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地下牢に囚われた若き女に襲いかかるアブノーマルな凌辱の嵐! 拷問台に拘束され、数々の屈辱と羞恥を味わわされる女は、やがて意志の力では抑えられない変態快楽に溺れて無惨に許し乞い続ける――。 拉致されたらしい女が男のサド心を満たすためにひたすらSM凌辱され、責められているうちにM女の快楽に溺れていく......というだけのシンプルな設定のシリーズなんですが、これは久々にキましたねえ。
「もう待ちかまえてたと言わんばかりに濡れて光ってるじゃないか......」
「何をヒクヒクしているんだい? まだ核心のところには触れていないだろう?」
そんなダンディなバロン節に、バイブとSM器具を駆使したプレイ。
正直、安定感はあるものの前半は「いつもと変わらない、いやむしろ地味かな?」という感じ。しかし、中盤からの反応の盛り上がりが半端じゃないんですよ。
生贄となった北谷静香(上唇がめくれたエキゾチックな顔立ちと、小顔なのに下半身はちょっとゆるんだ感じがエロ)が、徐々に壊れていって絶叫しまくる様子はかなりヤバい。
というのも、SMというのは基本「アメとムチ」なんですが、本作におけるバロン氏は最初から最後までほとんどアメを出してこないんですね。
両手吊りにした女に言うことをきかせるときは、棒で内腿をピシピシ叩きながら「ほら、足上げろ!」と一喝。おっぱいまるだしボンテージでバイブ責めにしたときも、口枷で開かせた口に棒をグリグリ突っ込んで苦しい思いをさせた後も、表情ひとつ変えず、フォローの言葉をかけるでもない。そればかりか「私好みのイキ方はそうじゃない! イクのが早すぎる、もっと準備してからイケ!」なんて言い出す始末。いやあ、ひどい。さすがサディスト。
それまで「いやぁ~!」なんつって身をよじっていた美熟女が、本気を出して乱れ始めるのは4シーンめあたりから。
パッケージにある首と手を拘束する器具(これ、奴隷っぽくて好きなんですよねえ)で自由を奪われ、バイブ責めにされる女にバロン佐藤はこう言い放ちます。
「今から君は私の奴隷だ。快楽を貪ってもいいが、イクときは『イッてもよろしいですか』と私の許しを得なくてはならない......!」
最初のうちは快楽に耐えこっそりイッていたものの、スパンキングや蝋燭のお仕置きを受け、次第に崩壊していく女。白いお尻に蝋燭を垂らされて「であっ、ああっ、うあぁぁ!!」と熱がる反応は本気で苦しそうで見ごたえがあります。
そして、延々と同じリズムでくりだされるバイブに追い詰められて
「あっ......イッ......イッでも......よろ、よろ、よろしいでずがあぁぁぁ!」
とかなりアヘアヘな感じお伺いをたてるようになるんですが、なぜかバロン氏からはなかなかお許しが出ないんですね。
「違うっ。もっと深くイケ! 乗り越えろ!」
と叱咤し、女が我慢できずイッてしまうと、
「余裕のないメス奴隷は嫌いだ」
とピシャリ。いやはや、真性S男のファンタジーは難しい......。
しかし、我慢させられることで女の反応はますますヒートアップしていくわけです。
「イグ準備がでぎまじだあぁぁ。だめ、だめだめ、壊れるうぅぅぅ!!!」
拘束具に自由を奪われながら、足をつっぱらせてヒクヒクする姿は見物。とにかく、最初とは別人のようなオーバーヒートっぷりです。
クライマックスは、口枷した口からよだれがダラダラ流れ出るピストンバイブ責めに、浣腸責め。
息も絶え絶えになったままアナルをバイブで掘られ、ピューッと勢いよくウン汁をまき散らす熟女。もうこうなると苦痛なんだか快感なんだかよくわかりません。
徹頭徹尾アメだらけのMr.ミネックとは正反対のSっぷりが際立つ一作。でも、このエゴイスティックな冷たさが、バロン氏の持ち味なんでしょうね。
文=遠藤遊佐
生白い柔肌が屈辱と被虐悦でじんわりと紅潮し、
込み上げるアクメの波に揉まれて艶光っていく一部始終!!
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13.05.09更新 |
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