web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『地下牢の倒錯魔2(アートビデオ)』 文=安田理央 地下牢に囚われた若き女に襲いかかる変態凌辱の嵐! 拒絶の裸体が拷問台に拘束され屈辱と羞恥に貶められる女 狂気の性戯に悶え呻く凌辱の犠牲者はやがて隷従の誓いを口にする。 |
地下室で両手吊りにされている女。開口マスクで口を塞がれているが、絶え間なく悲鳴が漏れてくる。
「誰も助けにこないよ。素直になった方がいいんじゃないのか?」
女に詰め寄る男。そして男は、女のブラウスを開き、スカートをめくりあげ、下着を晒させるとその肉体を嬲っていく。
特にストーリーや設定の説明はなく、淡々とバロン佐藤と水上結衣のプレイをカメラはとらえていきます。なんか見たことあるなと思ったら、これ「SM獄窓」シリーズと同じシチュエーションですね。継承シリーズなのかな?
拘束した女体をジワジワと責めていくというシンプルな内容ですが、特筆すべきは顔責めに重点を置いているところでしょうか。
最初のシーンから開口マスクを使っていますし、その次のシーンでは茣蓙縛りにした水上結衣の両鼻や口に火のついた煙草をくわえさせるという責めをしています。鼻から煙草が突きだしている光景は、非常にマヌケなのですが、これかなりキツイ責めですよね。むせるしジリジリと熱くなってくるし。そしてこのみっともない姿は女性にとっては屈辱的でしょうしね。
さらに続いては鼻の穴を複数のクリップで大きく広げてしまう鼻責め。そして開口器で開けた口の奥にチューブを突っ込むという責めです。これまたキツイですよね。検診などで胃カメラを飲んだことがある人には、この苦痛が共感できるのではないでしょうか。嗚咽に苦しみながらヨダレをダラダラと垂れ流す水上結衣。日本的な癒し系美女なのですが、その美貌も見るも無惨な有様に。
もちろん屈曲位でのスパンキングや開脚縛りでのバイブ責め、ローソク責めといった基本的な責めもきちんと押さえていますが、地味ながらもキツイ責めをじっくりと描いているところにこの作品の魅力はあります。
ラストは片足吊りでの浣腸責め。泣き叫びながらも注入されていく水上結衣の姿にはグッと来ますが、バロン佐藤に我慢しろと命令されてもジョボジョボ漏らしてしまうのは、ちょっと残念。どーも最近、浣腸されても我慢ができないモデルさんが増えてきた気がします。便意を必死に堪える姿こそが見たいんですけどねぇ。これ、やたらと失禁やら潮吹きやらする子が増えてきたのと関係があるような……。日本の女の子の下半身が色んな意味で緩くなってきているのではないでしょうか。
ま、その点以外は、渋いながらもマニアックな責めの光る佳作だと思います。
文=安田理央
『地下牢の倒錯魔2(アートビデオ)』
発売日:発売中
出演:水上結衣
監督:森田晋
収録時間:75分
販売価格:17,115円(税込)
商品番号:ADV-R0360
メーカー:アートビデオ
メーカーサイトで作品詳細を確認・購入する>>>こちら
関連記事
【AVレビュー】『特殊工作員養成所 拷問凌辱に耐え抜いて―(アタッカーズ)』
安田理央 エロ系ライター、アダルトメディア研究家、パンク歌手、ほか色々。この夏、ついに四十代に突入ですよ。もう人生の折り返し地点かと思うと感慨深い。主な著作に「エロの敵」「日本縦断フーゾクの旅」「デジハメ娘。」など。趣味は物産展めぐり。でも旅行は苦手。 |
08.07.27更新 |
WEBスナイパー
>
AV情報