WEB SNIPER's special AV review.
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スナイパーAVレビュー!
銀行員のかすみが帰宅の準備をしていると、突然怒声が響き渡る。行員を人質にして銀行に立てこもろうとする銃を持った男。それは、かすみが以前、融資を断わった男だった――。豪快なストーリー展開にエロシーンを散りばめた意欲作!!まずとにかく役者の演技がヒドい。猟銃を持った1人の男が銀行を襲うという設定なのですが、この犯人役の男の芝居が下手すぎて「なんじゃこりゃ!」と思ってしまいました。この男、よくあざ笑うシーンがあるのですがその笑い方がなんとも不自然で聞いているだけでゲンナリ。いまどきの小学校の学芸会だってもっとうまい芝居をしてくれるんじゃないかというレベルなのです。
脚本もほめられたものではありません。
ある日、一人の男が銀行に猟銃のようなものを持ち込んで銀行員を監禁。男女7人を全裸にして籠城。下手に逃げようとすれば容赦なく射殺。そして女性行員、特にかすみりさを陵辱するという筋立て。
しかし見ていると犯人は一人なので何度も逃げられるチャンスはあり、しかもその気になれば複数の男性行員が取り押さえる機会すらありました。
たとえば最後にかすみりさを含む銀行員5人と犯人で6Pの乱交をするわけですけど、銃を持たずにかすみりさと交接している犯人を、そのまま男たちが押さえ込んでしまえばやっつけられたはず。でも実際は犯人にうながされるまま、かすみりさにフェラチオをさせる。ストーリーを追って見ているとどうしても「おいおい」って気分になってしまいます。
でもそんなことを言い出したらこの作品はAVとして成立しなくなっちゃうんでしょうね。
ドラマ部分はあくまでカラミを成立させるための言い訳めいたものでしかなく、カラミのシチュこそがこの作品のメインなのでしょう。
女性行員も裸になりフェラなどさせられますが、犯人のターゲットはあくまでかすみりさのようです。最初は上司のチンコを無理矢理フェラチオさせ、セックスをさせる。騎乗位、バック、事務机の上で正常位。上司はなぜかたまらず中出し。
次に犯人が小便をするときにかすみりさをトイレに連れて行き、用を足し終えたあとお掃除フェラを強要。このときに「お口で、おちんちん掃除させてください」「おちんぽ、キレイさせてください」「キンタマ掃除させてください」などと言わせ、口内射精。
しばらくして警察から銀行内部の様子を確かめる電話がかかってくる。すると犯人はかすみりさに電話口に立たせそのままファック。受話器を持ったせたまま、今、何をされているかを警察に聞かせる趣向。当然、ここでも「おまんこ触られてれます」「おまんこに指つっこまれてます」「タマタマ、おいしいです」「おちんちんをしゃぶらしてください」「私のおまんこに、おちんちん入ってます」などと淫語まじりの実況をさせる。
そして最後に前述の6Pとなるわけですがこのカラミの以外のところで、行員が銃で撃たれたり、犯人の食事を運んだ出前持ちの人間が刑事らしかったり、さらに犯人の動機、特になぜかすみりさを目の敵にするのかといった挿話が織り込まれていきます。もちろんどれもご都合主義以外のなにものでもない。
でもそういったドラマ部分はまずくても、カラミの設定としてだけ見ると確かにエロい。
たとえば受話器を持たせて実況させるファックシーンは、冷静に考えればいつまで警察が黙って聞いているわけもないのですが、電話で公的な機関に淫語まじりの実況を聞かせるというのがやけに劣情をそそる。実際はあり得ないシチュなのでしょうがそれだからこそまたいいような気もします。
またかすみりさの困惑顔がこの陵辱作品の雰囲気に合っていて、その困惑顔のままフェラチオをし、あの豊満なおっぱいをプルンプルンさせる。
つまりエロ部分だけを見るとしっかりとエロネタになっているのです。
AVはオナニーのためのものと考えればこれはこれで成立している。
それで考えてしまうんですよ。AVのドラマってこんなにひどくても問題ないってことなんでしょうかね。だってこれでも抜けることは抜けるんだから。
ちょっとそんなことを考えさせられた作品でした。
文=淫語魔
『それは銀行で起こった…(アタッカーズ)』
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11.01.20更新 |
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