WEB SNIPER's special AV review.
WEB
スナイパーAVレビュー!
地球へ衝突コースをとる小惑星ネメシス。これを迎撃しようと奮闘する地球防衛隊本部が、突如出現した巨大怪獣ドルグラーと巨大戦闘ロボットヘルゲイザーMk\x87Uによって窮地に立たされた時、地球防衛隊員・南有紀は本来の姿である巨大ヒロイン「アルファレディー」となって二体の怪獣に戦いを挑む。しかし……。胸を抉られるようなバッドエンドが戦慄ものの超マニアック作品。ミサイル・プロトン1号と2号を建設しネメシスを破壊しようとする地球防衛軍。しかし、巨大怪獣ドルグラーと大戦闘ロボット・ヘルゲイザーMk\x87Uの出現によって、その計画は窮地に立たされてしまう。
地球防衛隊員・南有紀として地球に潜んでいた巨大ヒロイン・アルファレディーは本来の姿となって敵に立ち向かうが、謎の超音波を発するメテオ星人も加わり、3対1のハンデを背負って追い詰められる。プロトン1号を破壊され後がないアルファレディーは「たとえ3対1でも同じ相手に二度は負けない!」と傷ついた身体をひきずり敵に立ち向かうのだが――。
ドミネーション=圧倒的実力差や卑劣な手段などにより、抵抗が出来ないスーパーヒロインを徹底的に痛めつけること。
『ドミネーションハード』というタイトルを見てもわかるとおり、わかりやすいエロ描写はほぼゼロ。最後までオッパイ一つ出てこず、巨代ヒロインが3人の怪獣にひたすらやられているだけという徹底っぷりが清々しい1本です。しかもヒロインが地球人の姿でいる時間は全部合わせて5分程度と、これまたマニアック!
正直「これをAVと呼んでいいんだろうか?」と思わなくもないですが、実際には子供の頃に特撮モノで正義の味方がやられているシーンを見て性に目覚めたなんて話はよく聞きます(本作が、GIGAが開催している“第1回ヒロイン妄想計画祭”のエントリー作品だってことを考えても、案外需要は多そう)。
そういう人にとっては「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 待ってました!」という感じなんでしょう。
ユーザーが作ったプロットを掲示板で練り上げていく“ヒロイン妄想計画”のシステムをかいくぐってきただけあって、設定はなかなか凝ってます。でも、内容はいたってシンプルなのが嬉しいところ。その昔テレビで観てモヤモヤした“ヒロインが延々と痛めつけられるところ”をじっくり観られるんだから、お好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか。
そして、そんなモヤモヤエロスに拍車をかけるのが、あすかみみちゃん演じるアルファレディーのやられっぷり!
殴られるたびにあがる「ああっ」「んくうっ」っていかにも弱そうな声。巨大とはいえ中に入ってるのは女の子だから、3人の怪人に比べると身体も小さく、パンチは威力のない猫パンチ。
また、アルファレディーのコスチュームやあすかみみちゃんのプロポーションが、それほど女を感じさせないところが逆にエロいんですよ。戦闘シーン(という名のやられシーン)をずっと観てたら、身体の小さい美少年がいじわるな上級生にいじめられているみたいで、妙な興奮を覚えてしまいました。
ラストシーンはもちろんバッドエンドなんですが、これも実に嫌な感じに凝ってます。
傷つきながらもなんとかミサイルを発射させ、小惑星ネメシスを破壊したアルファレディー。でも、これは敵の罠。実を言うとネメシス自体が地球を滅ぼす兵器で、これを破壊したことによって太陽エネルギーが遮断され地球は薄暗い死の星になってしまうんですね。
うわー、コアなユーザーの考えることってやっぱり容赦ない……! メテオ星人のルックスがまるっきりチンポなところも要チェックです。
ちなみに“ヒロイン妄想計画”はGIGAさんのサイトで観られるので、興味のある方は是非どうぞ。バッドエンドを迎えた歴代ヒロインが働く「ヒロイン風俗店」や「ヒロイン痴漢」なんてプロットもあって、見てるだけで面白いですよ。
文=遠藤遊佐
『巨大ヒロイン ドミネーションハード アルファレディー編(GIGA)』
関連記事
特選AVレビュー『ビキニアーマーヒロイン 女戦士ヒルダ凌辱(GIGA)』
12.04.30更新 |
WEBスナイパー
>
AV情報
|
|