web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『縄玩弄レオタード2(アートビデオ)』 文=安田理央 こういうアタリがあるからアートは見逃せない! 羞恥と屈辱の中で肌を晒していく女、その弱みに付け込んで変態性癖を貪欲に発露していく男。レオタード、緊縛、浣腸、言葉責め……全てにおいてネッチリとした、王道的陰湿SMの傑作を発見!! |
ボロボロの事務所を訪ねてきたワケアリのサングラス美女。彼女は、短期間高収入のバイトがあると紹介されてここへやって来たのだ。若いホストに入れ込んで多重債務を抱えてしまった人妻だという。
事務所の中年男は事情を聞くと、その場で全裸になれと命令した。とまどう女に男は「いやなら帰ってもいいんですよ」と言いながら、札束を見せた。意を決して服を脱いでいく女。しかし、下着姿になると、手が止まってしまう。男はさらに札束を積み上げる。それを見て、女は悲しげな表情で下着を脱ぎ捨てた……。
いやぁ、たまらないシチュエーションですね。小沢とおる演じる中年男にネチネチと追い詰められて、全裸になっていく美人妻。あくまでも恥じらいを忘れずに、脱いでも両手で胸と股間を隠しているのが、モロに僕のツボですよ。
しかし、かつて新体操をやっていたことを男に知られて、全裸でY字バランスのポーズをとらされ、パックリ開いた恥ずかしいところをビデオカメラで撮影されてしまいます。さらに、レオタード姿で、開脚ポーズばかりを強要され、バイブや電マで何度もイカされてしまうのですね。
本当に新体操をやってたらしく、上原優さん、すごく体が柔らかいんですね。脚が開く開く、体も曲がる曲がる。でも、体はむっちりと肉づきがよいんですね。そのミスマッチが大変エロいわけですよ。普通、新体操の選手は筋肉質でスレンダーですからね。それがムチムチボディで同じポーズをとると、大変エロくなってしまうのですね。
個人的には、後半のクライマックスである浣腸責めが素晴らしかったですね。ソファの上でお尻を突き出すような格好で縛られて、グリセリン入りの牛乳浣腸を7本も入れられてしまいます。その時の切なそうな表情と、恥辱に満ちたセリフがビシっと決まってるんですよ。
すぐにヒリ出すなんてことはせず、「トイレに行かせて下さい」「いや、こんなところで」と定番のセリフで懇願し、ついに耐えきれずに崩壊する時は「見ないで」と絶叫するのも忘れません。勢いよく噴出してしまう恥ずかしさに「こんな姿いやぁ」と泣きじゃくる姿は最高ですね。これぞ、究極の羞恥責めとしての浣腸ですよ。すぐに「お腹痛い、出していい?」なんて言って、恥じらいのかけらもない表情でピューピュー出してるバカ女の浣腸なんて、あれはただのギャグですよ。こういう正しい浣腸責め、もっとちゃんと撮って欲しいものです。久しぶりにいい浣腸責めを見たという気持ちになりました!
中年男のいやらしさを全開にしてネチネチ迫る小沢とおると、崩れていく女の哀しみと色気を漂わせる上原優が、がっちりと組み合った傑作だと言えましょう。
文=安田理央
『縄玩弄レオタード2(アートビデオ)』
女優:上原優
監督:東園賢
収録時間:90分
発売日:2009/08/31
販売価格:17,115円(税込)
商品番号:ADV-R0461
メーカー:アートビデオ
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安田理央 1967年生まれ。エロ系ライター、アダルトメディア研究家、パンク歌手、ほか色々。主な著作に「エロの敵」「日本縦断フーゾクの旅」「デジハメ娘。」など。趣味は物産展めぐり。でも旅行は苦手。 |
09.08.29更新 |
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