web sniper's special AV review.
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平成初期に発売されたアートビデオの王道的SM作品がカップリング復刻。平成もののAVと言えばつい最近の作品のように感じられるけれど、しかし……!? 亭主の借金の質にとられた若妻がヤクザ男2人から乱暴、狼藉、淫辱の限りを受ける『妖画SM 秘戯画報1』、男と女が刹那の快楽に堕落していく官能的な鬩ぎ合いの模様を描いた『改訂復刻版妖画SM 秘戯画報3』。ハードプレイも存分に盛り込まれた妖画の世界に、20年という時の流れと「妖」という字の意味をしみじみと感じさせる1本。主演は「1」がマニアの間では人気の高い叶恵子(森下亜弥)、そして「3」が11PMのうさぎちゃんとして名を馳せ、その後もSM方面で活躍した伊藤舞。これはオールドSMファンには見逃せませんね。しかも男優も「1」が甲斐太郎とアナル市原、「3」がジャンク斉藤と、これまた渋い!
いや、最初は昭和の作品じゃないのか、平成じゃあ最近だよ、だなんて思ったんですけど、考えてみればもう20年前の作品になるわけですから、立派にビンデージです(笑)。
「1」は夫の借金の質として囚われの身となった叶恵子がヤクザ男二人に凌辱されるという設定。
悶えながら和服を脱がされ、白い肌が露になっていく叶恵子がなんとも色っぽいのですよ。テーブルに縛りつけられての剃毛。ふたりがかりで全身を舐められると、次第に声が甘いものへと変わっていきます。
屈曲位で縛られての二穴責め、木の枝に両手を吊られての竹箒打ち、ローソク責め、逆さ吊りでのフェラと、責めもなかなかハード。
一方「3」では、はっきりした設定は語られませんが、こちらも男によって責められるうちに快楽に目覚めてしまう哀しい女を伊藤舞が熱演しています。
前半は縛られたままでのセックスが延々と続きますが(でも、これまた官能的!)、後半は極太張型挿入、そして逆さ吊りでの洗濯バサミ責めやローソク責めで圧倒されます。
逆さ吊りというのは、それだけでもキツイ責めなのですが、さらに股間へローソクを突き立て、大きく揺らしたりするのです。
しかも伊藤舞は「(ローソクを)もっと奥まで入れて!」と叫び、禁断の悦楽に酔った女の凄さを感じさせてくれます。
いや、今どきのAVならば、もっと過激な責めも珍しくないですし、女優のルックスのレベルも、もっと高くなっています。内容的にはヌルい作品だと思う方もいるかもしれません。
しかし、この全編に漂う妖しさは、80年代から90年代初頭にかけてのアートビデオならではのものなんですよね。ただ、縛られたまま犯されるだけでも、どこかタブー的なムードを感じさせてくれます。
それはぼんやりとした幻想的なライティングや、和室・和服の醸し出すレトロ感によるものなのかもしれません。でも、今のSM作品では、この味は出せないでしょう。本家アートビデオですら無理でしょう。やはり、時代のムードなんだなと思います。
だから、我々はアートビデオの復刻作品に手を出してしまうのです。今から何十年か後に、今のAVが復刻されるとしたら、今のユーザーはこんな風な思いを持って、その作品を手にするのでしょうか?
文=安田理央
乱暴、狼藉、凌辱……女殺しの様々な官能地獄が妖艶裸体を苛み抜く
昭和レトロ調和風SMグラフティ!!
FLV形式 3.88MB 1分20秒
『妖画SM秘戯画報1+3(アートビデオ)』
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