web sniper's special AV review. WEBスナイパーAVレビュー 『恥ずかしいカラダ 元芸能人 ゆうこ (HMJM)』 文=井上文 櫻井ゆうこ。 彼女は2年前、元芸能人という肩書きと爆乳LカップをひっさげAVデビューした。 今作は彼女にとって初めてのドキュメント、初めてのハメ撮り撮影である。 遅いAVデビューの理由、意外におぼこい性体験など、今まで語られなかった櫻井ゆうこがここに存在する。 |
櫻井ゆうこと言えば「Lカップ」「元芸能人」の惹句でつい最近話題になったばかりの有名単体女優です。そんな彼女がカンパニー松尾監督のハメ撮り作品に出演する。これだけでも目を引きますが、この作品はそんな話題性を超越して、しっかりとした見応えのあるエロ・ドキュメンタリーになっています。
冒頭、公園を歩く櫻井ゆうこの姿に被せてこんなテロップが流れます。
「僕は彼女がAVデビューした二年前からずっと、このカラダに目を付けていた」
ごく個人的な欲望を、AV業界人としてじゃなく人間としての目線でポンと晒すカンパニー松尾監督。相手はダイナマイトボディの売れ筋女優ですが、こういう接し方をされると自分の飾りようがなくなるみたいですね。素の櫻井ゆうこが全編にわたって剥き出しになっています。
すごくいいなと思ったのは、無理やりなところが全くないところ。剥き出しと言ってもコミュニケーションの中で自然に出てくる姿なので、それこそ「素」としか言いようがない。ホテルに入って最初にキスをする時の動揺、緊張、羞恥。ハメ撮りを安直で大味な撮り方だと思っている人もいるかも知れませんが、逆です。彼女の心の震えがショッキングなほどダイレクトに伝わってきます。
彼女、ハメ撮りはおろか台本のない撮影も初めてだそうです。だから戸惑う。その戸惑いの出口がなくて、心を開くしかなくなっていく。そうして次第に、垂涎もののボディの全てがエロティックにとかされていきます。
Lカップの爆乳を揉みしだかれながら、お姉さん顔を赤ちゃんみたいに歪めて感じ昂ぶり、監督の言葉責めにただただ盲従するしかなくなっていく櫻井ゆうこ。生まれて初めて床の上で四つん這いにさせられ、初めて生挿入を受け入れ、初めてスパンキングされて嗚咽する。その反応はAV女優のものではなくて、やはり「人間」としか言いようのないものです。
背面騎乗位や立ちバックでのセックスは、ビジュアル的に十分なエロスを放っていますが、それ以上に、快感の中でどんどんオープンハートになっていく受け身な姿に興奮させられます。「本番」ではなくて「セックス」と書かないと違和感を覚える映像です。
海老反り絶頂に至る濃厚なセックスを深夜まで続け、翌日のもう一回戦まで、みっちりとカラミ尽くすカンパニー松尾監督。鏡の前での立ちバックや、極小水着に着替えさせての貪り合うような相互グラインド、挿入したペニスを一回抜いて舐めさせるところなど、いわゆる見どころもたくさんありますが、何よりも、他人のセックスをこんなにもダイナミックに感じられることってあんまりないと驚かされます。
ハメ撮りの代名詞とも呼ばれるカンパニー松尾監督。その存在感を改めて思い知らされる一本でした。
文=井上文
デカ盛りLカップ×生姦×初ハメ撮り×初ドキュメント
天然デカパイの元芸能人と念願のナマドッキング!!
『恥ずかしいカラダ 元芸能人 ゆうこ(HMJM)』
発売日:2009/03/07
出演:櫻井ゆうこ
監督:カンパニー松尾
収録時間:DVD110分
定価:定価 3,990円(税込)
商品番号:HMGL-016
メーカー:HMJM
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
09.02.27更新 |
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