特選AVレビュー『男魂快楽地獄責め ～戦慄のマルチプル・オーガズム研究所～ 第十五巻 (MotheRs）』

モデル体型の高身長美女が、人気男優の前立腺をまさぐる！　松岡セイラが指名したのは以前、撮影で凌辱・イカされっぱなしだったという沢井亮。今回はディレクターにK*WEST監督、さらにSMクイーン・青山夏樹登場で、新局面を迎えたマルチプル・オーガズム研究所。果たして男たちの命運はいかに？
女が男のアヌスを犯し、射精のみに依らない性的快楽で何度も絶頂へ導く「マルチプル・オーガズム」を追求した『男魂快楽地獄責め』シリーズ。
本シリーズはずっと、二村ヒトシ監督or真咲南朋監督がディレクションをしていましたが、ここにきてなんとK*WEST監督が登板！
自分たちもプレイに参加せんばかりの勢いで出演者を煽りまくる二村監督＆真咲監督とは違い、控えめに三歩下がって演出している、という印象のK*WEST監督。
男優の追い込み方や女優の痴女演技も、これまでの作品と比べるとかなりサラッとしています。
だからと言って作品が物足りないということは決してなく、濃すぎず薄すぎず、の絶妙なバランスで男のアヌス陵辱作品として成立しているのが、もう素晴らしいの一言に尽きます。

第1パートでは、チャイナドレス姿のスレンダー美女・松岡セイラちゃんとイケメン男優・沢井亮さんが、「男のアヌスを開発し続けて30年」のベテランアナル講師・風間蘭先生の指導のもとで、マルチプル・オーガズムに挑戦します。
男のアヌスに指を挿れた経験もなく、そもそも痴女的に責めること自体が不慣れな雰囲気のセイラちゃん。
沢井さんに求められるがままに、ハグしてキスして乳首を舐めてフェラして......と優しく進めていき、「恥ずかしいとこ、いっぱい見せて。我慢しないで声出してね」と天使のような囁き。
痴女というよりはご奉仕プレイのノリで現場の空気が温まったところで、いよいよ風間先生によるアナル施術が始まります。
アヌスの周りをマッサージしてから指を一本挿れ、前立腺を刺激すると、見る見るうちに巨チンを勃起させ、ガマン汁をダラダラ流しながら喘ぎ始める沢井さん。
そのままアッサリ射精してしまうのですが、一度出してもまったく萎える気配のない沢井ズ・チンポ。
「前立腺への刺激だけで射精した場合は萎えない」とは風間先生の弁ですが、とにもかくにもいまだビンビンのチンポを見て、「私もやってみたいなぁ」と立候補するセイラちゃん。
風間先生の開発により、入りやすくなったアヌスにスルッと指を一本挿入し、「おまんこみたい」と感想を漏らしつつ、非常に楽しそうに責めていきます。
そして「そろそろまんこにチンポを挿れたいな......」という段になって登場したのが、前立腺刺激グッズ「プロステート・ギア」。
これをアヌスに挿入した男性が女性のまんこにチンポを挿れて、バイブレーションをオンにすると、チンポの勃ちが良くなる。
さらに震動が女性側にも伝わって、男も女も気持ち良くなれる、という代物で、二人はもうノリノリ。
しまいには「大好きなオモチャ欲しい、って言って」と言葉責めまでしちゃうセイラちゃん、痴女としての成長っぷりが目覚ましいですねぇ。

第2パートでは、色黒＋筋肉質＋スキンヘッドで、太い腕にはばっちりタトゥーも入っている絵に描いたようなマッチョ男を、バドガールなセイラちゃん＆SMクイーン・青山夏樹さんの二人で痴女っていきます。
マッチョ男には目隠しをし、縄で拘束もしたうえで責めていきますが、イカツイ見た目に似合わずこの状況に怯える様子が、なんとも可愛らしい。
夏樹さんの責めも、いかにもSM女王様！みたいなあざとさが全然なくて、自然体でイジめてる感じがとっても素敵です。
そして痴女二人に乳首を弄られただけでガマン汁をダラダラ垂らし、アヌスを広げられると「恥ずかしい、怖い」と戸惑うマッチョ男、萌えの権化すぎ！
ゆっくり指をアヌスに挿入していくと喘ぎ声が少し高くなり、「何かおしっこ出ちゃいそう......」と呟くところなんか、もう初々しい処女そのもの。
代わる代わる顔騎で責められた後は、全身縛られて吊るされてしまいます。
縄で強調された胸を揉まれると、イヤイヤ言いながらもチンポはビンビンに。
最後は縄と目隠しを取って、アヌスを指で拡張していき、夏樹さんのペニバンでアナル処女喪失。
ペニバンでアヌスを突かれながら、チン先を電マで責められると、濃厚ザーメンを勢い良く発射！
ここで最後にセイラちゃんが優しくお掃除フェラしてあげるあたり、飴と鞭の使い分けが巧みすぎます。

全体を通して見ると、夏樹さんがメインで責める第2パートのほうが痴女作品としてのクオリティが高く、女目線で観ると男優のヤられっぷりに大変萌えるのですが、第1パートのセイラちゃんの初々しい責めは、男目線で観ると大変愛くるしい。
そういうバランスも含め、キャスティング・演出ともに本当に絶妙で、シリーズ中バツグンの出来と言っても過言ではない本作。
特に本シリーズ未見の方は、まずは入門として本作から観始めると良いのでは......と思わされるぐらいの快作です。

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『男魂快楽地獄責め ～戦慄のマルチプル・オーガズム研究所～ 第十五巻 (MotheRs）』

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