WEB SNIPER's special AV review.
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関東地方のとある農村で繰り広げられる、家族の中でのドロドロSEX。夫と妻、義兄と弟の嫁、孫と祖母......。スリリングな秘密の行為に惑溺していく男女たち。他に楽しみのない田舎のこと。普段から農作業の合間に畑や道端でいちゃいちゃとセックスを楽しんでいたのだが、あるとき、東京に出稼ぎに出かける弟の嫁を預かることになる。性欲旺盛な男は、街で育った都会的な弟嫁に欲情し、人目を盗んで肉体関係を結んでしまう――。
古き良き農村に暮らす家族のセックス事情を描くエロドラマであります。
再生ボタンを押すといきなり画面が4:3のスタンダードサイズで驚いたんですが、クレジットを確認すると今から15年前、2004年にリリースされたもの。よく見れば農家の夫役の平賀勘一の髪もまだ黒々としていて、まさにヤリ盛り。私のようなオールドユーザーは、なつかしさでしみじみしちゃいますね。
しかし、なつかしさばかりじゃありません。やはり昔からこのテーマで撮っている人は一味違う。
AVが多様化するにつれて、こういった農村モノもいろんなメーカーで見られるようになったけれど、正直ただモンペ姿で青姦するだけの作品もある。でも本作は、昔ながらの日本の農家というバックボーンと、だからこそ生じるふしだらなまでのおおらかさをしっかり描いてます。
例えばドラマの冒頭、主人公の農家の長男(平賀勘一)が言うモノローグ。
「俺の家は本家といって、代々長男が家を継ぐ。下の弟たちは家を出て出稼ぎに行ったり、わずかな田畑を分けてもらって細々とやっていくか、どちらかだ」
つまり日本の農家において、長男は生まれながらにして一族の長。弟たちは出稼ぎに行くとなれば妻を長男に預けるし、中心である長男が性的にユルければ一族全員がモラルなしのユルユルムードになっていくわけです。
そんなお盛んな長男と一緒に暮らす家族は、巨乳の熟れた嫁と、嫁の母・いね(長男からすると義母)、そして息子の定男。ただしこの息子は長男の実子ではなく、サセ子の妹が若い時に産んだ子で父親は誰かわからない......と、なかなかにワケあり。
とはいえ家族はそんなことはまったく気にしない様子で、当たり前のようにちゃぶ台を囲んで暮らしています。いや、それどころかさらにワケありな関係が、当たり前のように次々と描き出されていくんですよ。
まず最初に描かれるのは、長男夫婦の性生活。
長男は一家の長ではあるけれどけして傲慢な男ではなく、むしろ愛嬌のあるスケベといったタイプ。ナイスバディを野良着に包み農作業に余念のない嫁と、年がら年中おまんこばっかりしています。
嫁が休憩中に汗をぬぐっているのを見れば「俺がしてやる」と胸元の汗を拭きついでに乳首をコリコリ。野良小便しているのを見れば近寄っていって小便で濡れたアソコをクチュクチュ。
それは家に帰ってからも同じで、嫁が「うんこが出ないのよ~」なんて言いながら寝床に帰ってくると「そうか! さすってやろう!」と浴衣をはだけて、なしくずしにセックスしちゃう。いくらナイスバディな嫁でも四六時中抱いてれば飽きがきそうなもんですが、そんな素振りは一切ありません。
いやー、女ならこういう殿方とつがいになるべきでしょうね。「性生活を長続きさせるには恥じらいを忘れないことが大事」とかいう女性誌のたわごとなんてクソくらえ! そんな直球勝負の性欲が痛快です。
さて、次に登場するのは、嫁の母親・いねサン。
婆さんというにはあまりにも若くみずみずしい義母(たぶん実年齢は40代でしょう)は、大声でまぐわう長男夫婦の営みを覗き見ては日々オナニーしてる。朝起きると、同じく夫婦のアヘ声に感化された孫が風呂場で裸になって汚れたパンツを洗っていて、なんと母子相姦ならぬババ孫相姦が始まってしまうわけですよ。
このくだりが、またなんともおおらか。
「ゆうべ母さんたちうるさくなかった?」
「ああ、うるさかったね。だから夢精したのかい?」
直球ズバリの物言いに孫がまごまごしていると(ダジャレではない)、「そういうときはね、センズリこくのさ」とチンポをつかんでシコシコ。孫も「ばあちゃん、おっぱい見せとくれよ」と嬉しいくらいの屈託のなさ。
いねサンも「ダメよ......」なんて野暮なことは一切言わず、嬉しそうに孫の手をひいて納屋の二階へ行き本格的にまぐわい始めます。モザイクはデカいし、気の利いた駆け引きなんて一切ないけど、板張床の上にバスタオルを敷いてひたすらハメるその空気感は、なんともいえずいやらしい。
そして最後に描かれるのは、長男と弟の嫁の関係。
本家の世話になることになった弟嫁・明子は、弟が出稼ぎ中に知り合い村に連れてきた都会の女という位置付け。もちろんスキモノの長男がそんな女をほおっておくはずがない。便秘症の嫁が農作業の途中で家にうんこしに帰ったのを見計らい、「ここは元々ぜんぶうちの畑だったんだよ」とよくわからない口説き文句で押し倒してしまいます。
「ここ、本当に誰もこないんですか?」なんて言ってた弟嫁も、大雑把かつ強引な長男マジックにハマり、気づけばゴザの上でバコバコ。
それから1年、弟が出稼ぎから帰ってくるまで2人の関係は続きます。時にはババ&孫カップルが納屋にヤリに行くと、長男&明子カップルが先客でいた......なんてものすごい場面もあってびっくり。でも、いねサンは少しも動じず「別のとこにしようか」と一家の長である長男に場所を譲っちゃう。
もう、出てくる人全員、欲望に忠実でおおらかなんですよ。世の中の人が全員こんなだったら、セックスレスとか「やらはた」なんて言葉生まれなかったんじゃないかなあ。
ちなみに監督は、昭和エロスの重鎮・川崎軍二。Wikipediaによると、なんと1936年生まれの御年83歳! うーん、確かにこの本能的なユルさやおおらかさは、リアルな昭和を生きた人でないと表現できないのかも。
昭和どころか平成も終わりを告げる2019年。じわじわと消えゆく農業エロスに思いを馳せてみるのもいいんじゃないでしょうか。
文=遠藤遊佐
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『農家の義母』(HOT ENTERTAINMENT)
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19.01.24更新 |
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