web sniper's special AV review.
Gカップの美巨乳とクビレボディを持つましろ杏が、かつてない過激反応でイキまくる! 絶叫を迸らせて寄り目になって絶頂し、突然笑い出したかと思えば淫乱顔で男根を貪りながら腰を振る! 観ている側が性的興奮を通り越してポーンと別次元へ飛ばされてしまう、乱丸ならではの超絶インパクト作品!!このジャンルの中心ともいえるレーベルが乱丸だ。北島玲が玲丸の名前で出演し、白目を剥いてイキまくり、叫びまくる壮絶な姿が話題を呼んだ。その過剰なまでの乱れっぷりは、興奮よりもむしろ笑いを呼んだ。あきらかにキワモノと思われたが、その後も着実にリリースを重ねているところを見ると、ちゃんとファンがいるのだなぁと驚かされる。
そして登場したのがこのましろ杏の新作だ。ましろ杏といえば、文字通り可愛らしい正当アイドル系のメーカーkawaii*でデビューを飾っている巨乳系の女の子。それが乱丸に?と、初めて聞いた時は驚いた。いや、kawaii*の後にムーディーズやアタッカーズなどで、かなりハードな作品に出演しているのは知っていたが、それにしても乱丸は行き過ぎではないかと思った。
ところがこの「キマリすぎてごめんね ましろ杏」は、こちらの想像を超える凄まじい作品だった。
最初のカラミからいきなりボルテージが上がりっぱなしだ。貪りつくように男優に抱きつき、キスするましろ。男優の愛撫が始まると、凄まじい喘ぎ声をあげるも、「もっと激しく、もっと!」と絶叫する。
まるで格闘技のようにマウントポジションを取り合うセックス。
しかし、このあたりまでは、まだ予想の範囲内だった。肉食的な淫乱。攻撃的な痴女。
だが、ましろが突然、笑いはじめる。
「はははは、ちんちんだぁ、ちんちんだぁ」
正常な人間の笑い方ではない。明らかに常軌を逸した状態での笑い。精神崩壊を起こして幼児退行してしまっているかのようだ。
騎乗位でハメられながら手をバタバタさせて、「ちんこちんこ、あははははは」と視点のあわない目で笑う。
それでも果敢にセックスをしかけていく男優は、まるで悪霊に取り憑かれた少女と格闘するエクソシストのようだ。
さらに一番恐ろしかったのは、続くオナニーのパートだ。椅子に座って大股開きをしているましろがオナニーを見せるわけだが、ひたすら狂気じみた笑い声をあげているのだ。寄り目になりっぱなしの目も恐ろしい(本人に聞いたところによると、乱丸の定番である白目剥きが出来なくて、寄り目になっちゃった、とのことだが……)。
乱丸の過剰な感じっぷりは、笑いにつながると書いたが、これは笑いを通り越して恐怖の域に達している。
オナニーしている場所が、なぜか廊下というのも怖さを倍増させている。そのひんやりとした空間が、どうしても精神病院などを連想させてしまうのだ。そして、狂気にまみれながらオナニーに没頭しているましろの背後、廊下の奥に何かが写っているような気がしてならないのだ。
もはやこれはホラーだ。気の弱い筆者などは、深夜にひとりでこの作品を見ることは、ちょっと無理だ。
その後も、一人称での男性愛撫プレイ、そして3Pと続くが、ましろの狂気のテンションはあがりっぱなし。そんな彼女を相手にして、ちゃんと勃起している男優たちを、心の底から尊敬する。
ましろは、この作品では「ましゅ丸」というキャラクターになりきっていて、監督の演出もほとんどなかったというから凄い。
ましろ杏はそのグラマラスな肉体から強烈なフェロモンを放つ、素晴らしいAV女優だ。本作とほぼ同時に発売される「女のカラダは乳首でイク高感度で選ぶ。」(E-BODY)などを見てくれれば、その天性のエロさは誰でも納得するだろう。
しかし、この作品を見た後に、普通のましろ杏作品が楽しめるだろうか。濃厚なカラミをしている途中で突然「けけけけけ」と笑い出すのではないかとドキドキしてしまうのではないか。筆者はもう落ち着いて彼女の作品を見ることは出来ないかもしれない。
それほど強烈なインパクトを持った作品なのであった。ましろ杏、いや、ましゅ丸、恐るべし。
文=安田理央
『キマリすぎてごめんね(乱丸)』
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10.08.08更新 |
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