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口・唾液にまつわる嗜好を中心に、ヘンリー塚本監督が見せるディープなフェティシズムの世界。興奮の中で理性を失い、脳のエクスタシーに溺れていく男女の姿は、人間という生き物の複雑さ、そしてイヤラしさを存分に感じさせてくれるはず!! 唯一、ベクトルの違うのが第3話の「太ももとでっかいけつの穴」ですが、これはそれほどフェチ色は強くないですね。太ももにスリスリと顔を埋めるのが好きな実父と、お尻好きの彼氏が登場するんですが、まぁ、フェチというほどのこだわりは感じられません。延々とお尻をぶつけ合う尻相撲のシーンは面白かったけど(笑)。
それに比べて、ヘンリー監督自身の嗜好であると思われる他の4話は、やっぱり深いですね。何しろ第1話からして、「虫歯治療痕に異常興奮歯科医」ですよ。女性の口の中が見たくて歯医者になった男(好みの女性患者を治療する時はいつも勃起している)と、口の中を見せて興奮する女(北原夏美)の出会い。口の中を見ながらのセックスが、ちょっとシュールでいい感じです。
そして第2話は「惚れた男の生唾」です。唾液フェチの女(二岡ゆり)が主人公。彼(花岡じった)と会う前の電話の会話が最高なんですよ。
ゆり「早くたっぷりと唾が飲みたい」
じった「水分を十分にとっておくよ」
ゆり「口の中がいっぱいになるほどちょうだい」
じった「滝のような唾、飲ませるよ」
いやぁ、痺れますね。もちろん2人でラブホテルに入った後は、濃厚なキスと唾液プレイが展開されるわけです。日本のAVで最初にディープキスの卑猥さに注目したヘンリー監督ですから、このあたりの描写は、当然の如く素晴らしいのです。
第4話「40歳の兄貴と18歳の義妹 接吻フェチ」、第5話「72歳の老人と32歳の妾 接吻フェチ」もディープキスですが、4話の方はそれほどキスには重点を置いてない感じ。ソレに比べて第5話は、味噌汁の口移しプレイを延々と描いていて、かなりマニアック。唾液と味噌汁でビショビショになっていく姿が大変フェチっぽいです。
やっぱりフェチというのは、本当にそのフェチ嗜好を持っている人が撮るべきだなぁと再認識しましたね。そういう意味じゃ、本作は接吻フェチ、唾液フェチの人にオススメです。太ももフェチ、尻フェチの人には、ちょっと物足りないかな。いや、ホント、フェチって難しい世界ですよね。
文=安田理央
ピンク色に輝きながら妖しく蠢く口腔粘膜に勃起して
ハアハアと息を荒くしながら患者にのしかかる歯医者……
FLV形式 1.36MB 0分29秒
『ヘンリー塚本の変態性愛 フェチ(FAプロ)』
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11.04.16更新 |
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