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前講では大腸の洗滌法として最も合理的な体位が「逆吊り」であることを説明しました。今回の講義では、その具他的な実践方法について、注意事項を交えつつ詳しく解説していきたいと思います。時には危険も伴う行為ですから、皆さん心して聞いて下さい。大腸を洗滌するために、三〇〇〇cc以上の大量の温水をケッツから注入する時の体位として、逆吊り(倒立位)が一番合理的であるということは、先号で説明したとおりであります。
脱穀の済んだ白米を南京袋に入れるのには、誰かに袋の口を拡げて持って立っていてもらって、そこへ上からザァーッと入れるのが一番入れ易いのは子供でも分かる理屈で、人間の場合でも、逆さに吊り下げて、ケッツの穴から流し込めば、この白米を入れる南京袋と同じ理屈になる訳です。
とはいえ、逆吊り体位になるためには、誰か他の人の手を借りなければとても困難なことです。
しかしそれとて、自分一人でやってやれないことはありません。
天井(又は木の枝)から滑車で綱を下げて、それに両足を縛って、その綱を自分で巧みに引っ張って、徐々に両足を吊り上げていって、それで倒立の形になった時に、その引き綱をどこか自分の手の届く所に結んで止めればいいのですが、これには設備も要りますし、体力も要りますし、その上、さぁ逆吊りが完成したら、自分の手で高圧浣腸器のゴムホースを引っ張ってきて、自分でセルフサービスでケッツへ挿入しなければなりません。
あるいは、浣腸器のゴムホースは、両足を逆吊りする前にケッツの穴へ突っ込んでおかなければなりません。
そして、もし立派に自分一人で逆吊りに成功し、洗滌液が流れ込みだしたとしても、これは口を拡げた袋に物を流し込むように、よく入りすぎますから、見る見る腹が膨らんでボデ腹になってきて、腹がダブンと重くなり、背中が反り返ってきて、背を曲げられなくなります。
(続く)
11.02.16更新 |
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