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スナイパーAVレビュー!
豪華スタッフとキャストで贈る、凄惨ながらも淫靡な女郎緊縛物語。馴染みに買われ、異様な責め苦に堪え忍ぶおゆう。心に秘めた男に操を捧げ、処女のおゆうが別の男の怒漲をえずきながらくわえ込む……。ヒロイン役・川上ゆうの凄みの利いた演技力に注目!! おゆうは、徳兵衛という男ひとりに買われている女郎。しかし徳兵衛は決しておゆうを抱こうとはせず、彼女を痛めつけることだけで満足しているのです。
もちろんこの徳兵衛とのプレイは見どころです。真っ赤な着物を着たまま縛られてのイラマチオ。喉の奥までペニスで突かれて苦しげな声を漏らし、許しを乞うおゆうですが、もちろん許されるはずもありません。
さらに屈辱的な顔責めや乳首を縛られる糸責め。それらは決してハードな責めではないのですが、川上ゆうの反応が素晴らしくて、ぐいぐいと引き込まれます。SMというのは、女の反応が全てなのだなと、改めて思い知らされます。
女将による蝋燭責めも圧巻です。徳兵衛に不満を抱かせたということで、おゆうがお仕置きを受けるのですが、蝋が尻肉に落ちる度に、切なげに歪む表情のエロティックなことと言ったら。
個人的には、あまり蝋燭責めというのは好きではないのですが、それでもこのシーンには見入ってしまいました。それほど蝋燭責めを受ける川上ゆうが美しかったのです。
しかし、実はこの作品のハイライトはそうしたSMシーンではなく、意外なところにありました。
おゆうが密かに思いを寄せていた使用人の伊蔵との処女喪失の場面です。AVで7年も活躍して現在29歳。酸いも甘いも噛み分けたベテラン女優である川上ゆうが、処女喪失を演じるといったら、ちょっと驚くくらいにミスマッチじゃないですか。
しかし、川上ゆうは見事にそれを演じてしまうのです。おゆうは、徳兵衛一人に買われている身ですから、伊蔵に処女を捧げてしまうということは許されないのです。それでもおゆうは伊蔵を受け入れたかった。そしてその破瓜の痛みと喜びを表情と、身体の演技で完璧に表現しているのです。痛みに震える白い肢。思わず伊蔵の背中を抱きしめる腕。体の隅々までが、きちんとその感情を描き出しているんですね。
ああ、これが演技というものか、と思いましたね。
前述の通り、責め自体はハードなものではありませんが、ひとつひとつをじっくりと描いているのもいいです。あなたが単なるハードプレイファンではなく、SMファンであるなら絶対に満足できる作品だと言えましょう。
文=安田理央
『縛られ女郎 おゆう(タイヨーFC会)』
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11.10.25更新 |
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