web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『獄少女(アートビデオ)』 文=井上文 純真無垢、いたいけな美少女を禁断の監禁凌辱! まだあどけなさが残るみみに悪夢が訪れる。全裸に剥かれ麻縄で縛られSM変態調教が始まり、極太バイブでイカされ、頭が真っ白やがて身体が反応性奴隷と堕ちていく……。 |
口に粘着テープ、後手に手錠を掛けられた状態で目覚めた制服少女(ゆめのみみ)。自分が見知らぬ男に監禁されていることを知った彼女は何とか逃げようともがくが……。
東園賢監督のツボを押えた密室ドラマ作品。少女と男の一対一で繰り広げられる調教劇は、派手な演出こそないものの、演技が適切に抑制されていて、底流にゾクゾクするような緊張感を醸しています。
まずは逃げ出そうと暴れる少女をビンタ。さらに尻スパンキングへ移行し、少し抵抗すると「まだ言うことを聞かないのか」と双臀が真っ赤になるまで淡々と打擲。互いに余計なセリフを吐かないところがいいですね。
場面が変わると高手小手に縛られた少女が豆絞りの猿轡を噛まされ、片脚を吊られた恥ずかしい姿を晒しています。綿のパンティに股縄がきつく食い込み、その縄を刺激されて、白いハイソックスに包まれた脚が儚く揺れる美しいシーンです。少女が漏らすか弱い吐息が、痛がっているような、感じているような微妙なトーンで、この辺りから観ている側の妄想もどんどん膨らんできます。
「なんだ、まだ生えてないの?」
少女を車椅子に固縛し、M字開脚させた男がパンティを鋏で切って呟きます。剥き出しのパイパンに鼻を埋め、音を立てて少女のエキスを吸いたてる男。
「いや……汚いのに……ダメ……」
と慌てながら顔に玉の汗を浮かべる少女の瞳には、少しずつ諦めの色が。もちろん屈伏はしないのですが、たとえば男の手に噛みつくシーンでは、そのまま噛み切って逃げるような強さはないのだという心理がきちんと窺え、展開に納得がいくのと同時に嗜虐心を煽られます。
ここまでがだいたい前半部分で、全部は書きませんが、後半にはバイブや電マを使った連続イカせや強制失禁、両肘と両膝を曲げた状態で縄でまとめたダルマ状拘束での鞭打ち、浣腸、そしてペニスを使った凌辱劇が待っています。いわば、完全に男の支配下に置かれた少女が、どんな運命を辿ったかが一つ一つ描写されていくのです。
全体として、二人しかいない出演者の演技がどちらも成功しているので、均一な世界観がきちんと確立された完成度の高い作品になっています。特に少女役の「ゆめのみみ」は他の役どころが思いつかないほどのハマり役。いわゆる美少女とはちょっと違いますが、今後が楽しみな女優さんの一人になりました。
文=井上文
『獄少女(アートビデオ)』
発売日:2008年8月31日
出演者:ゆめのみみ
監督:東園賢
収録時間:90分
品番:ADV-R0377
販売価格:17,115円(税込)
メーカー:アートビデオ
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
08.08.10更新 |
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