毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
数カ月前に股関節をヤラれて以来、地道にリハビリ通いを続けている私。
金と時間はかかるし、引きこもりなのにわざわざ外に出なくちゃならないし、疲れるわりにはたいして回復してるようにも思えないし……ああ、やってられん! と思ってたんですが、ここにきて一気に病院通いが楽しくなってきました。
え、「どうしてか」ですって?
やだぁ、決まってるじゃないですか。リハビリの先生が素敵だからですよぅ〜。
ああ、恋って人生の潤いよね……今日も熟女汗をダラダラかきながら腹筋に励む、オナニーマエストロ遠藤です。
そもそも普段あんまり男性と密着する機会がないマエストロ。美容院のシャンプー係の兄ちゃんに「痒いところないですか」って言われたり、医者に腹の贅肉見られたりするとついグッときちゃうんですけども、彼に関しては最初「いけすかない奴だな」と思ってたんですよ。なんかチャラいし、10歳以上年下なのにタメ口だし、ガングロだし、どっちかというと苦手なタイプ。
でも、日々大臀筋マッサージ(シャレにならない痛さ。マジで泣く)をされているうちに、いくら頼んでも一向に手を休めてくれない彼のSっぷりにポワーンと……。
遠藤「ぎぎぎぎぎ……先生。い、痛いです……!」
先生「だめだよ、これくらい我慢しないと」
しかも揉みながらテレビ観てるし。ああ、なんなのこの無関心プレイ。やばい、萌えるうぅぅぅ!(←中途半端なM性をこじらすとこのようなことになります)。
で、まあそれはいいんですけど、一つ困ったことが。
実は、先日リハビリに行ったとき「遠藤さんてパソコン使って仕事してるんだよね。ツイッターかフェイスブックやってたらフォローしていい?」って言われちゃったんですよね。さすがチャラ男!
いや、確かにやってますけど、そんなことされたら私がエロ原稿書いてることやオナニストだってことがバレちゃうじゃないですか。「遠藤さんて浣腸オナニーしてるらしいよ」「電マ6本持ってるんだって」とか言われて、病院中の噂になって、そして、そして……やばい、萌えるうぅぅぅ!(←中途半端なM性をこじらすと……以下同文)。
えー、そんな感じで今日も元気に病気を満喫しているマエストロ。生活に潤いがあると、オナニーにまでやる気が出てくるから不思議なもんです。
前回引きだしの中から見つけたいただき物の熊本名産・肥後ずいき。今回は、チャラ男先生の世にもチャラいツイッタートークに萌えながら、大奥でも使われていたというこの古来からの伝統性具を試してみようと思います。
平日の夜8時。同居人が台風で帰宅難民になっているのをいいことに(ひどい)、これ幸いと自分の部屋にこもり実験開始。
インターネットでじっくり調べたところによると、肥後ずいきにはリングタイプ、紐タイプ、ハリガタタイプなどがあるんですよね。
私が貰ったのはスタンダードな紐タイプ。えーと、これをまず水かお湯に4〜5分浸けてふやかして……と。
お、しばらくするとこんなふうになってきました。けっこうすぐに柔らかくなりますね。
このエキスの色がなんだか効きそうじゃないですか?
んで、十分にふやけたのを見計らって水から取り出し、一本の紐にします。
思ったとおり途中でブツブツ切れていたのでどうしようかと思ったんですが、切れてバラバラになったところは適当に結んじゃいました。ネットで調べたら「バイブに巻きつける際には結び目を作るのもよい」とか書いてあったし、むしろ一石二鳥かなと。
で、かねてから用意しておいた中イキ用の小さめバイブ(マエストロが普段レギュラーで使用している三種の神器の中の1本。名前は中くん)を取りだし、ぐるぐると巻きつけていきます。
よいしょ、よいしょ。
あれー、でもなんかうまくいかないなあ。一応巻くことはできたんだけど、思ってたのとはちょっと違うような……。なんつーかこう、もっとぐるぐる巻きにしたいんだけど絶対的に長さが足りません。
ネットで見たハリガタタイプのやつが全身肥後ずいきでできてたのを思い出すと、これはちょっと心細い。
うーん、でも指マンするとき指にはめて使うリングタイプはそこまでぐるぐる巻きって感じじゃなかったし、膣の中にエキスさえ染みわたればそれでいいのかも。いずれにしても今さら追加で調達するわけにもいかないし、仕方ない。これでいきましょう。
ま、まあよく見ればちゃんと結び目もできてるじゃないですか(ガタガタだけど)。
テレビに映し出された熟年セックスを観ながら、まずは電マを操って下地作りをば。いくら小さいバイブでも、いきなりズッポリとはいけませんからね。
さすが電マ、数十秒も当てているといい具合に濡れそぼってきます。ああ、AVの熟女もアヘアヘ雄叫んでるし、興奮してきた! これならローション使わなくても入るかもしれないわ!!
てなわけで、思わずバイブをレロレロしてみると……
――おえええぇぇぇっ! に、苦いッ!!
植物の茎だと思えば苦みがあるのは想像できそうなんですが、なにせオナニー中と脱糞中の人間ってのは死角だらけ。完全に油断しておりました。うわー、ペッ、ペッ。
こんな苦いもの挿れて大丈夫なんでしょうか。ていうか、セックス時に使う人たちは普通にフェラしたり、挿れた後のマンコをクンニしたりするのよね。苦くないのかしらん……。
いやいや、いかん。セックスしてる奴らの心配してる場合じゃありませんよ。気を取り直して、ノーローションでそろそろと挿入していきます。
あ、いけるいける! 全然痛くない!
ズッポリ入ったところで、エキスがゆきわたるのをじっと待ちながら肥後ずいきバイブの感触を噛みしめるマエストロ。うーん、いつもと変わらないような、違うような……いや、やっぱりいつもと同じ?
よくわからないので、とりあえずバイブのスイッチを入れてみる。
ブブブブブブブ……。
ああ、いい……久々に味わうバイブの感触。(注・普段のオナニーはだいたい電マメインで行なっております)でも、気持ちいいけど、いつもと比べるとどうかなあ。ぶっちゃけそんなに変わらないような……。やっぱりぐるぐる巻きにできなかったからいけないんでしょうか。
気分を盛り上げればなんとかなるかと思って「ああん、お殿様〜!」とか言ってみたけど、やはり劇的に感度がアップするなんてことはなく(当たり前です)。
台風15号の猛威でガタガタ震えるサッシの音を聞きながら、とりあえず一回目の昇天。
ううむ。なんとなくマンコの入り口が痺れるというか熱いような気がしないでもないけれど、結果としては劇的な違いはナシ。つまり、あんまり効果はみられませんでした。はい、おしまい!
うー、でもこれで終わりにしちゃっていいんでしょうか。あたし、こんなんで本当にベストを尽くしたって言える!?
台風ハイになってるのか、なんだか消化不良のマエストロ。
無理矢理結果を出すことはないけど、もうちょっと頑張ってみてもいいような……ってことで、仕切り直してもう一度チャレンジすることに。
あのですね。よくよく考えてみれば江戸時代に電動バイブがあったはずがないわけで、大奥の方たちがさっきのマエストロのようにGスポットを刺激していたとは考えにくいんですよね。あの時代の女人は淫核をひたすらコスコスするか、さもなくばイクまで地道にハリガタを出し入れし続けていたはずなんです。
だったら私も同じようにしてためしてみるべきじゃあないですか。もしかしたら肥後ずいきはピストン運動でこそその真価を発揮するのかもしれないし。うん、そうだ。そうに違いない。
というわけで、ピストン用の別バイブを探すため押し入れをガサゴソやりだすマエストロ。(もちろん下半身は丸出し!)
今度こそうまくいくのか? そして台風で飛んでいったベランダのバケツの行方は? いろいろ気になるまま次回に続きます。
(続く)
11.10.01更新 |
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