第30講 灼熱の筍攻撃【3】 文=横田猛雄 イラスト=伊集院貴子 |
第三課 突くのじゃなく逆にしごかれ
先生に言われたように私はもう息が止まるくらいの激しいピストン運動をして、恥骨をお姉さんの谷間に叩きつけたのですが、どうしても入れるたびに亀の頭に感じる温かくて柔かくて、しかも真綿のように包んで締めつけてくるその快さにすぐに腰の力が抜け、そのたびに先生に、「ほらほら休んでいいって誰がいったの」と押されて、でもすぐに骨抜きにされてしまって……。
するとお姉さんが後ずさりを始めたではありませんか。
私のチンボを喰わえたままで。
どんどんさがってきて、ついに私は壁際に立たされもう後がありません。
そうやってもう下がれない私の腰に、お姉さんは前から激しくお尻で繰り返しの逆ピストン攻撃を始めたのです。
実は私はその頃すでに人妻も含めて数人の年上の女の人のお尻の穴の味を知ってはいましたが、こんなのは初めてです。
私が突くのではなく、包囲されて逆にしごかれるなんて……。
お姉さんは乗馬でもしているように気持ち良さげにお尻を弾ませ、その白い背中の溝には汗をにじませています。
かなり長い間そうやって攻められ、私はもう波に遊ばれる海草のように漂いながら、それでもチンボだけはしっかり立てて、もう完全に性感だけの人間になっていました。
理性などはもう完全に頭の天辺から気化して、頭の中は空洞でチンボ人間です。
あとで看護婦さんが笑って話してくれたところによると、唯、ワアワアと大声で白痴のように泣いていた、とその時の私の姿を真似て、余程おかしかったのでしょう。
そんなお姉さんの腰の動きがふと止んで、私が一瞬我に返った時、今まで締めつけていたお姉さんのお尻の穴の紐が弛み、ふっとひと息ついた時、お姉さんの直腸壁は私のチンボを包む何段もの小さいドウナツのようにやわやわと締めつけながら、そんな輪が奥の方、つまり私のチンボの亀の鈴口のところから序序に下がってきて、私のチンボを恥骨の方に向かってしごくような動きを見せ始めたのです。
(続く)
横田猛雄 1990年3月号よりS&Mスナイパーにて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、A感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そしてWebスナイパーにて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です! |
08.03.19更新 |
WEBスナイパー
>
お尻の学校