の田辺欣も、この運動には欠かせないキーパーソンだと言えるわね」
授業終了まで、あと20分。ローターの振動はしのぶの膣内や肛門内をジンジンと熱くさせ、その痺れるような快感は下半身全てに広がっていく。特に肛門に入れられた二つのカプセルは、互いにぶつかり合うようにして複雑な動きをして、しのぶの官能をかき立てていた。しのぶは自分の敏感すぎる尻を、これほど恨めしく思ったことはない。どうして私は、こんな恥ずかしいところが気持ちよくなってしまうんだろう。肛門の奥が燃えるように熱く、むず痒くなっているのだ。ローターの振動が、つながった2本のコードを通じて、肛門の表面にも伝わってくる。それはしのぶが初めて味わう感覚だった。
少しでも気を抜くと、快感に意識を持っていかれてしまいそうだ。それでも、なんとか授業を理解しなければと必死で教科書の文字を目で追うが、全く頭に入ってこない。
(もう、だめ、ああ、おかしくなっちゃう。声が出ちゃうよ......)
「じゃあ、この時期に北園や都築が作ったグループの名前は何ていったかしら。前の授業で、ここが重要だって、先生は言ったはずよね。それでは、高橋さん」
突然の指名に、しのぶはハッと我に返る。反射的に立ち上がると、体内のローターが大きく位置を変え、新たな刺激をもたらした。
「んんっ」
思わず、小さな声が漏れた。
「何? よく聞こえないわよ」
「あの、あの......」
意識が下腹部にいっていたため、玲子がどんな質問をしたのか、まるでわからなかった。しかし、それは絶対に許されないことだ。絶望的な気持ちで、しのぶは玲子を見た。と、同時に下半身は、さっき以上の快感に襲われていた。つい、もじもじと太腿をすり合わせてしまう。そして自分のショーツが、あふれでる蜜でグッショリと濡れていることに、初めて気づいた。
「あら、困ったわね、高橋さん。まだ授業に集中できないみたいね。こんなことぐらいで気が散るようじゃ、先が思いやられるわ」
そう言うと玲子は再びポケットに手を入れ、そこから小さなプラスティック製の箱を取り出した。米粒ほどの赤いライトが点灯している。これがラジコンローターのコントローラーなのだ。
「もう少し頑張らないとね」
玲子の指がダイヤルを軽く回した。
「あふうっ!」
しのぶが小さく叫び、膝をガクンと折った。下腹部からのモーター音が大きくなっていた。玲子が振動のパワーを上げたのだ。今までとは比べ物にならないような快感が、しのぶを襲った。
「ちゃんと立ってなくちゃ駄目よ」
「は、はい」
「そのままで53ページの3行目から読んでちょうだい」
「はい......。日本の、モ、モダニズムを継承する形でう、う、生まれた機械化運動は、北園貴らによって、あ、あ、う......」
文字を読みあげるなどということは、もうできる状態ではなかった。ローターの強烈な振動がしのぶの下腹部で暴れ回り、快感の波が次から次へと押し寄せてくる。
しのぶに自慰の経験がなかったわけでもないし、これまでのおしおきによる乱暴な刺激に快感を覚えたことも何度もあった。一度などは肛門を愛撫されて絶頂を極めてしまったことだってあった。しかし、今、しのぶを襲っているのは、そんなものとは比べ物にならない快感だった。
「あっ、あっ、あっ!」
快感は更に増幅し、しのぶが耐えられる限界を超えていた。玲子が、こっそりと少しずつパワーを上げているのだ。
これに耐えなければ、さらにひどいおしおきを受けることになる。そんなことも、もうしのぶの頭の中から消え失せていた。開いた教科書を握りしめ、立ったままのしのぶは、体をぶるぶると震わせて快感と戦っている。口がだらしなく開き、甘い悲鳴が漏れる。
ごくり......。教室中の男子生徒が唾を飲んだ。本気で感じているクラスメートの美少女の姿は、とてつもなくエロティックだった。誰もがズボンの中でペニスを激しく勃起させていた。そして男子生徒ばかりではなく、女子生徒たちもしのぶに同情すると同時に、その淫らな姿を見て興奮が伝染してしまい、太股の奥をじんわりと濡らしていた。
(ああ、もうだめ。こんなところで、イカされちゃう......。みんなにイクところを見られるなんて、死ぬほど恥ずかしいわ。でも、もう、がまんできないっ......)
頭の中が真っ白になり、しのぶが絶頂を迎えようとしたその瞬間、フッとローターの動きが止まった。
「えっ?」
イク寸前で急に止められ、一瞬しのぶは自分の体に何が起こったのか理解できなかった。そして我にかえると、一気に羞恥心が甦ってきた。クラスメート全員に本気で感じている姿を見せてしまったことはもちろん、イカせてもらえなかったことを残念に思った自分が、たまらなく恥ずかしかったのだ。
「ふふふ、イカせてもらえなかったのが残念そうね。でも、クラスメートの前でイクだなんて恥ずかしい姿を晒させるような可哀想なこと、可愛い教え子にはできないわ」
玲子は、わざとらしく笑った。
「授業中にイッちゃうなんて、恥ずかしいことになったら、高橋さんにはもっと厳しいおしおきをしなくちゃいけなくなるものね」
玲子は、玉のような汗を浮かべ、息を荒くしているしのぶを座らせた。椅子に腰を下ろすと、しのぶは自分のショーツがびっしょりと濡れていることに改めて気づかされる。情けなさに涙が出てきそうだ。
「高橋さんに集中力をつける訓練をもっとしてあげたいけれど、そればかりしてると授業が進まないものね。それじゃあ、次の質問に答えられた人に、このコントローラーを貸してあげるわ。授業が終わるまで、好きに使っていいわよ」
しのぶの体内に埋め込まれたラジコンローターのコントローラーを自分で自由に操作できる権利が与えられるとあって、男子生徒たちは色めき立った。玲子が出した難易度の高い問題にも、勢いよくいくつもの手が上がった。最初の質問に一番最初に挙手して、見事正解したのは吉永だった。分厚い眼鏡をかけた、いわゆるガリ勉タイプの生徒で、成績はいつもクラスで一番だった。
「さすが吉永君ね。ハイ、君にはこれ。高橋さんの膣の中に入れたローターのコントローラーよ」
さっきまで自分が使っていた3つ同時に操作できる物とは別に、それぞれのローターに対応したセパレート式のコントローラーがあったのだ。その一つが吉永に渡された。
吉永はしのぶと手元のコントローラーを見比べながら、指でダイヤルを回した。
「ああっ」
膣の中のローターが、また動きだした。ついさっき、イク寸前で中止させられた為に、しのぶの肉体の疼きはまだ燻っている状態だった。火が再燃するのは、たやすい。
「んんっ......」
「うわ、こりゃ面白いな。それ、これでどうだ?」
吉永がダイヤルを回し、さらにパワーを上げた。しのぶの体がビクンと反応した。
「だめ、いやっ」
しのぶは、思わずスカートの上から股間を押さえた。脚がガタガタ震えている。このままでは、すぐにイカされてしまいそうだ。
「ひひひ、もっと強くしてみるかな」
吉永がさらにパワーを上げようとした時、玲子が注意した。
「言い忘れてたけど、吉永君。授業が終わるまで、高橋さんをイカせちゃダメよ。もし誤ってイカせてしまったら、あなたにもペナルティを与えるわよ」
「え、そうなんですか!?」
吉永は慌ててスイッチを切った。
「あ、んんっ?」
また中途半端なところで止められてしまい、しのぶはホッとすると同時に、生殺しのような状態に置かれてしまった。
「さぁ、あとコントローラーは、まだあと二つあるわよ。次の問題はわかるかしら」
玲子は出題を続け、二人の優秀なる男子生徒が、しのぶの肛門内に入れられたローターのコントローラーを手にする幸運を得た。お調子者の石田と、野球部で活躍している桐島だ。玲子からコントローラーを渡されて、少し照れくさそうにしながらも、興味津々といった表情で二人は同時にスイッチを入れた。
「あふうっ!」
さっきまで刺激されていた膣内とは違う快感がしのぶを襲った。特に肛門が敏感なしのぶである。二つのローターがぶつかり合い、複雑な動きをしながら、肛門の中を刺激し始めると、もうたまらない。
「ああんっ! いやぁ......」
たちまち、しのぶが激しく反応するのを見ると吉永も負けじとスイッチを入れた。
「あひぃっ!」
膣と肛門が同時に刺激された。その相乗効果は凄まじかった。しのぶは椅子の上で体を突っ張らせた。すぐにでも絶頂に達してしまいそうだった。
すると玲子がパンパンと手を叩いた。
「ほら、石田君も桐島君も、わかってるわね。授業が終わる前にイカせちゃったら、あなたたちにもペナルティだからね」
「あ、そうか」
二人も慌ててスイッチを切る。しかし、吉永の操作するコントローラーは低パワーのまま動き続けている。しばらくして、石田がまたスイッチを入れ、桐島がそれに続く。すると吉永が切る。
そんな風にして、三人がそれぞれにスイッチを入れたり切ったり、パワーを上げたり下げたりと操作するため、極めて複雑なパターンの刺激となってしのぶを襲う。そして快感が極限まで高まると、いきなりスイッチを切られ、決してイカせてはもらえない。
玲子は授業を再開し、淡々と進めていったが、その間、しのぶはイキそうになっては、イカせてもらえないという寸止めを何十回も繰り返された。
(ああ、もう、いや。いい加減にイカせて......。このままじゃ、狂っちゃうよ......)
しのぶの目はうつろになり、焦点が合わなくなっていた。もうイクことしか考えられない。玲子の考えた残酷な責めによって、あれほど羞恥心の強いしのぶの理性も、完全に崩壊してしまっていた。
やがて授業終了のチャイムがなった。
「はい、お疲れ様。吉永君たち、もうイカせてもいいわよ」
玲子のその言葉を聞くや否や、三人はコントローラーのダイヤルを最強に回した。
「あうっ!」
強烈な刺激がしのぶの体内を駆け抜けた。高圧電流でも流されたかのように、しのぶの体が椅子から跳ね上がり、床に崩れ落ちた。
「あああああああっ。いいいいいいっ!」
ビクンビクンと激しく痙攣し、しのぶは待望の絶頂を迎えた。何度ものけぞり、獣のような声が漏れる。その凄まじいイキっぷりに、クラスメートたちは声も出ない。
そんなしのぶの姿を見て、玲子は嬉しそうに言った。
「よかったわね、高橋さん、やっとイカせてもらえたのね。じゃあ、休み時間の間中、ずっとイカせてもらうといいわ。何十回でも好きなだけイキなさい」
そしてくるりと踵を返して教室を出て行く。その後ろからは、しのぶの悲鳴が聞こえてきた。
「いやあっ、ダメっ、また、またイッちゃう。お願いっ、もう許してっ! ああっ、イッちゃう! またイッちゃう! ああああっ!」
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小林電人衝撃のデビュー作『羞恥の教室』、第二章に突入!
サイト「羞恥学園新聞」で羞恥とアナルにこだわった小説を連載し、マニアたちから熱い支持を得ている女子高教師の藤井慎治。サイトの熱烈な女性ファンである"ナル"が、作品中で羞恥責めされるキャラ"しのぶ"のモデルである女生徒"忍"と同一人物だった。突然の学校内での告白に戸惑う藤井。放課後にふたりは待ち合わせて、カラオケボックスに入る。その場で忍はスカートを自らまくりあげ、藤井に下着を見られながら言葉で嬲られると失神してしまう。一方藤井のサイト上には今日もマニアたちが集い、羞恥責めに満ちた新作を待ちわびているのだった。
第二章 禁じられた関係のはじまり
IV しのぶ 4
何事もなかったように授業は再開された。膣と肛門にカプセルを入れられた異物感こそあったが、そんなことに気を取られて授業をおろそかにしたら、どんな恐ろしい目にあわされるかわかったものではない。しのぶは懸命に異物の事は忘れて授業に集中しようとしていた。
教科書を読みあげる玲子の声は張りのある凛としたもので、女生徒におしおきをする時の艶めかしい甘さを伴ったしゃべり方とは全く異なっている。別人のような教師ぶりだ。
「アイルランド生まれのヴァン・ハイドなんかが、この頃の現代詩を代表する存在ね。ハイドは「タラ鉱山の憂鬱」が有名。これくらいは読んでおいて欲しいわ」
授業を進めながら玲子は、そっと左手をスーツのポケットに差し入れた。中で何かを握る。
その瞬間、しのぶの体に異変が起きた。膣にひとつ、肛門にふたつ入れられたローターが振動を始めたのだ。
「!」
あんなに小さなカプセルでありながら、その効果は凄まじいものだった。カプセルの中の極小のモーターが呻りをあげて回転し、その振動をしのぶの粘膜へと伝えた。学園の技術の粋を集めた超小型ラジコン・ローターである。その振動も女体に最も快感を与えるゆらぎのパターンがプログラムされているのだ。
「ん、んんっ」
ここで声を漏らしたりしたら、大変なことになる。しのぶは必死に平静を装った。歯を食いしばって刺激に耐える。
「あら、どうかしたかしら、高橋さん? 顔色が変よ」
わざとらしく玲子が聞く。教室中の視線が一斉にしのぶに集中する。確かにしのぶの顔は真っ赤に染まり、彼女の身に何か異変が起こったことを示していた。
「い、いえ、何でもありません。じゅ、授業を続けて下さい」
「そうよね。これ以上、あなたの都合で授業を中断させるようなことがあったら大変だものね。今度は全裸で校庭を走らせるくらいのおしおきをしなければならないわよね」
その恐ろしい言葉を聞き、しのぶは何が何でもこの授業が終わるまで平静を保たなければならないと思った。全裸で校庭を走らせるくらいのことは、玲子は本当にやらせるだろう。
ジジジ、ジジジ......。怪しい振動音がしのぶの下腹部から聞こえている。クラスの誰もが、さっきのローターがしのぶの敏感な部分で暴れまわっていることを理解していた。女生徒たちは同情し、男子生徒たちはクラスメートの美少女が、また恥ずかしい姿を見せてくれるのだと期待し、心の中で舌なめずりをした。
「はい、授業を進めるわよ。では、北野君、この時期の日本における機械化運動の代表的な詩人といったら、誰になるかしら」
しのぶのすぐ隣の男子生徒が玲子に指名された。北野は脂汗を流しながら必死に教科書を見つめているしのぶを横目でチラリと見ながら、はきはきした声で答えた。
「北園貴や都築三郎でしょうか?」
「そうね、あと厳密には詩人ではないけれど、音楽家の田辺欣も、この運動には欠かせないキーパーソンだと言えるわね」
授業終了まで、あと20分。ローターの振動はしのぶの膣内や肛門内をジンジンと熱くさせ、その痺れるような快感は下半身全てに広がっていく。特に肛門に入れられた二つのカプセルは、互いにぶつかり合うようにして複雑な動きをして、しのぶの官能をかき立てていた。しのぶは自分の敏感すぎる尻を、これほど恨めしく思ったことはない。どうして私は、こんな恥ずかしいところが気持ちよくなってしまうんだろう。肛門の奥が燃えるように熱く、むず痒くなっているのだ。ローターの振動が、つながった2本のコードを通じて、肛門の表面にも伝わってくる。それはしのぶが初めて味わう感覚だった。
少しでも気を抜くと、快感に意識を持っていかれてしまいそうだ。それでも、なんとか授業を理解しなければと必死で教科書の文字を目で追うが、全く頭に入ってこない。
(もう、だめ、ああ、おかしくなっちゃう。声が出ちゃうよ......)
「じゃあ、この時期に北園や都築が作ったグループの名前は何ていったかしら。前の授業で、ここが重要だって、先生は言ったはずよね。それでは、高橋さん」
突然の指名に、しのぶはハッと我に返る。反射的に立ち上がると、体内のローターが大きく位置を変え、新たな刺激をもたらした。
「んんっ」
思わず、小さな声が漏れた。
「何? よく聞こえないわよ」
「あの、あの......」
意識が下腹部にいっていたため、玲子がどんな質問をしたのか、まるでわからなかった。しかし、それは絶対に許されないことだ。絶望的な気持ちで、しのぶは玲子を見た。と、同時に下半身は、さっき以上の快感に襲われていた。つい、もじもじと太腿をすり合わせてしまう。そして自分のショーツが、あふれでる蜜でグッショリと濡れていることに、初めて気づいた。
「あら、困ったわね、高橋さん。まだ授業に集中できないみたいね。こんなことぐらいで気が散るようじゃ、先が思いやられるわ」
そう言うと玲子は再びポケットに手を入れ、そこから小さなプラスティック製の箱を取り出した。米粒ほどの赤いライトが点灯している。これがラジコンローターのコントローラーなのだ。
「もう少し頑張らないとね」
玲子の指がダイヤルを軽く回した。
「あふうっ!」
しのぶが小さく叫び、膝をガクンと折った。下腹部からのモーター音が大きくなっていた。玲子が振動のパワーを上げたのだ。今までとは比べ物にならないような快感が、しのぶを襲った。
「ちゃんと立ってなくちゃ駄目よ」
「は、はい」
「そのままで53ページの3行目から読んでちょうだい」
「はい......。日本の、モ、モダニズムを継承する形でう、う、生まれた機械化運動は、北園貴らによって、あ、あ、う......」
文字を読みあげるなどということは、もうできる状態ではなかった。ローターの強烈な振動がしのぶの下腹部で暴れ回り、快感の波が次から次へと押し寄せてくる。
しのぶに自慰の経験がなかったわけでもないし、これまでのおしおきによる乱暴な刺激に快感を覚えたことも何度もあった。一度などは肛門を愛撫されて絶頂を極めてしまったことだってあった。しかし、今、しのぶを襲っているのは、そんなものとは比べ物にならない快感だった。
「あっ、あっ、あっ!」
快感は更に増幅し、しのぶが耐えられる限界を超えていた。玲子が、こっそりと少しずつパワーを上げているのだ。
これに耐えなければ、さらにひどいおしおきを受けることになる。そんなことも、もうしのぶの頭の中から消え失せていた。開いた教科書を握りしめ、立ったままのしのぶは、体をぶるぶると震わせて快感と戦っている。口がだらしなく開き、甘い悲鳴が漏れる。
ごくり......。教室中の男子生徒が唾を飲んだ。本気で感じているクラスメートの美少女の姿は、とてつもなくエロティックだった。誰もがズボンの中でペニスを激しく勃起させていた。そして男子生徒ばかりではなく、女子生徒たちもしのぶに同情すると同時に、その淫らな姿を見て興奮が伝染してしまい、太股の奥をじんわりと濡らしていた。
(ああ、もうだめ。こんなところで、イカされちゃう......。みんなにイクところを見られるなんて、死ぬほど恥ずかしいわ。でも、もう、がまんできないっ......)
頭の中が真っ白になり、しのぶが絶頂を迎えようとしたその瞬間、フッとローターの動きが止まった。
「えっ?」
イク寸前で急に止められ、一瞬しのぶは自分の体に何が起こったのか理解できなかった。そして我にかえると、一気に羞恥心が甦ってきた。クラスメート全員に本気で感じている姿を見せてしまったことはもちろん、イカせてもらえなかったことを残念に思った自分が、たまらなく恥ずかしかったのだ。
「ふふふ、イカせてもらえなかったのが残念そうね。でも、クラスメートの前でイクだなんて恥ずかしい姿を晒させるような可哀想なこと、可愛い教え子にはできないわ」
玲子は、わざとらしく笑った。
「授業中にイッちゃうなんて、恥ずかしいことになったら、高橋さんにはもっと厳しいおしおきをしなくちゃいけなくなるものね」
玲子は、玉のような汗を浮かべ、息を荒くしているしのぶを座らせた。椅子に腰を下ろすと、しのぶは自分のショーツがびっしょりと濡れていることに改めて気づかされる。情けなさに涙が出てきそうだ。
「高橋さんに集中力をつける訓練をもっとしてあげたいけれど、そればかりしてると授業が進まないものね。それじゃあ、次の質問に答えられた人に、このコントローラーを貸してあげるわ。授業が終わるまで、好きに使っていいわよ」
しのぶの体内に埋め込まれたラジコンローターのコントローラーを自分で自由に操作できる権利が与えられるとあって、男子生徒たちは色めき立った。玲子が出した難易度の高い問題にも、勢いよくいくつもの手が上がった。最初の質問に一番最初に挙手して、見事正解したのは吉永だった。分厚い眼鏡をかけた、いわゆるガリ勉タイプの生徒で、成績はいつもクラスで一番だった。
「さすが吉永君ね。ハイ、君にはこれ。高橋さんの膣の中に入れたローターのコントローラーよ」
さっきまで自分が使っていた3つ同時に操作できる物とは別に、それぞれのローターに対応したセパレート式のコントローラーがあったのだ。その一つが吉永に渡された。
吉永はしのぶと手元のコントローラーを見比べながら、指でダイヤルを回した。
「ああっ」
膣の中のローターが、また動きだした。ついさっき、イク寸前で中止させられた為に、しのぶの肉体の疼きはまだ燻っている状態だった。火が再燃するのは、たやすい。
「んんっ......」
「うわ、こりゃ面白いな。それ、これでどうだ?」
吉永がダイヤルを回し、さらにパワーを上げた。しのぶの体がビクンと反応した。
「だめ、いやっ」
しのぶは、思わずスカートの上から股間を押さえた。脚がガタガタ震えている。このままでは、すぐにイカされてしまいそうだ。
「ひひひ、もっと強くしてみるかな」
吉永がさらにパワーを上げようとした時、玲子が注意した。
「言い忘れてたけど、吉永君。授業が終わるまで、高橋さんをイカせちゃダメよ。もし誤ってイカせてしまったら、あなたにもペナルティを与えるわよ」
「え、そうなんですか!?」
吉永は慌ててスイッチを切った。
「あ、んんっ?」
また中途半端なところで止められてしまい、しのぶはホッとすると同時に、生殺しのような状態に置かれてしまった。
「さぁ、あとコントローラーは、まだあと二つあるわよ。次の問題はわかるかしら」
玲子は出題を続け、二人の優秀なる男子生徒が、しのぶの肛門内に入れられたローターのコントローラーを手にする幸運を得た。お調子者の石田と、野球部で活躍している桐島だ。玲子からコントローラーを渡されて、少し照れくさそうにしながらも、興味津々といった表情で二人は同時にスイッチを入れた。
「あふうっ!」
さっきまで刺激されていた膣内とは違う快感がしのぶを襲った。特に肛門が敏感なしのぶである。二つのローターがぶつかり合い、複雑な動きをしながら、肛門の中を刺激し始めると、もうたまらない。
「ああんっ! いやぁ......」
たちまち、しのぶが激しく反応するのを見ると吉永も負けじとスイッチを入れた。
「あひぃっ!」
膣と肛門が同時に刺激された。その相乗効果は凄まじかった。しのぶは椅子の上で体を突っ張らせた。すぐにでも絶頂に達してしまいそうだった。
すると玲子がパンパンと手を叩いた。
「ほら、石田君も桐島君も、わかってるわね。授業が終わる前にイカせちゃったら、あなたたちにもペナルティだからね」
「あ、そうか」
二人も慌ててスイッチを切る。しかし、吉永の操作するコントローラーは低パワーのまま動き続けている。しばらくして、石田がまたスイッチを入れ、桐島がそれに続く。すると吉永が切る。
そんな風にして、三人がそれぞれにスイッチを入れたり切ったり、パワーを上げたり下げたりと操作するため、極めて複雑なパターンの刺激となってしのぶを襲う。そして快感が極限まで高まると、いきなりスイッチを切られ、決してイカせてはもらえない。
玲子は授業を再開し、淡々と進めていったが、その間、しのぶはイキそうになっては、イカせてもらえないという寸止めを何十回も繰り返された。
(ああ、もう、いや。いい加減にイカせて......。このままじゃ、狂っちゃうよ......)
しのぶの目はうつろになり、焦点が合わなくなっていた。もうイクことしか考えられない。玲子の考えた残酷な責めによって、あれほど羞恥心の強いしのぶの理性も、完全に崩壊してしまっていた。
やがて授業終了のチャイムがなった。
「はい、お疲れ様。吉永君たち、もうイカせてもいいわよ」
玲子のその言葉を聞くや否や、三人はコントローラーのダイヤルを最強に回した。
「あうっ!」
強烈な刺激がしのぶの体内を駆け抜けた。高圧電流でも流されたかのように、しのぶの体が椅子から跳ね上がり、床に崩れ落ちた。
「あああああああっ。いいいいいいっ!」
ビクンビクンと激しく痙攣し、しのぶは待望の絶頂を迎えた。何度ものけぞり、獣のような声が漏れる。その凄まじいイキっぷりに、クラスメートたちは声も出ない。
そんなしのぶの姿を見て、玲子は嬉しそうに言った。
「よかったわね、高橋さん、やっとイカせてもらえたのね。じゃあ、休み時間の間中、ずっとイカせてもらうといいわ。何十回でも好きなだけイキなさい」
そしてくるりと踵を返して教室を出て行く。その後ろからは、しのぶの悲鳴が聞こえてきた。
「いやあっ、ダメっ、また、またイッちゃう。お願いっ、もう許してっ! ああっ、イッちゃう! またイッちゃう! ああああっ!」
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電人blog |
著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。ひたすら羞恥責め、アナル責めを好み、70年代永井豪エッチ漫画の世界を愛する。これまでの監督作品として「1年S組 高橋真弓のおしおき」「同2」「穴牝奴〜町内会人妻肛虐倶楽部 」がある。以前、永井漫画をモチーフにした小説をネットに発表したことはあるが、オリジナルは本作が初めて。 |