イエローキャット 女王様・M男動画サイト 2 本家三行広告 2 ミストレスランド 2
最新記事20件
『飯島愛のいた時代』は1990年代を徹底検証する本だというので/『飯島愛のいた時代』(太田出版) 著=安田理央 文=ばるぼら
読者代表SM体験レポート大阪スペシャル2025・夏!! 第3弾 大阪・十三西口『クラブドミナ』響(ヒビキ)さん【2】
読者代表SM体験レポート大阪スペシャル2025・夏!! 第3弾 大阪・十三西口『クラブドミナ』響(ヒビキ)さん【1】
限界突破しちゃう快感に大悶絶!『チャレンジ!タイマー電マ はな みずほ』(大洋図書)
読者代表SM体験レポート大阪スペシャル2025・夏!! 第2弾 大阪・難波『Ishtar(イシュタル)』茉莉花-Marika-さん【2】
読者代表SM体験レポート大阪スペシャル2025・夏!! 第2弾 大阪・難波『Ishtar(イシュタル)』茉莉花-Marika-さん【1】
全身を突っ張らせて叫ぶ激イキ乙女たちのノンストップ・アクション!『チャレンジ!タイマー電マ ありす はる』(大洋図書)
読者代表SM体験レポート大阪スペシャル2025・夏!! 第1弾 大阪・難波『Ishtar(イシュタル)』雅-Miyabi-さん【2】
読者代表SM体験レポート大阪スペシャル2025・夏!! 第1弾 大阪・難波『Ishtar(イシュタル)』雅-Miyabi-さん【1】
固定カメラで女の子たちのアクメ姿を定点観測『チャレンジ!タイマー電マ あやか かれん』(大洋図書)
M女性グラビア動画~秘めたる魅力と美しさが今、解禁「M女専科SMクラブ MASK」みおさん【2】
M女性グラビア動画~秘めたる魅力と美しさが今、解禁「M女専科SMクラブ MASK」みおさん【1】
イレギュラーな快振動に身も心も翻弄されてビックンビックン連続オルガ『チャレンジ!タイマー電マ りた ゆりか』(大洋図書)発売!!
惚れさせる縄。奈加あきら~『縄 緊縛師 奈加あきらと縛られる女たち』著=花房観音を読んで~ 文=早乙女宏美
『ストリップ劇場のある街、あった街』(寿郎社)刊行記念 早乙女宏美さん×都築響一さんトークイベント「ストリップという伝統芸と劇場(こや)の魅力」開催!!
台本のないイキ痴態がいやらしさの限界を突破!! めくるめく快感に何度も腰を震わせて絶頂に浸り尽くす!『チャレンジ!タイマー電マ えな ゆきの』(大洋図書)発売!!
初めてのワイルドな刺激にガチイキ痴態を赤面披露、緊迫の絶頂ドキュメント!『チャレンジ!タイマー電マ めろ ゆめ』(大洋図書)発売!!
脳までトロける魔振動にビクンビククンと痙攣するリアル絶頂ドキュメント『チャレンジ!タイマー電マ もなか まみ』(大洋図書)発売!!
人気SMクラブ嬢自画撮り写真館│【13】大阪・谷町「谷町秘密倶楽部」もみじさん
人気SMクラブ嬢自画撮り写真館│【12】大阪・谷町「谷町秘密倶楽部」みきさん
アクセスアップ
新刊情報
カテゴリー
特集記事
体験取材記事
お尻の学校
アーカイブス
フォトギャラリー
ニッポンの年中行事
食卓リンガフランカ
御菓子司 なゝた
あぶらいふ
雪村春樹・現代成熟交合
濡木痴夢男の猥褻快楽遺書
芳野流人生相談
官能小説
口中の獄
百鬼女衒とお化け医師
稲荷山デイドリーム
赤い首輪
監禁志願アリス
セックス・ムーヴィー・ブルース
セックス・マイナス・ラヴマシーン
レビュー
美少女ゲームの哲学
現場から遠く離れて
エロティカルパレード・ジャポン
オナニー平和主義!
やる夫がSM風俗に興味を持ったようです
カヲリチャンネル
青山正明の世界
舞姫爛漫
イベントレポート
女性向けAVの現在形
Twitter
『飯島愛のいた時代』(太田出版)
WEB SNIPER's book review
あの娘はハデ好き、だけど――
90年代の真っ只中に突如現れ、圧倒的な支持を得ながら、21世紀になってほどなく世を去った飯島愛。彼女が生きた時代に、いったい何が起きていたのか。
没後18年、アダルトメディア研究の第一人者による渾身の90's徹底検証本、安田理央氏の新著『飯島愛のいた時代』。ネットワーカーばるぼら氏による書評をお届けします。
 | 
飯島愛というタレントについて、嫌いではないがことさら興味を持ったことがない自分にとって、飯島愛について書いた本を読む動機は何もなかった。現代社会は「コンテンツ」が優先順位を競い合う。有限な時間を奪い合う。飯島愛について何か新しい知見を得ようとする気持ちは自分にとって優先順位が低い。書評を書く気はなかった。

それなのに。なぜ読もうと思ったかといえば「これ、90年代についての本ですよ」と教わったからだ。たしかに宣伝文では〈90年代に何が起きていたのか。「飯島愛」から時代を辿る〉〈「飯島愛」の足跡を巡りながら90年代を検証した書籍〉と謳われ、オビでは〈アダルトメディア研究の第一人者による、渾身の90's 徹底検証〉と煽られ、著者も「はじめに」で〈彼女ほど90年代を象徴する存在もいないかもしれない〉と書く。どうやら書名が重きを置くところは、「飯島愛」のいた時代、ではなく、飯島愛のいた「時代」、のようだ。それならば自分が読んでも興味を持てる記述があるだろう、というわけである。

章立ては全5章で、順に「ナンバーワンAV女優として」「真夜中のTバック」「元祖コギャルの星」「20世紀最後のベストセラー」「突然のお別れ」。芸能デビューしてから亡くなるまでの約16年間を順に辿りながら話は進む。この中で90年代的興味をそそられるのはまず第3章「元祖コギャルの星」だった。

「元祖コギャルの星」では1990年代"コギャル"に対して飯島愛が与えた影響を整理している。コギャルは現在の"ギャル"文化の前身となる女子高生文化の一つ。コギャルの特徴とされるのが茶髪、日焼け、派手なメイク、露出度の高いファッションといった外見的要素で、そのモデルとなったのが飯島愛だったというのだが、さらに、もともと夜の街を出歩いているような少女だった飯島の存在自体が持つ、陰の要素もその影響元といえるわけだ。そしてコギャルの星が飯島愛から安室奈美恵に変節していった部分の文献整理も面白い。ギャル文化の源流に飯島愛がいたのを整理することで、彼女が亡くなった際に『小悪魔ageha』が追悼ページを作った文脈もわかる、という章である。

また同じ章の後半では「CGアーティストという夢」という項があり、飯島愛が1990年冬に旅行で行ったニューヨークのディスコ「パラディアム」で、天井に映し出されるコンピューター・グラフィックス(CG)に感動し、いつかニューヨークでCGを学びたいと考えるようになった話が詳しく掘り下げられる。現在、1990年代の電脳アイドルとして振り返られるのが千葉麗子だけという状況(すらもはや無いかもしれないが......)を考慮すると、なかなか面白い視点の掘り起こしである。思わず自分も当時のパソコン雑誌をめくったところ、1994年夏の時点での飯島愛のパソコン環境はMacintosh Quadra650、メモリ40MB、HDは500MB。ソフトはPhotoshopとIllustratorだったようだ(『GURU』6号p121、1994-09-30発行、翔泳社)。

第4章「20世紀最後のベストセラー」の音楽に関する記述も見逃せない。100万部を超えるベストセラーとなった自叙伝『プラトニック・セックス』が2001年10月に映画化された際、その挿入歌となったNot At Allというアーティストの「From Silence」という楽曲についてだ。いや、正確にはこの楽曲のリミックスアルバムが「OPPOSITE」というプロジェクト名義でリリースされており、そのプロデュースを飯島愛が手掛け、当該アルバムに中西俊夫周辺のアーティストが多数参加しているという話題である。

中西は1970年代末にPLASTICSでデビューした日本のニューウェイヴを象徴する人物で、日本のクラブカルチャー史を辿ると必ず登場する名前。中西が飯島愛とつながりがあったというのは興味深い話題であるし(中西の自伝では飯島愛の名前は一度軽く出てくるだけだ)、雑誌『TITLE』2003年4月号の「ジャケットが好きなCDを、1枚だけ選んでください。」企画で飯島愛がMALAWI ROCKSの12インチシングル『Delfino』を選んでいた理由もようやくわかった次第だ(MALAWI ROCKSは同リミックスアルバムに参加。DJ EMMAとTaro Kawauchiのハウスユニット)。

本文中にはDJ KENSEIの〈彼女がスタジオみたいなのを作ってくれたんですよ。僕、ちょっとDJ忙しくて、せっかく制作できる場所を作ってくれたのに、全然行けなくて〉というコメントが引用されているけども、飯島愛がDJのためにスタジオを作ったという話を強調する記事をこれまで読んだことがなかったので驚いた。

まるで1990年代に漫画家・中尊寺ゆつこが出資して深夜ラジオ番組「ヒップホップナイトフライト」を提供したような話ではないか。掘り下げて知りたいところである。

コギャルの原点。CGへの興味。DJ文化への接近。この3点が、自分の興味をそそられるポイントとして本書にはあった。ただ、そうした飯島愛のAV&芸能の本流とは別の側面に人間味を感じたり、ジャンルの越境行為に90年代らしさを感じる傾向はあるとしても、これこそが90年代的だという話ではない。では本書が飯島愛と90年代を結びつける理由は何か。

それは本書の言い方に倣えば、デビューしてからずっと飯島愛は〈メインストリームとは異なる場所で生きる人々の声〉を代弁し続ける役割を担っていた、ということである。つまり「オルタナティヴ」という価値観をテレビの中で体現していたのだ。一般社会とは別の価値観で生きる人、生きざるを得ない人々にとって、一つの指針として機能した存在だった......ようである。

例えばカルーセル麻紀や美川憲一に始まり近年のマツコ・デラックスに至るまでの"オネエタレント"も、客体化されやすい性的マイノリティの物言う実像をお茶の間に届ける役割として似たものがある。ただ、飯島愛はオネエではなく、過度な社会的スティグマ(偏見)が近年問題化している「夜の街/水商売」の女性達が共感できる等身大の言葉と振る舞いを持っていた。そして飯島愛以前に飯島愛のような存在はおらず、その飯島愛が90年代に登場したこと、という一点において、飯島愛は90年代を象徴するのではないか、という本書の見立てが成立するわけだ。

さてどうだろう。飯島愛は90年代だろうか。本書を読んだ自分にとって飯島愛はむしろ2000年代を先駆けた存在と見なせる。コギャルがギャルに変化する途中、安室奈美恵と浜崎あゆみを経由した際に消えてしまった下品な部分、セックスとお金のムードを、飯島愛は最後まで捨てなかった。それが水商売の女性から支持を得た核心だろうと思うし、本格的な不景気に突入する2000年代の日本を生きる人々が感じていた"リアル"が、飯島愛にはあったのだと思う。おそらく2000年代にケータイ小説を経て大衆化した「愛と悲劇」系の物語にも影響を与えただろうと推測できるけども、ここではそこまでは踏み込まない。

かくして、興味のなかった飯島愛について、何か新しい知見を得ようとする気持ちもとくになかったにもかかわらず、本書によって何か知見を得てしまった感がある。当初の目的とは違ったが。
文=ばるぼら

『飯島愛のいた時代』(太田出版)
『飯島愛のいた時代』(太田出版)
著者:安田理央
価格:1,900円+税
ISBN:9784778341077
発売:2026年1月22日
出版社:太田出版

出版社サイトにて詳細を確認する>>

関連記事

「抜けない」ジャンルが楽しめる不思議なエロ本研究――『エロメディア大全』は戦後ウラ出版史のメルクマール/『エロメディア大全』(三才ブックス) 著=安田理央 文=小林昌樹(『近代出版研究』編集長)

オリジナル同人誌即売会という魂と魂が握手する場の歴史/『コミティア魂 漫画と同人誌の40年』(フィルムアート社) 著=ばるぼら+あらゐけいいち 編=コミティア実行委員会 文=三木学


man.gif
ばるぼら  ネットワーカー。周辺文化研究家&古雑誌収集家。著書に『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』など。最新刊は『コミティア魂』。
「www.jarchive.org」 http://www.jarchive.org/
 | 
26.01.24更新 | レビュー  > 
文=ばるぼら |