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官能羞恥小説の新鋭、小林電人衝撃のデビュー作登場!
サイト「羞恥学園新聞」で羞恥とアナルにこだわった小説を連載し、マニアたちから熱い支持を得ている女子高教師の藤井慎治。ある熱烈な女性ファンと会う約束をしながらドタキャンされた藤井は、やりきれぬ思いをぶつけるように、実在の女生徒をモデルに新作羞恥責め小説を発表。だがその晩、約束をドタキャンしたナルからメールが。二人は必然だったかのようにメール調教へと流れてゆく。そんなやりとりは深夜まで続くのであった。
第一章 女子校教師の密かな愉しみ
V ナル 3
藤井は寝不足のぼおっとした頭を抱えたままで、出勤することになった。昨夜の出来事が衝撃的すぎて、メールのやりとりが終わった後も、ほとんど寝付けなかった。
肛門と性器をさらけ出した画像を送ってきた後も、藤井は難癖をつけては、様々は卑猥な画像をナルから送らせた。そしてナルも確実にこのネット越しの調教を愉しみ、興奮していた。
肛門に指を入れてオナニーしているところ、指で思い切り陰唇を開いて処女だというその部分を奥までさらけ出させたところ、勃起した乳首をクリップで摘ませたところ......。
決して顔だけは写すことはなかったが、それでもナルが若く美しく、そして大変敏感な肉体を持っていることは間違いなかった。初めて異性に見せたという乳房も肉裂も、そして秘められた窄まりも、すべて瑞々しく可憐なものであった。特に、毎晩のように自ら慰めていたというのに型くずれ一つしていない桃色の菊花は素晴らしかった。これまで少なからずの女性のその部分の画像をコレクションして見てきたアナルマニアの藤井にとっても、うっとりしてしまうほど愛らしい佇まいなのだ。窄まりのすぐ横に小さなホクロがあるのも、妙にその可愛らしさを強調しているようだった。
ああ、早くこの窄まりを実際に嬲りたい。藤井の胸には熱い欲望がふつふつと沸いてきた。今まで、実在しないかもしれないと心のどこかで信じ切れていなかったナルが、ちゃんと実在し、なおかつ若く美しい肉体を持った女性だと知った今、会いたいという気持ちは急速に燃え上がっていた。
しかし、ナルはこう言うのだ。
「ここまで大胆な姿を見せてしまうと、S学園長様にお会いするのが余計に恥ずかしくなってしまいました。私もお会いしたくて仕方ありません。S学園長様に、私の恥ずかしい姿を実際に見ていただきたくてたまりません。でも、ほんの少しだけ心の整理をする余裕をいただけますか? それほどお待たせするつもりはありません。だいたい私が我慢できそうにありませんから」
近いうちに必ず自分から実際に会う日を約束する、だから少しだけ待って欲しい。ナルはそうメールしてきた。藤井も、ナルに対してかっこ悪い態度は見せたくなかった。本当は今すぐにでも会う約束をとりつけたいところだったが、その気持ちをぐっと抑えた。
明け方近くになって、二人のネット越しのプレイは終わった。その後、送られてきたナルの数枚のあられもない痴態の画像を見ながらオナニーした。何度発射しても、たぎりが収まらなかった。
そうして、ほとんど眠れないままで、藤井は出勤することになったのだ。少しの仮眠の後でも、欲望は鎮まってはいなかった。これはまずいと思った。こんな精神状態のままで、若い女生徒ばかりの学校に行くわけにはいかない。もし校内で勃起しているところなどが、ばれたりしたら大変なことになる。
学校へ向かう電車の中で、藤井は必死に性欲が失せるような深刻な話題を考えようとしたが、どうしてもナルのことに頭が行ってしまう。車内に乗り合わせた若い女性客を見る度に、その服の下を想像し、昨夜見たナルの裸身と比べてしまうのだ。
ああ、この人はナルより胸は大きいが、形はあれほど綺麗じゃないだろう。どちらかというと、ナルはこっちの人の体つきに近いような気がする......。ついそんなことを考えてしまい、その度に考えを振り払う。
いけない、いけない。こんな気持ちのままで学校に行ったら、生徒を変な目で見てしまう。思春期の少女たちは、男性のそうした視線には敏感だ。もし、気づかれたら何を言われるかわかったものじゃない。
そう思っている矢先に、背後から声をかけられた。
「藤井先生っ」
振り向くと、そこには澤田友梨が立っていた。2年A組の生徒だ。少々派手な顔立ちで、明るく人なつっこい性格の少女だった。学校ではギャル澤などと言われていたが、スカート丈を短くしたり、軽く髪の毛を茶色くしているくらいで(それでも校則違反なのだが)、他校の生徒に比べれば、むしろ平均よりも地味なくらいだろう。冬服に替わったばかりのクラシカルなセーラー服に包まれた肉体は、十分に発育したもので、今の藤井には目の毒以外の何者でもない。
「ああ、澤田か。おはよう」
「先生、なんか怖い顔してましたよ。嫌なことでもあったの?」
「いや、ちょっと寝不足なだけだ」
「あ、ホントだ。目の下、クマできてますよ。じゃあA組の授業の時、自習にして寝てていいですよ」
「それならテストにするかな」
「ありえなーい」
屈託のない若さが眩しい友梨の笑顔を見るのがつらくて、藤井はさりげなく目を合わせないようにしていた。つい彼女の体をいやらしい目で見てしまいそうな自分も怖かった。
とりとめのない話題を交わして、電車は駅についた。ホームで同級生を見つけた友梨は「じゃあね、先生。居眠りしちゃダメだよ」と言って、そっちの方へ駆けていった。藤井は内心ほっとしたが、これから向かう学校では若鮎のような女生徒たちが、思春期特有の甘酸っぱい匂いをムンムンと発散させながら溢れているのだ。早いところ何とかして心のスイッチを切り替えなければ、気が狂ってしまいそうだった。
学校に到着すると、職員室で藤井は必死に平静心を取り戻そうと授業のプランを立てることに没頭した。濃い目に入れたインスタントコーヒーをがぶがぶと飲んで眠気を飛ばして、ノートに目を走らせるが、内容はちっとも頭に入ってこない。
「天野先生、おれ、変な感じですかね」
隣の席の同僚に尋ねてみる。
「どうした? 別に普通な感じだけど。あ、少しクマがあるかな」
「いや、ちょっと寝不足だったもので。あまり変な顔してると、生徒にバカにされちゃうかなと思いまして」
「そうか。まぁ、特に気にするほどのこともないくらいだから、大丈夫だろう」
どうやら、表向きにはムラムラした感情の昂ぶりは現れていないようだ。なんとか少しずつ抑えていこう。
しかしよりによって1時間目は、仲村忍のいる1年S組の授業だった。忍には何の責任もないのだが、昨日は彼女をモデルにしたキャラクターを徹底的に肛門責めにかける小説を書き、そしてその後のナルとのメール調教の中でも、そのシーンが話題になったりしていたのだ。
「しのぶちゃんが、クラスメート全員にかわるがわる肛門の中を覗かれるというシーンには、本当に衝撃を受けました。年頃の女の子にとってこれ以上の恥辱はないんじゃないかと思います。読んでいて、私もお尻の穴の奥がカッと熱くなってたまらなくなってしまったんです」
そんなナルのメールの文面が思い出された。そのシーンを読んで、ナルはついアナルオナニーをしてしまったのだと告白した。
おれは最低の教師だな。今さらながら藤井は自己嫌悪に陥る。教え子を辱める小説を書き、それを読んだ女が興奮してオナニーした話を聞いて、さらに自分も興奮する。
今日はまともに仲村忍の顔を見ることはできないだろう。しかし、授業を放棄するわけにはいかない。藤井は意を決して、1年S組へと向かった。
S組は、成績優秀者を集めた特別進学クラスだ。彼女たちは入学時の成績によって選ばれた40人であり、2年に進級する際には再びS組選抜の選考がある。1年から3年までをS組であり続けるということは、この学校での最高のステイタスだ。
他のクラスに比べると、生徒たちの授業への集中度も群を抜いている。手を抜いた授業など行なおうものなら、すぐさま生徒から抗議が来てしまうほどだ。
大きく深呼吸をして息を整えてから藤井はS組の教室へと入っていった。
「おはようございます」
少女たちの溌剌とした挨拶の声。教壇に向かいながら、藤井はつい仲村忍の姿を探してしまった。窓寄りの中央に近い席に忍は座っていた。下を向いたままで藤井と目を合わせない。机の上のノートを見ているようだ。
藤井は一瞬、どきりとした。忍が怒ったようにわざと目を合わせないのではないかと思ったからだ。もちろん忍をモデルにした小説を書いたことなど彼女が知るよしもない。わかっているわけもないのだが、心にやましいところがある藤井は、ついそんなことを思ってしまうのだ。もっとも、まっすぐ見つめられたら見つめられたで、それはそれでどきどきしてしまうだろうが。
藤井の担当である化学の授業は滞りなく進んだ。授業を進めるうちに、藤井の心も冷静さを取り戻していった。あえて、忍を指して質問に答えさせたりもした。当然のことながら、何の問題もなく忍はスラスラと答え、授業は進んだ。
一時間目終了を告げるチャイムがなり、授業は終わった。二時間目はちょうど藤井の授業はない。ちょっと理科準備室で仮眠してもいいかもしれないな。そうすれば完全に平常心を取り戻せるだろう。
そう考えながら、藤井はS組を後にして職員室に向かった。その途中の廊下で、急に後ろから声をかけられた。
「藤井先生」
振り向くと、そこには仲村忍が立っていた。緊張した表情だった。授業の時は、いつも通りの忍だと思ったが至近距離だと、ちょっと疲れているようにも見えた。
「あの......」
続いて忍の愛らしい小さな唇から放たれた言葉に、藤井は耳を疑った。
「黙っていてごめんなさい。S学園長様。私がナルなんです」
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官能羞恥小説の新鋭、小林電人衝撃のデビュー作登場!
サイト「羞恥学園新聞」で羞恥とアナルにこだわった小説を連載し、マニアたちから熱い支持を得ている女子高教師の藤井慎治。ある熱烈な女性ファンと会う約束をしながらドタキャンされた藤井は、やりきれぬ思いをぶつけるように、実在の女生徒をモデルに新作羞恥責め小説を発表。だがその晩、約束をドタキャンしたナルからメールが。二人は必然だったかのようにメール調教へと流れてゆく。そんなやりとりは深夜まで続くのであった。
第一章 女子校教師の密かな愉しみ
V ナル 3
藤井は寝不足のぼおっとした頭を抱えたままで、出勤することになった。昨夜の出来事が衝撃的すぎて、メールのやりとりが終わった後も、ほとんど寝付けなかった。
肛門と性器をさらけ出した画像を送ってきた後も、藤井は難癖をつけては、様々は卑猥な画像をナルから送らせた。そしてナルも確実にこのネット越しの調教を愉しみ、興奮していた。
肛門に指を入れてオナニーしているところ、指で思い切り陰唇を開いて処女だというその部分を奥までさらけ出させたところ、勃起した乳首をクリップで摘ませたところ......。
決して顔だけは写すことはなかったが、それでもナルが若く美しく、そして大変敏感な肉体を持っていることは間違いなかった。初めて異性に見せたという乳房も肉裂も、そして秘められた窄まりも、すべて瑞々しく可憐なものであった。特に、毎晩のように自ら慰めていたというのに型くずれ一つしていない桃色の菊花は素晴らしかった。これまで少なからずの女性のその部分の画像をコレクションして見てきたアナルマニアの藤井にとっても、うっとりしてしまうほど愛らしい佇まいなのだ。窄まりのすぐ横に小さなホクロがあるのも、妙にその可愛らしさを強調しているようだった。
ああ、早くこの窄まりを実際に嬲りたい。藤井の胸には熱い欲望がふつふつと沸いてきた。今まで、実在しないかもしれないと心のどこかで信じ切れていなかったナルが、ちゃんと実在し、なおかつ若く美しい肉体を持った女性だと知った今、会いたいという気持ちは急速に燃え上がっていた。
しかし、ナルはこう言うのだ。
「ここまで大胆な姿を見せてしまうと、S学園長様にお会いするのが余計に恥ずかしくなってしまいました。私もお会いしたくて仕方ありません。S学園長様に、私の恥ずかしい姿を実際に見ていただきたくてたまりません。でも、ほんの少しだけ心の整理をする余裕をいただけますか? それほどお待たせするつもりはありません。だいたい私が我慢できそうにありませんから」
近いうちに必ず自分から実際に会う日を約束する、だから少しだけ待って欲しい。ナルはそうメールしてきた。藤井も、ナルに対してかっこ悪い態度は見せたくなかった。本当は今すぐにでも会う約束をとりつけたいところだったが、その気持ちをぐっと抑えた。
明け方近くになって、二人のネット越しのプレイは終わった。その後、送られてきたナルの数枚のあられもない痴態の画像を見ながらオナニーした。何度発射しても、たぎりが収まらなかった。
そうして、ほとんど眠れないままで、藤井は出勤することになったのだ。少しの仮眠の後でも、欲望は鎮まってはいなかった。これはまずいと思った。こんな精神状態のままで、若い女生徒ばかりの学校に行くわけにはいかない。もし校内で勃起しているところなどが、ばれたりしたら大変なことになる。
学校へ向かう電車の中で、藤井は必死に性欲が失せるような深刻な話題を考えようとしたが、どうしてもナルのことに頭が行ってしまう。車内に乗り合わせた若い女性客を見る度に、その服の下を想像し、昨夜見たナルの裸身と比べてしまうのだ。
ああ、この人はナルより胸は大きいが、形はあれほど綺麗じゃないだろう。どちらかというと、ナルはこっちの人の体つきに近いような気がする......。ついそんなことを考えてしまい、その度に考えを振り払う。
いけない、いけない。こんな気持ちのままで学校に行ったら、生徒を変な目で見てしまう。思春期の少女たちは、男性のそうした視線には敏感だ。もし、気づかれたら何を言われるかわかったものじゃない。
そう思っている矢先に、背後から声をかけられた。
「藤井先生っ」
振り向くと、そこには澤田友梨が立っていた。2年A組の生徒だ。少々派手な顔立ちで、明るく人なつっこい性格の少女だった。学校ではギャル澤などと言われていたが、スカート丈を短くしたり、軽く髪の毛を茶色くしているくらいで(それでも校則違反なのだが)、他校の生徒に比べれば、むしろ平均よりも地味なくらいだろう。冬服に替わったばかりのクラシカルなセーラー服に包まれた肉体は、十分に発育したもので、今の藤井には目の毒以外の何者でもない。
「ああ、澤田か。おはよう」
「先生、なんか怖い顔してましたよ。嫌なことでもあったの?」
「いや、ちょっと寝不足なだけだ」
「あ、ホントだ。目の下、クマできてますよ。じゃあA組の授業の時、自習にして寝てていいですよ」
「それならテストにするかな」
「ありえなーい」
屈託のない若さが眩しい友梨の笑顔を見るのがつらくて、藤井はさりげなく目を合わせないようにしていた。つい彼女の体をいやらしい目で見てしまいそうな自分も怖かった。
とりとめのない話題を交わして、電車は駅についた。ホームで同級生を見つけた友梨は「じゃあね、先生。居眠りしちゃダメだよ」と言って、そっちの方へ駆けていった。藤井は内心ほっとしたが、これから向かう学校では若鮎のような女生徒たちが、思春期特有の甘酸っぱい匂いをムンムンと発散させながら溢れているのだ。早いところ何とかして心のスイッチを切り替えなければ、気が狂ってしまいそうだった。
学校に到着すると、職員室で藤井は必死に平静心を取り戻そうと授業のプランを立てることに没頭した。濃い目に入れたインスタントコーヒーをがぶがぶと飲んで眠気を飛ばして、ノートに目を走らせるが、内容はちっとも頭に入ってこない。
「天野先生、おれ、変な感じですかね」
隣の席の同僚に尋ねてみる。
「どうした? 別に普通な感じだけど。あ、少しクマがあるかな」
「いや、ちょっと寝不足だったもので。あまり変な顔してると、生徒にバカにされちゃうかなと思いまして」
「そうか。まぁ、特に気にするほどのこともないくらいだから、大丈夫だろう」
どうやら、表向きにはムラムラした感情の昂ぶりは現れていないようだ。なんとか少しずつ抑えていこう。
しかしよりによって1時間目は、仲村忍のいる1年S組の授業だった。忍には何の責任もないのだが、昨日は彼女をモデルにしたキャラクターを徹底的に肛門責めにかける小説を書き、そしてその後のナルとのメール調教の中でも、そのシーンが話題になったりしていたのだ。
「しのぶちゃんが、クラスメート全員にかわるがわる肛門の中を覗かれるというシーンには、本当に衝撃を受けました。年頃の女の子にとってこれ以上の恥辱はないんじゃないかと思います。読んでいて、私もお尻の穴の奥がカッと熱くなってたまらなくなってしまったんです」
そんなナルのメールの文面が思い出された。そのシーンを読んで、ナルはついアナルオナニーをしてしまったのだと告白した。
おれは最低の教師だな。今さらながら藤井は自己嫌悪に陥る。教え子を辱める小説を書き、それを読んだ女が興奮してオナニーした話を聞いて、さらに自分も興奮する。
今日はまともに仲村忍の顔を見ることはできないだろう。しかし、授業を放棄するわけにはいかない。藤井は意を決して、1年S組へと向かった。
S組は、成績優秀者を集めた特別進学クラスだ。彼女たちは入学時の成績によって選ばれた40人であり、2年に進級する際には再びS組選抜の選考がある。1年から3年までをS組であり続けるということは、この学校での最高のステイタスだ。
他のクラスに比べると、生徒たちの授業への集中度も群を抜いている。手を抜いた授業など行なおうものなら、すぐさま生徒から抗議が来てしまうほどだ。
大きく深呼吸をして息を整えてから藤井はS組の教室へと入っていった。
「おはようございます」
少女たちの溌剌とした挨拶の声。教壇に向かいながら、藤井はつい仲村忍の姿を探してしまった。窓寄りの中央に近い席に忍は座っていた。下を向いたままで藤井と目を合わせない。机の上のノートを見ているようだ。
藤井は一瞬、どきりとした。忍が怒ったようにわざと目を合わせないのではないかと思ったからだ。もちろん忍をモデルにした小説を書いたことなど彼女が知るよしもない。わかっているわけもないのだが、心にやましいところがある藤井は、ついそんなことを思ってしまうのだ。もっとも、まっすぐ見つめられたら見つめられたで、それはそれでどきどきしてしまうだろうが。
藤井の担当である化学の授業は滞りなく進んだ。授業を進めるうちに、藤井の心も冷静さを取り戻していった。あえて、忍を指して質問に答えさせたりもした。当然のことながら、何の問題もなく忍はスラスラと答え、授業は進んだ。
一時間目終了を告げるチャイムがなり、授業は終わった。二時間目はちょうど藤井の授業はない。ちょっと理科準備室で仮眠してもいいかもしれないな。そうすれば完全に平常心を取り戻せるだろう。
そう考えながら、藤井はS組を後にして職員室に向かった。その途中の廊下で、急に後ろから声をかけられた。
「藤井先生」
振り向くと、そこには仲村忍が立っていた。緊張した表情だった。授業の時は、いつも通りの忍だと思ったが至近距離だと、ちょっと疲れているようにも見えた。
「あの......」
続いて忍の愛らしい小さな唇から放たれた言葉に、藤井は耳を疑った。
「黙っていてごめんなさい。S学園長様。私がナルなんです」
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電人blog |
著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。ひたすら羞恥責め、アナル責めを好み、70年代永井豪エッチ漫画の世界を愛する。これまでの監督作品として「1年S組 高橋真弓のおしおき」「同2」「穴牝奴〜町内会人妻肛虐倶楽部 」がある。以前、永井漫画をモチーフにした小説をネットに発表したことはあるが、オリジナルは本作が初めて。 |