web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『ヒロイン残酷物語 Vol.07(GIGA)』 文=安田理央 国際防衛軍の一員である波崎弥生は、任務により人間がいきなり姿を消したという都市の調査に出向いた。そこで弥生が遭遇したものは、怪しげな戦闘員たちだった……。 |
スカトロや特撮ヒロイン物というマニアックな作品の多い「ZEUS」レーベルですが、これはその中でも特にマニアックなシリーズ。凌辱を超えた超ハードな拷問。血がピューピューですよ。ええ、僕はSM好きなくせに痛いとか怖いとかの方面はまるっきり弱いので、これほど見るのに勇気の必要だった作品はありませんでした。
国際防衛軍のブルーカゲレンジャーこと波崎弥生(沢井真帆)は、敵のアジトに侵入し、怪力怪人アゴンを倒すが、謎の女ボス・ソロウが現れるとアゴンを復活させてしまった。ソロウは生物の痛みをエネルギーに変えてしまう能力を持っているのだ。何度倒しても、復活してしまうアゴン。勝ち目のない戦いに弥生は遂に捕らわれてしまう……。
いつもの特撮ヒロインAVならば、ここでエッチな拷問を受けるわけですが、このシリーズでは、そんな甘いことはしないんですね。弥生は自分が持っていた刀で斬られ、太腿には鉄パイプが突き刺さります。そしてソロウの鋭い爪で脇腹をえぐられて……。当然の如く血がピューピュー。
もちろん特殊撮影なのですが、そうとわかっていても見ていると怖くなってきます。大の字に拘束されて窒息締め、そしてあげくの果てには四つんばいにされて刀で串刺しですよ。お尻から突き刺さった刀が口から出てきますよ。死んじゃいますって! さらに片腕を切り落とされます。弥生の苦痛エネルギーをたっぷりと吸収したフロウは巨大化(!)、ドスンと弥生を踏みつぶしてエンド……。
肌の露出ははほとんどなく、エロっぽいところといえば、せいぜいフロウが弥生の唇を艶めかしく舐めるシーンくらいですかね。フロウ役は、無修正の女王・桜田さくら姉さんなので、これは色っぽいですよ。
しかし、この方面がお好きな方には、十分に興奮できるんでしょうねー。血しぶきの量も凄いし、苦痛にのたうちまわる弥生の絶叫も、なかなかの熱演です。
しかし、実際にスーパーヒロインが敵に捕まったら、エッチな拷問よりもこういうことをされちゃうという方がリアリティはあるんでしょうね。憎き敵をわざわざローター責めしたり、浣腸したりなんてするわけないもんねぇ。
古くはあの「ギニーピック」、あとアロマ企画の「肉だるま」なんて問題作がありましたが、この「ヒロイン残酷物語」シリーズで火がついてジャンルとして定着しちゃったりするのでしょうか……。
文=安田理央
『ヒロイン残酷物語 Vol.07(GIGA)』
発売日:発売中
品番 :JHZD-07
出演 :沢井真帆・桜田さくら
収録時間 :71分
定価 :10,500円税込
メーカー :GIGA
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安田理央 エロ系ライター、アダルトメディア研究家、パンク歌手、ほか色々。この夏、ついに四十代に突入ですよ。もう人生の折り返し地点かと思うと感慨深い。主な著作に「エロの敵」「日本縦断フーゾクの旅」「デジハメ娘。」など。趣味は物産展めぐり。でも旅行は苦手。 |
08.07.06更新 |
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