WEB SNIPER's special AV review.
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地下の密室――そこには「マルタ」と呼ばれる性的実験材料が何人も閉じ込められていた。クスリを打たれ、犯し、犯され、弄ばれ……。強制的な興奮に我を忘れ、官能に悶えながらもわずかな理性で懊悩し続ける。そんな肉欲まみれの日々は天国か、それとも地獄か。「スケベなナイスバディ美人がえげつないポーズでハメまくる」という今のAVの主流とは一線を画しているわけでありますが、その中でも特に好き嫌いが分かれそうな1本ですね。
捕われの女達が性的実験の餌食になり、その意思とは裏腹に乱れ狂う――。
凌辱モノのAVや官能小説ではときどき見かけるお好きな人にはたまらない設定ですが、愛とか情とかがカケラもない動物のようなセックスは人によっては結構キツいかも。ヘンリー塚本監督の作品は演技や演出がしっかりしてるだけに、生半可な気持ちで観るとこの世界観の濃厚さにヤラれてドッと疲れてしまいそうです。
軍の監獄らしき場所に捕えられた“マルタ”と呼ばれる実験材料達。
彼らはある日、秘密の実験のため脳下垂体の刺激薬“オルガノベンダール”を投入されることになる。それを使うと理性のタガがはずれ性欲を抑えられなくなるのだ。
薬の威力により、チンポがないといられないセックスマシーンと化す女たち。役得とばかりにハメまくり、さらには男女のマルタ同士が動物のようにまぐわうのを見物して楽しむ看守たち。目を覆うような酒池肉林の宴――。7日間の実験を終えたマルタには、もちろん“処分”される運命が待っている。
どうですか。子供に見せたら泣きだしそうなこの救いのなさ!
元々FA作品にはバイプレイヤー的な実力派の女優・男優さんが多いけれど、本作は特に演技がリアルで思わず見入ってしまいました。
大の字に縛りつけられて電流責めにされたときの動きや、ぼんやりと何かを諦めたような表情。あと、もちろん発情したときのケモノじみたセックスもそう。ヤリたくてたまらなくなってる男女が欲望のままにヤリまくってるんだからいやらしいには違いないんだけど、なんだか空恐ろしいものを感じずにはいられません。
本編に登場するのは、男女8人の“マルタ”と5人の看守(うち1人は美女)。
抵抗できないマルタたちが、次々と電気ショックにかけられ、オルガノベンタールを注射されてセックス人形に仕立て上げられていきます。
まず最初の餌食は、M7号と呼ばれる中年男。看守の中の紅一点・Aoi(170\x87pの長身美女)に「おまえの唾をのませて」「今度はマンコを舐めろ」と命令され、バター犬のようにアソコをペロペロ。「ぶちこめ」と言われて狂ったように腰を振る姿はまるで動物です。
その後も、倖田李梨、結衣といった美熟女やロリ女優の辻あずきらが次々と実験台に。
中でも特に凄かったのは、マルタ同士を同じ檻に入れてファックさせるシーンと、辻あずきがお父さんほどの年の看守に輪姦されるシーン。
マルタ同士のファックは、言葉も発せず(もう何も言えなくなってるのかもしれません)ただただ「アア〜」とか「ウオ〜」とか叫びながら腰を振り続けるというもの。昔、秘宝館で観た馬の交尾ショーを思い出しましたね。引き離されると、絶望したように悲しみの声をあげます。
あずきちゃんに至っては、あえて自分の娘よりも年下のマルタを選ぶロリコン看守に、無抵抗にハメられて中出しですよ(あとで“処分”することが決まってるから中出しし放題という論理!)ああ、どんより。
でも、実は一番興奮したのはこのシーンだったりするから、わかんないもんです。
そういえば、発情して相手もいないのにエアセックスする結衣さんもすごかったなあ。
エロと恐怖と笑いって、実は隣合わせなんですよね。
文=遠藤遊佐
拘束台の上で無理やり発情させられ、凌辱に喜悦の声を上げる――
明日なき実験材料たちの哀しき淫反応!!
FLV形式 1.60MB 0分29秒
『女体監獄 性欲と官能の人体実験(FAプロ)』
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11.03.03更新 |
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