ＳＭのアタッカーズと呼ばれるために【５】

老舗SMメーカー情報第1弾！
ＳＭのアタッカーズと呼ばれるために【５】

インタビュー・文＝安田理央

二大勢力の壁を超えろ！
レイプ・凌辱の雄が敢然と挑む！

２大インタビュー！
「アタッカーズ」チーフプロデューサーＳ氏
ＳＭビデオ作品の巨匠・川村慎一監督

あのアタッカーズが変わる――。
レイプや凌辱など、残酷なＳＭ作品を得意としてきた「アタッカーズ」が変わるという。
2006年夏より本誌でおなじみのミラ狂美や風見蘭鬼、そして監督陣には、ＳＭ作品を愛するマニアたちから圧倒的な支持を誇る川村慎一監督を招聘。
既存の「アタッカーズ」のイメージをさらに推し進め、新たなＳＭメーカーとして生まれ変わろうとしている。
引き続き巨匠・川村監督のインタビューを掲載！

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２０年もの間、ＳＭを撮り続けている川村慎一監督。
新天地アタッカーズでの活躍も期待される巨匠が
ＳＭにこだわり続ける、その理由とは？

ビデ倫では殺される描写は不可能ということだが、この作品では上原留華と坂本麻耶はレイプの末に殺され、死姦までされてしまう。

責め手として出演しているのは乱田舞。見事な悪役を演じる。

共演はつかもと.友紀。演技派を揃えたキャスティングだ。

川：「ああ、そうか、これはビデ倫じゃダメなのか。気づかなかった（笑）。基本的には、それほど意識して撮ってませんでしたね。カメラマンはちゃんとわかってセルっぽく撮ってくれたとは思うんですが、特に股間のアップばかり撮ってくれという注文もありませんでしたし。いつもと同じですよ」

川村監督というと、現場では鬼のように厳しい人だという噂を聞いていたので、取材にあたっては緊張していたのだが、拍子抜けするほど飄々とした人柄で驚かされた。

しかし、その脱力したようなソフトな語り口の端々に職人的なこだわりとプライドが、チラチラと垣間見えるのだ。

川：「ＡＶ監督としてデビューしたのは１９８６年の秋だから、もう丸２０年になりますね。もともとはピンク映画の助監督をやってたんですよ。それからテレビの方をやったんですが、つまらなくてね。その合間に知り合いの関係でＡＶのＡＤやってたんですけど、その頃のＡＤ仲間がみんな監督になっちゃって、それならおれもやってみるかって感じですね」

※この記事はＳ＆Ｍスナイパー2006年10月号に掲載された記事の再掲です。

関連リンク

アタッカーズ公式サイト＝http://www.attackers.net/

安田理央の恥ずかしいblog
http://d.hatena.ne.jp/rioysd/

新刊「エロの敵　今、アダルトメディアに起こりつつあること」（翔泳社）
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4798111082

安田理央　気がつけば、今年で40代を迎えるエロ系ライター。今年はボーッとしてると大変ヤバイことになってしまいそうなので、色々と新しい行動を起こすぞと考えたり考えなかったりしております。「エロの敵」に続くアダルトメディアルポも構想中。　

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07.04.10更新 | WEBスナイパー > インタビュー