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スナイパーAVレビュー!
仲の良い姉妹のような波多野結衣と藤北彩香。本物の親友同士がレズ撮影をしたら......どんなに仕事だと思おうとしても恥ずかしい。互いのマ○コをまじまじと見たり、舌を絡ませてキスしたり。相手のことをよく知っているからこその緊張感と駆け引きが、かつてなかった風景を作りだす!というのも、よく調べてみたらこの『女好きの女』は二村ヒトシ監督がLADY×LADYレーベルにおいて撮り続けているシリーズ物。
ハード系女優がレズ初心者を責めたり、レズ役に定評のある女優同志をからませたり、ある女優に一目惚れした女優の純情レズ・ドキュメンタリーだったり......と、これまでもいろんなパターンのレズ模様が描かれてるんですね。
で、4作目になる本作のテーマはというと"友情レズ"。
お互いにノンケで一番の親友同志だという波多野結衣と藤北彩香に、撮影であえてレズプレイをしてもらおうという寸法です。
いやあ、ノンケ女子の一人として言わせてもらいますけど、これは超絶に恥ずかしいですよ!
素人娘と違って普段から女の子のカラミを見慣れているとはいえ、それはやっぱりお仕事。こういうのは親しければ親しい相手なほど照れちゃうもんなんです。
まずはそのへんのバックボーンをわかってもらうために、2人各々インタビュー。
「レズ撮影の話を聞いたときは『マジか~』と思った。彼女は弱いところがあるからいつも心配してる」という彩香ちゃんと、「女性が恋愛対象になることはないけど、彼女はAV界で一番大切な友達」だという結衣ちゃん。
どうも、年下だけどしっかりした彩香ちゃんが、泣き虫で子供っぽいところのある結衣ちゃんの面倒をみてるっていうのが2人の関係性のよう。
インタビューから互いにオマンコを見せ合う展開になっていくんですが、「波多野が恥ずかしがる反応見たいから見せちゃう」なんてイタズラ痴女的な発言をするのは彩香ちゃん。そしてもちろん先にキスして舌を入れてくのも彼女のほう。
一般的な役割で言えば、彩香ちゃんがタチで結衣ちゃんがネコってことになるんでしょうが、そうわかりやすくいかないところが友情レズの面白いところなんですよね。
肝心のレズプレイは、全部で3シーン。
最初は欲求不満の若妻同士という設定。旦那とセックスレスだという彩香をほわんとした色気の結衣が襲います。
2人の関係性から見ると逆のように思えるけど、さすが女優。乳首に唾をたっぷりのせてしつこく舐めたり、太腿をペロペロして焦らしたり、気心の知れた仲だということもあってか息はバッチリ。
続いては制服姿の女子校生姉妹。ウブで真面目なメガネっ子・結衣の彼氏を奔放な彩香が寝取ったという設定で、彩香が結衣にエッチのレッスンです。うーん、やっぱりこっちのほうがしっくりくるかなあ。
でも、やっぱり見どころは最後、素に戻った2人が設定のない親友同士としてからむシーンでしょうね。
これから始まるプレイのために爪を短く切りながら、普段は言わない思いのたけを伝えあう二人。
彩香が「思ったことを正直に伝えてくれれば、私がみんなに言ってあげるから」と弱い結衣をかばえば、結衣は身体が弱い彩香を心配する。このへんのくだりは、おばちゃんちょっと泣きそうになっちゃいましたよ。
そして、目に涙がにじむくらいお互いに対する行為が盛りあがったところで、自然にレズプレイへ突入。
性欲や独占欲なんかとは別のところで繰り広げられる愛撫が、じんわり心に染みます。
クンニで一回イッた後「まだイケる?」「......イケる」と笑い合ったり、「なんか女の子をイカせる男の気持ちがわかった。楽しい!」とテンション上がったり......。
最後は貝合わせでフィニッシュ。ヒリヒリするような欲望はないけど、ほっこりキュンキュン。うーん、これぞ真の友情レズ!
今までありそうでなかった形のレズプレイが見られる一本。
「ドロドロの濃厚レズで抜きたい!」って人には向かないかもしれないけど、私は見ていてあったかい気持ちになりました。オススメです。
文=遠藤遊佐
『女好きの女 (LADY×LADY )』
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13.04.03更新 |
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