web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『猟奇の檻40(アートビデオ)』 文=井上文 第40回を迎える秘密パーティーの生贄は、全身の毛穴から淫らなフェロモンを滲み出させる肉感ボディのドスケベOL。絶対服従がルールの過酷な密室、気がついた時、彼女は凄絶なアクメ地獄に堕ちていた。 |
会員制秘密SMクラブ「猟奇の檻」で行なわれる一対一の濃密なプレイ。肉感的な色白ボディの岩崎ももが、客役の男優・佐川銀次に徹底的にいたぶられます。
冒頭、地味なワンピース姿の岩崎が鉄柱に拘束され、スカートの中や大きな胸を意地悪く弄られるシーンがありますが、服装、下着、肉体のどれをとっても生々しい素人感があり、地下クラブという設定に強く引き込まれます。
佐川の責め方もメリハリがあって魅せられますね。折々にスパンキングが入るのですが、手加減を感じさせず、しかし大げさではなく、空気がピンと張りつめます。言葉少なに淡々と玩弄しつつ、ふいに掌を一閃させて、岩崎の心身をリアルに支配していくのです。
口にギャグを嵌めた岩崎が犬歩きをさせられ、尻をスパンキングラケットで真っ赤になるまで打たれたところで場面が変わります。ハデなことをするわけではありませんが、緊迫感が持続しているので、ここまでだけでも非常に濃い印象を受けました。
メインとなる中盤は、岩崎を開脚拘束してのイカせ責め。両足を高く上げられ、股間を前に突き出した格好で、ローター、バイブ、アナルバイブで何度となくイカされます。
「もう無理です! 許して下さい!!」
ふくよかな乳房を震わせ、半狂乱で訴える岩崎。しかし、手を止めた佐川が次に取り出すのは、双頭の両穴バイブ。さらに、これでイカされた後に待っていたのは、極太のロング・ディルドオ。絶望に染まる岩崎の表情は見ものです。
トータルで何回イッたのかは分かりませんが、絶望と絶頂の間を激しく行き来する岩崎の反応は、顔の色まで変わって見えるようで、演技とは思えませんでした。またこの時、足の好きな方は足指の表情を見ると、もう一つ違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。
最後は岩崎が吊った鉄パイプに両腕を括られ、尻を突き出した格好で犯されます。全体に一まとまりのプレイとして破綻なく、不必要な演出もないところに迫力を感じました。よくあるスタッフ対女優のナンパなSMものではなく、S男対M女の硬質なやり取りが見られる、気合の入ったいい作品だと思いました。
文=井上文
『猟奇の檻40(アートビデオ)』
発売日:発売中
出演:岩崎もも
監督:榊原KEN
収録時間:80分
販売価格:17,115円(税込)
商品番号:ADV-R0361
メーカー:アートビデオ
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
08.07.21更新 |
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