WEB SNIPER's special AV review.
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スナイパーAVレビュー!
制服を剥ぎ取られ自由を奪われ泣き叫ぶ女子校生! 容赦のないバイブ責めに次第に反応して体の奥底に潜むM性が蘇る! 誘惑に負けて変態男とタッグを組んで美人局をすることになったヒロイン・みどりは、サディズムとマゾヒズムが複雑に入り混じる危険な遊戯の中で異様な快感を植えつけられていくことに……。ある日、客のオタク男に「もっといい話があるんだ」と美人局を持ちかけられ軽い気持ちでOKするが、カモだと思ったその男は実はマニアックなサディストだった。途中で助けに入ったオタク客もろとも縛りあげられた彼女は、これまで想像もしなかったSMプレイの餌食にされてしまう――。
平成17年にレンタルリリースされた作品をセル&レンタルで再リリースしたという1本。
ブルセラ、オタク客、ギャルギャルしくない黒髪の女子校生。言われてみればちょっと時代がかった設定に思えなくもないですが、SM作品、とりわけアードビデオのように歴史あるガチなレーベルの作品だと、数年くらいのタイムラグでは古さを感じませんね。
むしろ、この型にはまった感じこそが独特のムードを醸し出していてグッときます。こういうのを様式美っていうんでしょうか。
主演の星野みどりちゃんは、アイドル系の顔立ちをしたまずまずの美少女。
冒頭、ふてぶてしい態度で男にパンティを売ったりしてるときはそれほど印象に残らないんですが、S男による責めが始まると急にイイ顔になってきます。キュッと眉根を寄せた表情がなんとも切なげで、嗜虐心をそそるんですよね。
そして個人的にポイント高かったのは、男優陣の適度な薄気味悪さ(いい意味で)。
いかにも非力そうなメガネの小男が、パンティの上から執拗にマンスジをペロペロしたり、乳首を噛んでビヨーンと引っぱったり、薄笑いをうかべて鞭をふるったり。
単体作品で同じイケメンマッチョ男優ばかり観てると、こういうのにときめいちゃうんですよねえ。
もう一人の登場人物であるオタク男もいい味だしてます。ガリガリボディに金髪、いまどき見ないよっていうようなでっかいメガネをかけたキモメンの彼は、実をいうとハードM。で、“人間便器”と書かれた黒マスクを被せられ、S男に命令されるがままにみどりを責めるんですよ。
仲間である女子校生を助けにきたはずなのに、そんなことはすっかり忘れて、嫌がるみどりのドテを舐めまわすオタク男。果てはオシッコを浴びてウットリ。
変態2人に挟まれた彼女はというと、眉をしかめながらもだんだんと異常なプレイを受け入れ始めます。さるぐつわでスパンキング、ねちっこいバイブ責め、緊縛、大の字に吊られた姿勢でのローションプレイ&蝋燭責め。そして遂には3Pへ。
SMの美意識を追及した作品て本番がないまま終わっちゃったりして不完全燃焼になったりもするんですが、しっかり3Pが入ってるのは嬉しいかぎり。普通に2本のチンポで上下の口をふさがれるだけじゃなく、S男にフェラ奉仕するみどりのアソコをオタク男が責めたり、みどりとセックスするオタク男の尻をS男がムチで打ったり。普通の♂2♀1の3Pよりも、いろんなバリエーションがついて面白いことになっております(もちろん、全シーン緊縛セックス!)。
60分と短めではあるものの、無駄なくうまくまとまった作品。4時間とか8時間とかいう大ボリューム物も嬉しいですけど、こういうのを見ると「ああ、AV作品を観た」って気分になりますね。
文=遠藤遊佐
『女校生・哀肉の叫び2(アートビデオ)』
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11.03.12更新 |
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