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耽美派“責め縄”縛師・奈加あきらの緊縛世界。千変万化する一条の縄、絡み合う数条の縄たちを巧みに操り、女体を艶美に悽愴に縛り上げる日本独特のSM情感――。シリーズ第五作目となる本作では内縁の妻として生きる妖艶美女がヒロインを熱演。火照りきった肌が少しずつ醸していく、ただれた劣情の官能美を堪能しましょう。縄で悦ぶと書いて『縄悦』。そのものズバリ。
セリフはほとんどなく、登場人物は縄師と女の2人きりというこれ以上ないくらいシンプルなつくりなのに、美学とドラマがしっかり感じられる。そんな本格緊縛作品であります。
手首にはギラギラ光る金のプレスレット、肌着の下から彫り物を覗かせたいかにも「そのスジの者」という風貌の縄師・奈加あきらが、自宅の縁側で満足げに茶碗酒を煽っている。その視線の先には、着物に割烹着姿のまま緊縛された色っぽい女が……。
どうです、この冒頭シーンだけでもグッときませんか。特になんの説明もないけど、何か劣情をもよおさずにはいられない風景。
そこでサブタイトルを見てください。「卑肉内縁妻劣情縛り」。
そう、この美しく貞淑な女はこのヤクザ者の内縁妻で、見た目とは裏腹に卑しい肉を隠し持っているわけですよ。ああ、なんて破廉恥な!
無駄な演出は一切ないのに、たった9文字で想像を掻き立てられる淫靡な空気。SMに疎い私でも「やっぱり本物は違う!」とうならずにはいられません。
やがて男は妻の口にティッシュを詰め、手ぬぐいの結び目をかませ、その上にさらに猿轡をかませます。着物の裾をめくって足を開かせると、もちろん下はノーパン。ガニ股の恥ずかしい格好のまま半吊りにされた妻は、羞恥と痛みに悶え苦しむ。
よく、こんな清楚な女とこんなガラの悪い男がどうして付き合ってるんだと不思議に思うようなカップルがいるけれど、そういう人たちって正反対に見えてもどこか似てたりするんですよね。さしずめこの2人の場合は、縄を通じて結ばれた夫婦といった感じ。
男は妻の痴態をひとしきり楽しむと縄を外すわけなんですけど、そのときの丁寧な所作がまたエロティック。大切なオモチャを慈しむように一つ一つ戒めを解き、まだ縄酔いの残る妻の体をゆっくりと床に横たえる。
なんというか、やっぱりSMの中心にあるのって愛なんでしょうね。白く肌に残った縄痕さえも美しく見えてしまいます。
それからも2人の縄を使った情交は続きます。
西日の射す和室で妻をまんぐり返しにして縛り上げ、それをつまみに悠々と酒を飲む男。
女の火照った股間に突っ込むのは、自分のイチモツではなく固く冷たい木のハリガタ。痛そうに見えるけど、女のほうもこれがズブズブ入っちゃうくらいに興奮して濡れている。
その後も全裸で柱に縛り付けたり、赤襦袢姿で緊縛して蝋燭責めにしたりと淡々と2人だけのプレイは続き、最後には後ろ手に縛り上げ高々と宙吊りに……。
SMは信頼関係だなんてことを言いますが、こういう作品を見ると素直に納得しちゃいますね。
だって、宙吊りとか普通に怖いですよ。素人が適当に縛ったら死んじゃうことだってあり得るわけで……。そんな状態で脂汗かきながらマンコを弄られてイクなんて、なかなかできることじゃありません。
だからこそ本作の緊縛シーンは、一瞬一瞬が張り詰めていて、絵画のように美しいんでしょう。
奈加あきらの緊縛の緻密さ・美しさ、そして確かな技術に裏打ちされた情感を堪能して欲しい一本です。
やっぱり日本のSMってすごいですよ。うん。
文=遠藤遊佐
キチキチと軋む縄音に火照りきった円熟妖艶ボディが喘ぎ悶える
純和風緊縛エロスの濃厚極まる迸り!!
FLV形式 3.04MB 1分03秒
『責め縄秘画報 縄悦其ノ五 卑肉内縁妻劣情縛り(アートビデオ)』
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10.02.09更新 |
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