毎週土曜日更新! オナニーマエストロ遠藤の ぶらりエログッズの旅 第65回 好感度アップ大作戦 文=遠藤遊佐 「みちのく物語/松鶴家千とせ」 2003年4月21日発売 12cmCD:¥1,360円(税込) カセットテープ:¥1,150円(税込) 発売:ニューセンチュリーレコード Copyright 2003-2004 New Century Records |
伸びまくった白髪頭がまるで連獅子のようで耐え切れず、しぶしぶ美容院に行ってきました。
もう1年以上も変わりばえのしないロングだったので、気分転換にワカメちゃんばりのおかっぱにしてやろうと思ったのですが、若いイケメン美容師(妻子有)に「その髪型にすると縁遠くなる気がします……」と真顔で諭され、結局今までと寸分違わぬ髪型に落ち着きました。
連獅子とワカメちゃんだったら、連獅子のほうがモテるんでしょうか。おばちゃんわかんないや……。
なぜか美容院で「ゆるふわパーマ」のようなモテ系の髪型を勧められたことがありません、遠藤です。ちなみに一番よく勧められるのはアフロです(実話)。
そういえば、美容院に行くとまず見習いの美容師さんが雑誌を何冊か持ってきてくれますよね。あれってたぶん客の年齢をみてセレクトしてくれてるんだと思うんですが、今回遠藤の前に置かれたのは『女性セブン』『クロワッサン』『CLASSY』の三冊でした。
『女性セブン』と『クロワッサン』は、芸能ゴシップとか、本誌オバ記者が噂の流行グッズを体験! とか、40代のスキンケアとか、病気自慢コラムとかが載っててなかなか面白かったんですけど、いやあ、『CLASSY』ってすごいね!
「CLASSY.」 クラッシィ 毎月28日発売 2008年8月28日発売 定価:730円(税込) 表紙モデル:相沢紗世 出版:光文社 Copyright c 2008 Kobunsha Co., Ltd. |
“コンサバワンピ(5万円くらいする)の着まわしローテーション”とか“秋こそ極みのシック・エレガント☆”とか、なんですかそれ、美味しいの? という記事が満載。一応女子だし! と頑張ってチャレンジしてはみたもののハードルが高すぎて理解できず、ぶっちゃけ5分くらいで読了しちゃいました。
その日のマエストロのコーディネートが全身ユニクロ(ある意味パンク……)と知っての『CLASSY』ですか、見習い美容師君よ。年齢じゃなくて人種を見られるようになれば君も一人前だよ。おばちゃんに持ってくるべき雑誌は『CLASSY』じゃなくて『実話ナックルズ』! ドゥー・ユー・アンダスタン?!
ていうか、本当のことを言えばマンガが置いてあると一番嬉しいんですけどね。『こち亀』とか『三国志』とか『包丁人味平』とか。ああ、それじゃ中華調理屋か。
……とまあ、そんなことはさておきエログッズですよ!
ああ、最近前置きばかりが長くなる一方で肝心なことを忘れがちだわ。いかんいかん。
夏休み企画の動画を見て、自分のおばちゃんっぷりに思わず白目をむいてしまったマエストロ。
「こんなことではダメだ、乙女のオナニーが市民権を獲得するためには、まずマエストロたるこの俺様が好感度アップをはからねば!」というなんとも嫌らしい下心を垂れながしていたところにドーンと飛び込んできたのが、カタログのこちらのページ。
↑バスルームde H特集ですって。左側に見えるリアルチンポが気になりますが、おおむねヤングでキュートなフィーリングでございます。
そうだよ、これが一般的なイメージでの“女のコのオナニー(はぁと)”なんだよ! anan様のSEX特集観てもこんな感じだモン。ピストンマシーンとか出てこないモン☆
で、その中でもマエストロの乙女EYESをがっちり奪ったのはこちら。
↑お風呂スポンジ・いちごちゃん☆(画像がブレブレなのは気にしないように!)
い、いちごちゃん!
なんだこれは。こんな愛らしいものがエログッズのカタログに載っていていいんですか、新宿アートセンターさん!
いちごといえばアレですよ。いちごパンツとか、いちご100%とか、いちご白書をもう一度とか、イチゴがポロリ(※)とか、とにかくカワイイ以外の何ものでもないじゃないですか。いや、バンバンはかわいくないけども。
※80年代アイドル本田理沙の名曲。そのものズバリ「乳首見えちゃってハズカシー」みたいな内容の歌でした。ムッチリボディにロリ顔がツボだったんだよなあ、本田理沙ッ! バンバンといい、中年にしかわかんないことばっかり言って恐縮です。
ちなみに『いちごがポロリ』はこちら。
↑ああ、どんどん今どきの一般女子から離れていく。
うーむ、これは買うしかないんじゃないかしら。
正直なところ、
──パートナーとラブラブな雰囲気になれる、お風呂スポンジマッサージャーいちごちゃん(中略)。泡にまみれてブルブルさせれば、気持ちよくていつもより長くアソコを洗ってしまいそう……。一緒にお風呂に入るのが楽しみになっちゃいます。
という謳い文句にはまったくグッときません(なぜならパートナーとかいないから。あとあんまりアソコ洗うと持病のカンジダが悪化しそうだから)。
でも、そんなことにはかまっちゃいられない。
今のマエストロの頭の中にあるのは、
好 感 度 ア ッ プ ゚・*:.。. .。.:*・゜
この言葉だけなのです。い、いいじゃないか別に!
そりゃスポンジのくせに2000円もするなんてどうかと思うけど、きめらちゃんなら「野口2枚っすか! エロ本2冊買えますよ!」って言うと思うけど、大人はバカバカしいと思ってもやらなきゃいけないときもあるのよぅ(泣)。
そして、よく観たらこのページ、いちごちゃん以外にもなんとなく乙女っぽいグッズが溢れているような気がしないでもないんですよね。
ほら、マエストロが1プッシュ中のオシャレドイツバイブ“セミリアリスティック”もありますし、イチゴをモチーフにしたバイブとか、小さいスケルトンバイブとか、色も全体的にパステル調で全体的に乙女モードな感じしません?
うーん、そうか。やっぱりキーワードは“バスルームde H”か。
そういえばきめらちゃんも「オナニーっていうか、風呂場でごにょごにょしたりします……」って言ってたし、どうも女の子のオナニーと風呂場というのは切っても切り離せないものみたいですよ。そうか、そうだったのか!
オナニー歴十数年を数える私が、なぜかそこんとこに気づかなかったのであろう。パンチドランカーならぬオナニードランカーになってるんでしょうか。よく考えたら、一昔前のアイドル物のAVなんかだと、風呂場で股間にシャワー当てて「あ……あふぅん☆」なんてやってましたもんね。
よし、とりあえずは“いちごちゃん”購入決定。
あと、いくらなんでもスポンジだけじゃオナれないと思うからもう一個くらい保険でお風呂モノを買っときたいところです。
えーと、なんかイイのないですかね。見た目かわいくて効果がエグそうなやつ……。どうせなら単に防水加工してあるってだけじゃなく、「うおぉぉぉぉ! こりゃイイィィィィ!!」と風呂場に三十路のアヘ声が響き渡っちゃうようなのがいいんですけど。
あ、これちょっとイイかも!
本当はリアルグレートに後ろ髪を引かれつつも、ちょいとよさげなお風呂バイブをセレクト。
“バスルームde H”なんて可愛らしいことをいいながらも、これはなんだかハイパーな予感がしますよ。いや、最近俺の予感って外れまくりですけど。
というわけで、こんな感じでヘビーオナニストと乙女との狭間を揺れ動く秋の夜長のマエストロでございます。いやはや、乙女の道は険しいですのう……。
(続く)
「アダルトグッズ(大人のおもちゃ)&マニアックAV オンラインショップ 新宿アートセンター」
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(C)花津ハナヨ |
遠藤遊佐 AVとオナニーをこよなく愛する三十路独身女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値(16歳から34歳までの無職者)から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。AV好きが昂じて最近はAV誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。 遠藤遊佐ブログ=「エヴィサン。」 |
08.09.06更新 |
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